5.ありがちなハッピーエンドは正直好きじゃない自分にとってラストは凄く見ごたえある出来でした。「衝撃のラスト」という言葉はこういう映画の紹介に使うべき 【am】さん 8点(2004-01-26 08:40:52) (良:2票) |
4.何だかとにかく、すべてが偶然の導きによって進んでしまう妙な展開。普通なら見逃してもおかしくないどうでもいい事を、ストーリー展開に都合いいようにイチイチ気にする登場人物たち。お陰で見事に泥沼にはまっていってしまう(都合いいなア)。こりゃどう考えても脚本が悪い。会話に説得力が無いんですよね。だがしかーし。この映画の命は勿論、ストーリー上のサプライズにあります。私も「実はコイツが黒幕だとか?」なんて事を色々考えながら観てたんですが見事一本とられました(まあ、偶然頼みの展開だもんで伏線が弱いせいじゃないの?という気もしますが)。映画としてのクオリティで云々するなら、確かにあまり誉められない、でも確かに楽しませてくれた本作。アイデア先行で小説としては未熟な、昨今のいわゆる「新本格推理小説」の一部に近いものを感じます。私はこれらをあまり頭ごなしに否定したくない。映画だってミステリーに挑戦するなら、やはりアッといわせるアイデアを盛り込んで欲しいですよね。多少欠点があっても驚きのある映画は歓迎です。島田荘司氏の本格ミステリー宣言なども思い浮かべながら、そんな事を思います。 【鱗歌】さん 7点(2004-11-13 21:04:59) (良:1票) |
3.ティム・ロビンスって、ああいう演技もできるんだ、と感心した映画。あの口をあまり開けずに話す芝居がコワイ。テロというのは抑圧のはけ口(正当な手段では意見表明やその意見に基づく社会を実現することのできない個人・団体が、自己の意見を認めさせる目的でする表出行為)なので、匿名のテロってあり得るのだろうか? との疑問があるものの、よくできたサスペンス映画だと思う。 あと、どうでもいいことであるが、ジェフ・ブリッジスが名優か大根かという議論は、水谷豊が名優か否かという議論に似た側面があるのではないだろうか。どちらの意見に与するかは、あの癖のある演技を「味」と見るか、「わざとらしい」と見るかの差で決まる。 【山の木屑】さん 7点(2004-03-28 16:11:08) (笑:1票) |
2.凄い驚いた。アメリカであんな落ち、いまなら出来ないのでは。当時でもかなりの引け目は感じたと思う。ある種のタブーに果敢に挑んだチャレンジャーな作品。 【Figure4】さん 10点(2003-04-19 18:40:08) (良:1票) |
1.悪趣味にも正義が負けるってのを一度見てみたかったが、実際見るとヘコみますね。 【サイコ】さん 7点(2002-10-21 14:52:44) (笑:1票) |