74.このデニーロは、他のデニーロと違う。このアルパチーノは、他のアルパチーノとは違う。凄いなあの一言。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-01-06 14:26:18) (笑:1票) |
73.史上最強の続編。デ・ニーロかっこよすぎ。それに対してパチーノが痛々しい。対比平行という形式をよくコッポラは考えたなぁ、といまさらながら感心してしまう。 |
72.《ネタバレ》 本当に何度見てもすばらしい。 今回見直してみて感じたこと、2点述べたいと思う。 まず「人生の収支」について。 ヴィトはコソ泥仲間に先駆けて、いちはやく人殺しを行った。しかも誰に強制されるでもなく。普通に考えたら、ヴィトは仲間よりもダントツにひどい人間だ。 ところがヴィトのその後といったら、町の住民には尊敬され、商売もうまくいき、仲間にも慕われ、妻にも愛され、多くの子供を授かり、あげくのはてに両親の復讐まで成し遂げる。そして彼に倒された多くの敵と違って穏やかに死ぬことができた。 彼の才能と努力のたまものといってしまえばそれまでのことだが、私はここに(コッポラの考えるところの)「人生の収支」の存在を感じる。 つまり、ヴィトの前半生は、後半の大成功を補ってあまりある悲惨極まりないものだったわけだ。ほとんどこれ以上の悲惨な少年時代はない、といえるほどに。私はヴィトの人生は源頼朝と似ていると思うのだが。(前半生悲惨、後半バカツキ) そして対照的に限りなく重苦しいマイケルの人生とはなんなのか。 私に言わせれば、マイケルに次々に降りかかる災難や、失われてゆくものこそ彼の「人生の収支」の「支」であるのだ。つまり彼は父から多くを与えられすぎているのだから。 2点目はドンの力が文字どおり「GOD」を超えたところで「Ⅱ」が終了していること。 フランクが自殺したこと、これはすごいことなのだ。シシリア生まれのイタリア人=ゴリゴリのカトリックの彼が、神に背いてまでドンの力に屈したのだ。そしてフレドはマリア様を讃える歌を歌っているというのに殺される。そしてエンディング。なんてことだ。マイケルはついに神様より強くなってしまったのだった。 しかしそんな全能のマイケルですら思い通りにすることができないもの。それが「金目当てでない女」である。生きるのがせいいっぱいの時代には、共に苦労したヴィトの妻なら、夫のすることを肯定し愛し続けたわけだが、マイケルの言う「時代が違う」=「女が変わった」。それなら「金で転ぶ」女にすればいいじゃん、といっても、肝心のマイケル本人は「金で転ばない女」が好みなわけで、どうしたってうまくいくわけがないという完璧なパラドックス(コッポラの作った)なのであった。
【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-06-25 21:11:57) (良:5票) |
71.シリーズの中で一番気に入ってます。多くの方がおっしゃっておりますがラストのマイケルの回想シーンですね!あれにはぐっと来ました。 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-10-28 23:56:41) |
70.デニーロヤバイ!顎まで出しちゃって、違和感なさすぎでしょ!アルパチーノも完璧ですね。説明的なせりふが前作以上に省かれているけど、それを補って余りある完成度は文句のつけようがありません。見せ場が少なくなっている分面白さは前作には勝てないけども、人間が巧く描かれているのは明らかにこっちですね。映像のメタファが非常に効いています。俳優陣の表情もすごいですね。ここまで完成された続編は今後現れないでしょう。続編の作り方の教科書的存在ですね。 【ジャザガダ~ン】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-10-28 01:14:49) |
69.これはもう編集の勝利でしょう。まるで悩めるマイケルをビトが遠い過去から心配そうに見守っているように見えるからすごい。ロバート・デ・ニーロ演じる若き日のビトのストーリーももちろん素晴しかったが、やはりいちばん印象に残ったのはフレドのエピソード。彼の最後の一言にはただただ涙するばかり。 【とかげ12号】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-10-26 20:24:46) |
68.パート2もこれまた名作だと思います。今までゴッド・ファーザーを見ずにいた自分がもったいない。そして、デニーロのかっこよさはハンパねぇ。かっこよさだけじゃなく、ストーリーもすばらしい。さすが名作。アル・パチーノも渋みを増しています。マイケル役は彼しかいない。 【アンリ】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-09-28 18:13:10) |
