97.ビデオの裏に、「ラスト二段のどんでん返しは友達には言わないで下さい」みたいに書いてあった。ビデオ版ではその場面はカットされていることをその時は知らずに、ビデオの最後に収録されていた「主題歌」と「NG集」が二つのどんでん返しなんだと自分を納得させていた。【追記】ビデオを見た翌日テレビが壊れてしまい、買い換えるハメになった。本当の話だ。マイク伝説がまた一つ…。 【プミポン】さん 0点(2004-09-25 10:00:51) (笑:4票) |
96.甘く濃厚なラブシーンに、もし「電動こけし」が出てきたら、あなたはどう思うだろうか?恐らく多くの人は、生々しくも美しい愛のシーンがこけしによって壊されたことに落胆あるいは怒りを感じるだろうと思う。 晴郎には映画への愛は間違いなくあった。私の記憶が確かならば、映画の宣伝担当から始まり、映画評論家という売れなければ霞すら食えない稼業に足を突っ込んだ男。食えない仕事をあえてやるというのは、そこに並々ならぬ思い入れがあるからに他ならない。その「思い入れ」こそが、愛なのだ。過剰な愛は時に身を滅ぼすこともあるが、運良く晴郎は映画評論家としての名声を着々と積み上げていった。 そしてその愛が形になったのが、まさしく「シベ超」である。何を思ったか晴郎は、映画への愛を形に残そうとしてこのシベ超を作った。愛はあった。しかし晴郎には、大切なものが欠けていた。「女を満足させるテクニック」---観客を満足させるテクニックや演出、技術である。そこで愛を示すために晴郎は何をしたか?---電動こけしを惜しげもなく使ったのだ。愛する女を幸せの絶頂にしたくても、自らの体ではそれを示せないと知った時、男は電動こけしで幸せにしようと考えたのだ。私はそれを否定しない。例え電動こけしでも、その手段が「愛」から来るものであれば---全く揺れない列車、外人を出してゴージャスにしようとハリウッド俳優ではなくI事務所の外タレ起用。何の前触れもなく舞い降りるひらめき。そして強引なほど狂おしい戦争反対のメッセージ。愛はあっても、それを表現できない男のもどかしさが、これらに存分に溢れていた。繰り返すが、私はこれを否定しない。テクニックがあっても愛がないプレイボーイより、テクニックが偽物でも愛を感じる方を私は選ぶ。ここには三文ラブストーリーなんかより遥かに深い愛の真実がある。ああ・・・映画って本当に、素晴らしい・・・
追記:シベ超に関する怪奇現象が数々報告されているが、私の体験を紹介しよう。私のデッキは通常テープを入れると自動的に再生が始まるのだが、テープを入れても再生できずデッキから吐き出されてしまう。古めのテープで2、3回そういうことはあったが、シベ超の場合は覚えている限り20回トライし、その度吐き出された・・・それ以上の回数は分からない。やはりシベ超には私たちの知らない何かがあるのか?結果が分かり次第、追って報告する(嘘) |
95.やられました・・・。圧倒的な差での完封負けでした。 サッカーに例えると、15対0ぐらいのありえないような点差で負けてしまったという感じです。 【試合詳細】前半は車掌さんのキープ力と多彩なパスに翻弄され、その後は部下の軽快なドリブル突破や、ほとんど動かないで眠っているような司令塔でありながら決定力は抜群の殿下にズバズバとゴールを奪われ続けました。 【得点者】殿下11点・車掌2点・部下(丸い方)1点・揺れない電車1点。 噂通りの無類の強さぶりでした。今後もきっと数多くの方が撃沈していくと思います。 ファンの多さももちろんのこと実力的にも優勝候補筆頭でしょう。 【BOW】さん 0点(2004-09-16 11:21:54) (良:1票)(笑:3票) |
94.オイラ「シベ超」観たぜって言いたかったんだ。ありがとうマイキー・・・1点やるよ |
