4.特に教訓や訴えかけるものがあるわけではないけれど、そんなこともすべての映画に求める必要もなく、軽い感じの映像にポップな音楽と小気味いい脚本の映画を欲している時には最適な映画。 |
3.お洒落で小粋な小品。タイトルからして洒落っ気満点!「ボンドの将来像かいっ!」とかツッコミたくなります。 「殺し屋の主人公が愛に目覚めていく」というテーマは決して目新しくはないものの、絶妙のキャスティングとそれを生かしきった演出で何とも言えないイイ雰囲気に仕上がってます。裏の世界を描いているのに決して暗かったり重かったりしないのは、演出だけではなく作品全体の色調、それにBGMによるところも大きいですね。 ニット帽がおもいっきり似合うババを演じるクリス・ペンが最高。あのキリンが欲しいのは、私だけではないでしょう。 |
2.ハリウッド映画と違い、これといって派手なアクションはない・・・そして超一流の演技派俳優が出てるわけでもない。だけど本作『キス★キス★バン★バン』には本当の意味での映画の魅力、素晴らしさというものがハリウッド映画よりも沢山あると思う。老いた殺し屋×知的障害のある男との切ない友情は涙を誘うほど上手いタッチで描かれているし、イギリス映画らしさの出たキレのいいストーリー展開も秀逸。久々にいい映画だなあと素直に思いました。合格! ≪追伸≫ 実は『バイオハザードⅡ』のジル役のシエンナ・ギロリーが出てるんですよね、コレ。金髪でも可愛い~! 【ピルグリム】さん 8点(2004-09-21 19:57:58) |
1.殺し屋と知的障害の男2人の物語。こういう題材は、映画だからこそ。現実には、ないもの。裏を知り過ぎている男と、外の世界を知らない男。この対比、このコントラストがこの映画の全て。知り尽くしている男には、現実などないに等しく、知らない男には全てが新鮮、新しく、不思議だ。でも、本当の「愛」を知ることになる2人。そこには大きな犠牲があるのだが。しみじみとした交流を描く良品。禁煙パッチのシーンには腹をかかえて笑いました。 【映画小僧】さん 8点(2004-02-18 16:46:57) (良:2票) |