67.一作目に続き二作目も文句無しの満点です。一作目同様、物凄い重厚で一作目に負けないほどの素晴らしい完成度です。この映画の素晴らしい所は前作同様、単なるマフィア映画として描いておらず、きちんとした家族を描いている所で、暴力の裏側にある悲しさ、マフィアの世界で生きる者の冷酷の裏にある男の哀しさを哀愁たっぷりに描き、男の優しさ、哀しみを重圧感のある映像とダイナミックな音楽、そして、何と言っても出演者全員の演技の素晴らしさ、これに尽きると思います。これだけの充実した時間を味わうことの出来る映画、それも前作に負けないぐらいの重厚感ある続編映画は他にはありません。よって前作同様、文句無しの満点! 【青観】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-07-31 08:11:26) (良:1票) |
66.何をどう言えばこの映画のすごさが伝えられるだろうか? 【AXL侍】さん 10点(2005-01-13 02:58:37) |
65.コッポラは、最高の映画作家だ。間違い無い。冒頭の移民船から見える自由の女神。種痘?の為の隔離部屋で歌うビトー。堕胎を知ったマイケルがケイを張り倒す場面。ビトーが故郷を去る列車の中でマイケルの手を取り、「マイケル・セイ・グッドバイ」という場面。そしてエンドロールの前の、雑木林の中で佇むマイケル。人は生まれて、生きて、死んで。誰も、マイケルを責めることは出来ないですよね。 【こまわり】さん 10点(2004-12-31 14:40:39) |
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64.前作同様に続編も重厚な物語に陰りはないですね。マイケルの存在感有る演技には、観る者を惹き付ける魅力があると思います。ビトーとマイケルの物語が複雑にならず噛み合っているのが鑑賞者に安心感を与えていると思います。続編はコケる定説を覆す作品の代表でしょう。秀作です。 【たにっち】さん 10点(2004-11-14 12:40:36) |
63.フレドを想うと涙が出てくる。 【映画界の貴公子】さん 10点(2004-06-13 23:07:06) (良:1票) |
62.デニーロ最高。 サーガのほうが感情移入はしやすかったけど、それでも10点 【かじちゃんパパ】さん 10点(2004-06-11 08:37:21) |
61.続・傑作。 |
60.オーバーラップでマイケルのシーンからビトーのシーンへと移る時、まるでビトーが時を越えて息子マイケルを心配そうに見つめているようにみえる。父のように強くあろうともがくマイケルも、まだまだ父には及ばない。それを暗示しているのでしょう。また、マイケルの時代とビトーの時代が頻繁に入れ替わりますが、そのタイミングが実に上手いのです。 【デューク】さん 10点(2004-06-02 17:55:25) (良:1票) |
59.個人的に三部作の中で一番好きなのがこのPARTⅡです。青年期のビトーを演じるロバート・デ・ニーロ、違う人がビトーを演じてたらもっと低い点数になってたと思う。 【PAD】さん 10点(2004-06-02 01:40:28) |
58.Ⅰ~Ⅲをぶっ続け鑑賞。Ⅱは”冷酷・強さ”でしょうか。ビトーがドンに成るまでとドンとしてのマイケルを対比させながら、父を愛し父を目指しながらも、時代、方法論の違いから”ファミリー”の進むべき道に狂いが生じる。ラストはⅠと同様のシーンでありながら”家族”が幸せだった時がドン・マイケルの”孤独”を強烈に描く。 【亜流派 十五郎】さん 10点(2004-05-05 21:37:31) (良:1票) |
57.《ネタバレ》 唯一『前作を超えた続編』と評価される作品。だが私はこう解釈したい。1は前編で2は後編なのだと。それほどの質の高さを本作は所持している。今作ではラストシーンが印象深い。マイケルが腰掛けながら家族が仲良く幸せだった昔を懐かしむシーンだ。父の誕生日を息子たちが祝うため集まっている。やがて父が帰宅し皆が行き、一人取り残されるマイケル。その後ドンとなり、家族を守るため闘い続けた彼が意に反して孤独となることを予感させるシーンである。デ・ニーロの名演技も忘れられない。満点以外つけようが無い傑作! |
56.公園で一人物思いにふけるマイケルのエンディングでの姿が印象的。あの表情がすべてを表していたのでは。 ここまで悲しくマフィアを描いた作品はもう作られないはず。 【ゆきむら】さん 10点(2004-04-29 00:07:22) |
55.ロバート・デ・ニーロ最高です。彼の存在により三部作の中で最も気にっています。 【魚弱】さん 10点(2004-03-29 09:32:07) |