5.《ネタバレ》 この苛立ちは「パール・ハーバー」を思い出します。①ヒロインの自己中な男選びが目に付き、腹が立つ。②必要以上に助けるアブーの存在も不自然。③登場人物が多い上にキャラ分けが出来ていなく、誰が誰だか把握しにくい。④ハリーの策なしで敵陣地に捕まりに行く、無鉄砲な行動に感情移入できない。⑤あの劣悪な環境の中で、死んで再び生き返る超レアアイテムを使用し、成功するご都合主義に不満。なんにしろ、不満が多くて後味が悪い。ラクダの血を吸うシーンはトラウマになりそうな映像でキツイ。この映画を見て最後に一言・・・私にはとてもじゃないが砂漠での生活は無理です。 【マーク・ハント】さん [地上波(字幕)] 0点(2009-07-12 03:08:02) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 予告編を見て、戦争に敢えて行かなかった男の苦悩の話かと思いきや、結局主人公は自ら戦地へ行き、同等以上の危険をくぐりぬけていっちゃったりします。その割に主人公の存在感も薄く、なんだかなぁって感じのがっかり映画。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-04-22 13:00:16) (良:1票) |
3.もの凄く古臭い戦争メロドラマ。原作が古典だからしょうがないのかもしれませんけど、そもそもこの物語を21世紀に映画化した意義が全く見出せません。たぶん製作側としてはメロドラマではなく、「戦争に行かない者は臆病者である」という唯一点に、戦時下の国策映画としての意義を見出したのでしょう。それが証拠に、本作はアメリカとイギリスの合作です。それに、大儀なき戦争に於ける戦う目的に、「隣にいる戦友の為」という常套句を、ここでも性懲りも無く繰り返してる。「角陣」の戦闘シーンなんかそれなりに新鮮でしたけど、話がこれじゃどうしようもありませんヨ、4点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-06-12 00:08:41) (良:1票) |
2.予告で見たときはかなりおもしろそうだったんですけど、なんかスッキリしませんでした・・・。あとからあんなにがんばるんだったら最初から行けばよかったのにとか、収容所に助けに行ったときも何の作戦もなく入って行ったりして・・・。 もっとすごいことしてほしかったです。。。 【mako】さん 5点(2004-02-04 10:01:22) (笑:1票) |
1.全体的には、恋愛模様も戦闘シーンの見せ場も過不足なく、まずは手堅く纏め上げられているという印象をもったが、やや説明不足の感がある事も否定できない。で、捨て身で戦う男の真の勇気と友情というのが、本作のひとつのテーマとして挙げられるのだが、要はぼんぼん育ちの主人公ハリーが、士官以外に生きる道はないと悟るまでの心の葛藤や、勇気というには余りにも無謀で場当たり的な行動といったものに、説得力がないのである。だから再三に渡って窮地に追い込まれてしまうのだが、事あるごとに砂漠の黒人の傭兵に助けられるという情けなさ。この辺り、ほとんど通俗アクション映画のようなご都合主義で貫かれていて、この謎の傭兵こそが物語の真の主人公ではないかと思えるほど、ハリーの影は薄い。結末も予想通り甘ったるいものになっているが、それでも大スケールの迫力ある戦闘シーンは見応え十分で、砂漠で敵に四方から囲まれ攻め起てられるシーンを俯瞰で捉えた構図などは実に解かりやすく、そういう意味では、撮影の素晴らしさがこの作品を支えていると言ってもいい。 【ドラえもん】さん 7点(2003-11-06 00:19:29) (良:1票) |