4.金獅子・黒獅子のアクロバット対決のシーンからして興奮してみれる。 それでいてラスボスとの長く痛々しく濃い対戦。 原っぱで素手の対決、武器は一切ナシよ。ひたすら殴る蹴る。 というか、ひたすら殴られ蹴られて体張る。素晴らしいじゃないかよ ヤングマスター 時折、おちょくるように出てくるユン・ピョウで豪華さが増す。メガネのおっさん たまに地方で見かけるオロナミンCの看板のオッサンになんとなくどことなく雰囲気のみ似てる。 そしてなにより、脚本ジャッキーというのが嬉しい限りだ すごい!面白い! 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2012-05-11 21:49:02) (良:1票) |
3.物語なんぞそっちのけ、映画という世界の中でひたすら暴れまわるジャッキー。いや、「映画を駆使して暴れまわる」とでも言うべきですかね、いやホントに、実にデタラメで、それでいて丁寧で(どっちやねん)、映画の持つ自由さというものを満喫できる作品です。漫然と屋外での格闘シーンが続くもんで、まあかなり手っ取り早く撮影はしたんでしょうが、それでもカットによって天候が変わってしまうのは御愛嬌。で雑な作りなのかと言えば、しっかり計算された切り返しも見せてくれたり。で、中身は無し。だいたいあの中盤の水浴のシーンなんて、ジャッキーの露出狂ぶり(?)(実際、映画でよく脱ぐよね)が発揮されただけで、ストーリーも何もあったもんじゃないんですけど、わざわざこんなシーンを入れる。狭い個室でのドタバタ、どっちかって撮影も面倒だろうに(壁を取っ払って切り返したり)、でもあえてこんなシーンを入れる。ストーリー展開なんて無視して、ひたすら飛び跳ね暴れ回る、しかしそれは、まさに「映画をというものを駆使して」暴れまわっているのですね。勿論、肉体を徹底的に駆使することもまた、本作ではすさまじいばかり。ラストの一騎打ちのすごいこと、そしてしつこいこと。そして、そもそも何故、これほどまでボロボロになりながら戦い続けなければならないのか、ほとんど必然性が無いこと。身内を殺されたとか何とか、この壮絶さに見合うだけの「戦う理由」がここには無いのです。無いのに戦い続け、メッタ打ちにされ続ける。はっきりした理由の無い、しかし壮絶極まり無い死闘。純粋にその“凄まじさ”そのものが、観るものを惹きつけて、もうこうなると、いつ果てるとも知れぬ戦いを観ながら、笑いそして泣くしかないのです。これぞアクション映画。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2011-05-13 01:01:10) (良:1票) |
2.ジャッキー・チェンの初期作品の集大成と言える一本。今まで鍛えたカンフーの技をこれでもかとばかりに次から次へと見せてくれる。確かにストーリーは大雑把な作りで最後になぜこのおっちゃんとこれ程までの死闘を繰り広げているのか分からないのだが、あらゆる小道具を見事に操るアクションはどれも一級品の出来栄えでその芸術的な美しさに驚かされる。脚本と監督もこなしたジャッキーが世界に認められることとなった記念碑的な作品。 【WEB職人】さん 9点(2004-10-10 22:10:01) (良:1票) |
1.話自体はあってないような簡単なモノ。しかしジャッキーの脚本&監督とあって、小物を使ったアクションなど”見せる面白さ”が増えて、コレ以前のジャッキー作品とは一味違った作品になっている。そしてラストの1対1のバトルがこれまた面白い。凄い迫力と長さだけあって、このシーンを撮り終えたジャッキーの体はボロボロだったとか。メチャメチャ強い大悪党キムを「ドラゴンへの道」のウォン・インシク(おーまーえーが、タンロンか!)が演じている所はカンフー映画好きにはたまらないところだ。 【カズゥー柔術】さん 9点(2003-11-21 01:25:19) (良:1票) |