8.生活に困るからエドウッドと一緒に仕事はしたくないけど、友達になりたい。 【ゲソ】さん 10点(2004-06-02 02:23:22) (良:2票) |
7.《ネタバレ》 ベラが大ダコと格闘するシーンはせつないですね…仕事だから、そしてエドが好きだからこそやったんだろう。そんなベラのために彼の退院後、嘘の撮影をするエド、そういう繊細で優しい一面を持ってるのもエドの魅力ですね。けどそのフィルムを映画に利用して勝手なナレーションを付けてしまうあたりは、いかにもエド・ウッド!映画バカです。ベラもそんなエドが好きだったに違いない。エドの映画バカぶりと情熱、周囲の人達(特にベラ)との友情に泣き笑いでした。才能は無いが、どこまでも前向きで諦めることを知らないエド、そのエドに魅せられた人達、愛すべきバカの物語です。こういうの大好き! 【ペリエ】さん 10点(2004-05-23 22:24:02) (良:2票) |
6.ジョニーデップの目で語る演技に脱帽もの。何をやってもすごい人だと感じる俳優です。才能は無いけど、人一倍映画を愛する心と、人に対する愛情が一杯詰まった、とってもあったかくて、ちょっぴりへんてこりんで…でもとってもいい映画です。 【のの】さん 10点(2002-06-17 22:41:00) (良:2票) |
5.《ネタバレ》 無条件に本作が好きなのですが、それは何よりティム・バートン監督の映画への愛が画面から滲み出ているからです。もうジョニー・デップが登場するまでの映画の物語に相応しいオープニングシーンから既にタマりません。 〝ワンダーキッド〟のオーソン・ウェルズではなく〝史上最低の〟エド・ウッドの物語であるからこそ余計に愛しく、デップが女装をバッチリ決めて演じていることからもエドに好意的なのは当然なのですが、他の役者もみんな良く、特に棺桶から登場し棺桶で退場してゆくマーティン・ランドー演じるベラ・ルゴシの素晴らしさは格別です。 ルゴシが子供たちを驚かそうとマントを羽織るシーン(「市民ケーン」みたいに天井を意識してる?)、タコと格闘する前にひっそりとモルヒネを打つシーン、あるいはエドがルゴシの家を訪ねるシーンはいつだってゾクゾクします。バートン監督はエド・ウッドと同様にルゴシのことを愛し、さらに敬意を表しているのでしょう。故にルゴシの生前のラストシーンで道端で演技を始めるとローアングルから仰ぎ見る。それは恐怖の演出ではなく尊敬の眼差しであり、彼の退場後はややつまらなくなると言ってしまっても良いほどです。 そして、さらに最高に感動的なのはエドがルゴシの最後のフィルムを見ているシーンで、この至福の空間の訪れに涙が出そうになるのです(このルゴシのシーンにナレーションをかぶせちゃってるエドはやっぱり最低だ!)。 【ミスター・グレイ】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-11-15 23:52:41) (良:1票) |
4.ティムバートンのエドウッドに対する愛情や尊敬にあふれていて、こっちも胸が熱くなった。笑えるところもきちんとおさえてあるので、肩に力が入りすぎずに観ることができるし。ラストもハッピーエンドにしたのは正解。プラン9が完成した後のことまで描いてしまっていたら、いったいどうなっていたことやら。ただし、エドの作品たちへの知識がないと、楽しめないシーンもあるかも。 |
3.とりあえず現時点ではティム・バートンの最高傑作。今後もまだまだ傑作をモノにする無限の可能性を秘めた監督であるので、あくまでも現時点ではとだけ言っておく。ジョニー・デップは単なるハンサムボーイで売り続けようと思えばそういう道もあるだろうと思うのだが、敢えてこういうクセの強い役で勝負しようという強い意志が伺い知れて頼もしい存在である。おバカなドタバタの中にも、監督自身の映画に対するとてつもない愛情が感じられる、同レベルの熱狂的な映画バカに捧げられた作品として、こればっかりは絶対に譲ることができない。テーマは「人はどこまで映画バカになることができるか」または「映画は人をどこまでバカにならせることができるか」。史上最悪の映画監督は、たぶんティム・バートンが本当になりたい映画監督でもあるのだろう。万歳。 【anemone】さん 10点(2003-12-09 00:00:09) (良:1票) |
2.エド・ウッド、ベラ・ルゴシ…彼らは哀れだったのだろうか?ティム・バートン独特のオブラートに包まれて描き出される彼らの生き様はとても愉快であると同時に、悲痛なまでに厳しく切ない。きっと実際にはもっと悲惨な現実があったに違いないと思う。でも、ユーモラスな映画の中に溢れる締めつけられる想いは、決して彼らのあらゆる意味での“不遇さ”に対してではない。環境はすこぶる劣悪だ。しかしそれでも映画を作り、夢を撮る。そしてそこに自らが生きる喜びを見出す。その不器用なまでに頑なで直向な姿に胸がこみ上げるのだ。分かりきったことであろうが、そこに“優秀な者”はいなかった。誕生したものも優れたものではない。しかし、傾きながらも寄り添い、合わさって生み出した彼ら自身の人生は、何よりも価値があるものに違いない。 【鉄腕麗人】さん 10点(2003-10-31 12:56:12) (良:1票) |
1.なんど、見てもおもしろい。てゆーか、なんどでも見れる映画だ。理由は、ただ、ストーリーがおもしろいとか言うのではなくて、随所に面白いポイントがある。ポイントごとにそうであるかないかは、人によって違うのだろうけど、私にとっては、最高である。たぶん、ティム バートンの感性にあうんだろうな。たぶん、普通の考えのひとにもそうだけど、さらにcrazyなひとには、もっと受けるようなしこみをしてるんだろうな。 【ウミト ダハラ】さん 10点(2001-12-22 00:40:29) (良:1票) |