93.今更こちらに書き込むのも躊躇われますが、折角観た以上は一言寄せたいと思います。 皆さんの全てのレビューに目を通したわけではないのですが、多くの方がおっしゃっているとおり、この作品は、水野さんの映画に対する情熱と愛情の成果物なのでしょうね。反戦へのメッセージには共感を覚えます。だから、評価すること自体に疑問を感じてしまいます。これが「水野作品」でなければ、間違いなく0点ないしは1点でしょう。でも、そう簡単に低評価して良いものかどうか迷わざるを得ません。この作品への評価が、即ち水野晴郎という人物への評価ではないからです。点数による作品評価の限界を感じました。「評価困難」あるいは「評価対象外」みたいな選択肢があればなぁと思った次第です。 残念ながら、私には「シベ超シリーズ」の残りの作品群を観たいという気持ちは起きませんでしたが、日本映画にとっていろいろな意味で貴重な作品だと思います。 ちなみに、出演されてる外人さんたち、いろんな再現フィルム(地上波バラエティ番組)でお馴染みの方ばかりですね。劇場公開版ということを忘れてしまいそうでした。 |
92.演じていた水野晴郎がとても楽しそうだった。水野晴郎が楽しくやっててくれてればそれでいい。 【エムラ兄妹】さん 1点(2004-08-16 12:41:34) (良:1票)(笑:2票) |
91.いや、皆さんの仰るとおり、出来としては最低で、反戦映画としてもサスペンスとしても破綻しているし、ツッコミ所も満載。んが、あの二回目の「どんでん返し」を観ながら、僕は何故だか妙に爽快・痛快な気分になってしまったのです。ちょっと話がずれるけど、現代ってとっても「自意識過剰」の時代だと思うんですよ。多くの人が他人の目を気にしてて、カッコ悪く見られる事を極度に嫌うし、だからやりたい事があってもなかなか出来なかったり、もしくは誰かの安直なモノマネになってしまったり。そんな風潮にあって、ここまで天真爛漫(いや、傍若無人か?)にやりたい事をやってしまう水野氏の姿には、何だかとても清々しさを感じてしまうのです。ある意味水野晴郎って、現代のドン・キホーテなんじゃないかな(当然ぼんちゃんがお供のサンチョ・パンサ)。本来のドン・キホーテが当時の世相に対する風刺であったように、ニコニコ笑いながら「シベ超」シリーズを作り続ける水野氏の姿は、その存在自体が「批評」になり得てる。そりゃ、風車に闘いを挑もうとするオッサンは滑稽だし、それを嘲笑う事は簡単だけど、でも多くの人が闘おうともしてないじゃん?と僕なんかは思います。あー、それにこの作品って実は水野監督の「映画」に対する熱~い想いがこもった「恋愛」映画でもあるんじゃないかな。つまり、昔からずうっと好きだった相手に、還暦も過ぎてからやっとの思いで出したラブ・レター。確かに文章はトンデモだし字もヘッタクソだけど、そんな「老いらくの恋」を嘲笑する事は、僕には出来んです。きっと「シベ超祭り」にも参加してるファンの方々の少なくない人たちがそんな水野監督の「想い」に打たれてるんじゃないかな…ちょっと真面目に書き過ぎたかもしんないけど、マジでそう思う。 【ぐるぐる】さん 7点(2004-08-12 19:14:12) (良:12票) |
90.晴郎の演技は期待以上。 【rexrex】さん 0点(2004-07-17 12:38:44) (笑:2票) |
89.久々に腹が痛くなるくらい笑った。 【ムート】さん 0点(2004-07-11 06:27:26) (良:2票)(笑:2票) |
88.水野晴郎の人生は、負け続きでした。外地での敗戦(父は職業軍人)、中学中退。彼がNTVの映画番組の解説者として世に知られるようになるのは、39歳のとき。しかし、その番組を降板しての出馬。そして(本人にとっては)まさかの落選。番組に復帰した水野を待っていたのは、世間のあざけりと、男色(デブ専)の噂でした。クイズ番組や情報番組の司会に乗り出しますが、失敗。本作は、そういったどん底の時期に制作されています。さらに本作は、作品的にも、興行的にも惨敗します。水野の設立した「ウィズダム」は、本作の配給・制作を手がけ、そのために倒産。しかし水野は、ここで信じがたい決断をします。「シベリア超特急」のシリーズ化に専念するため、番組司会を再度降板・・・このとき、水野は65歳。水野にとって「シベリア超特急」は、最後の挑戦、退路を求めるよりは討ち死にする覚悟だったのだろうと思います。その姿が「無様」であるほど、私はそこに「有終の美」を感じます。本作をこれから鑑賞しようとする方は、「シベリア超特急」を1本の映画作品として捉えないでほしい。水野晴郎という「老兵士の散花」を見届ける覚悟で、どうか本作に挑んでいただきたいと思います。--------------------水野は昨年、スカイパーフェクトTVの専用チャンネルにて「ファン待望の映画解説者としての復帰」を果たしました。番組名は、「水野晴郎の発掘!エロエロ映画館」。 水野の挑戦は、まだまだ続きそうです・・・誰か、とめて・・・ 【DONGYAOS】さん 0点(2004-07-07 20:22:52) (良:6票)(笑:5票) |
|
87.まだ悪気がないから許せる。「悪魔のしたたり」あたりよりはずっと人間味がある。ダメだけどね。ダメなんだけどね。 【コジコジ3】さん 2点(2004-06-24 09:08:06) (笑:2票) |
86.こ・・・これは一体・・・!? |
85.もうだめだ…(いろんな意味で 【キリキリマイ】さん 0点(2004-06-14 13:58:27) (笑:5票) |
84.♪伝説の男~伝説の男~晴郎晴郎ビバ晴郎!晴郎~これからも~伝説を作ってくれ~ボボボボン!センキュー♪ 【膝小僧】さん 0点(2004-06-12 23:38:47) (良:1票)(笑:3票) |
83.世紀の問題作!!マジなのかウケなのかわかりましぇん。ゴミか傑作かムズカシイ! 10点か0点か悩む。でもこれだけ話題になるし、レビューも多いのであえて伝説の映画として10点献上! 【シベリア通勤快速】さん 10点(2004-06-12 14:45:17) (笑:2票) |
82.レビューに書かれた声に押されて、ついに私も「シベ超」を鑑賞する機会に恵まれることが出来た。近くのレンタルビデオ店には、第一作から第四作まで、全てそろっている。神の導きだとしか思えない。意を決して会員登録を済ませ、いざ借り出そうとしたら、異変が起こった。店の管理用パソコンが、突然動かなくなってしまったのである。さすが、さすがは「シベ超」だ。店員のケアレスミスだったので、何なくパソコンは動き始めたが、何やら不吉な予感がする。私は慎重に家までの道のりをたどった。 一週間レンタルとは、実に便利なシステムだ。期間中、私は、三度「シベ超」を鑑賞した。明日には店に返却しなければならない。名残惜しい気がする。 鑑賞し終えると、その都度、私の口から「Viva!」だの、「Great!」だの、「Amaging!」だのと言った横文字が飛び出していたが、腹の奥底で、「四面楚歌」、「七転八倒」、「艱難辛苦」などの、どちらかと言えばネガティブな四文字熟語が、ぐるぐると渦を巻いて回っているのに気付かされた。 水野晴郎氏の、「映画への愛」と言う名の狂気がぶちまけられた93分。全くすごい。すごすぎて涙が出そうになるくらいだ。「かんべんしてくれ」と叫んで、土下座したい気にもさせられる。この次は、ニ作目から四作目まで、一気に借りて鑑賞することにしよう。ただし、大量のアルコールが必要になるとは思うが。 【Acoustic】さん 0点(2004-06-11 22:40:05) (良:2票)(笑:10票) |
81.愛すべき糞映画。小学生のときにやった学芸会を思い出しました。 【新井】さん 0点(2004-05-30 12:40:02) (笑:2票) |
80.そびえ立つ糞。 【モチキチ】さん 0点(2004-05-23 12:00:30) (笑:2票) |
79.映画好きの間で語られるシベ超伝説を遂に観た~っていう達成感と感動で失禁寸前、全身の筋肉が弛緩してます。さすがにスゴイモノ見させていただきました。それもこれも浅草キッドのおかげ(せい?)ですが、 もっとプッシュして行くべき作品だと思いますよ、これは。やはり映画ってのは多くの人に見てもらってこそ輝くわけですから少なくとも友人知人には薦めるべきでしょうね。(もちろん説明付きでないと人格疑われますが…)そういう魅力は持ってます。 ところでMIKE大将、一体何作まで出すつもりなんでしょうか?見なきゃイケナイこっちの身にもなって欲しいです。しかし、もう一回観るっていうのは、ほとんど拷問に近い。ジャイアンリサイタル的映画 ほげぇ~ 【HLB傭兵】さん 0点(2004-05-10 20:12:39) (笑:4票) |
78.気になって先日初めて見ました。水野晴郎氏のこだわり?ってかストーリーが全然繋がってない気がするんですけど。映画が好きなのはよく伝わりますが、これからは解説を頑張ってください。 |