9.この時代の怪獣映画って最近のものより面白いと思う。もちろん撮影技術を比べるだけなら雲泥の差かもしれないけどモスラのデザインや動作なんかは,この時代の方が上だと思う。 【北狐】さん 8点(2004-10-15 18:30:39) (良:1票) |
8.何を隠そう、私が最初に観た怪獣映画です。感動のあまり、次の日、姉と一緒にノートにストーリーに沿って絵を描いていったことを覚えております。もちろん、ザ・ピーナツが歌うあの歌も、ことあるごとに口ずさみました。少年時代、怪獣博士の名をほしいままにしたあの情熱のきっかけが、この作品なのです。それにしても、あの時すでに大人だったジュリーと結婚したお姉さんは、今では、けっこうな御歳なんですね。妹さんもおんなじか。幻想的で宗教的な啓示を持つ怪獣映画だ。 【パセリセージ】さん 8点(2004-09-25 00:39:43) (良:1票) |
7.今更ながら、初めて観てん。東宝とかの怪獣映画は小さい頃、よく観た記憶もあるし、なんか夢中になった記憶もあるねんけど、いつからか観なくなり、学生時代に、新しいゴジラの映画観て、げ、おもろな~って思い、以来、日本の怪獣映画=おもんないってゆう固定観念があるねん。この映画も古いし、ちゃちくて、おもろないねんやろーなーって期待せずに観たら、わりとよくできててびっくり。そら全体的に観たら、リアリティーとかあんまないし、漫画チックやし、特撮はちゃちーで。でも、なんか引き込まれた。特に、モスラの歌を歌う小美人には、ゾクゾク震えがきてん。こんなに、かっこよかったっけ?モスラの歌って?なんかねー、かっちょいーねん。小美人もモスラも島の人達も。表現がおかしーかもしれんけど。もう、その時点でしびれてもーて、気づいたら夢中で観てた。フランキー堺のコミカルな演技も、ほほえましくて好感もてる。昔の邦画もたとえ怪獣映画であっても、おもしろいのはあるねんなー。しばらくこのジャンルにはまりそーです。 【なにわ君】さん 10点(2004-09-21 18:31:25) (良:1票) |
6.このモスラの原作は確か60年安保闘争の時代にサンデー毎日の月刊版に掲載されたのを読みました。だからか悪役の国籍とかはあいまいになっているようです。単行本は出なかったと思います。当時の純文学の若手(と言っても亡くなったひとが多い)何人かのリレー小説の形式ですからお遊びでしょうが。読んだときには小美人を(コビト:現在は放送禁止用語かも)と読ませるのに気づきませんでした。最近ビデオで改めて観たのですが、当時はイメージに合わないと思っていたピーナッツが「でも、モスラが来ます。」と言うときの悲しげな表情とか、よくキャラクタを選んだものだと思いなおしました。 【たいほう】さん 6点(2004-06-24 15:47:57) (良:1票) |
5.40年以上前の映画なんですよね。やはり、今見ると特撮はあたたかい目でみないといけない。でも、この映画を観る限り、それほど特撮って進化してないですがw。「VSモスラ」のモスラよりも、こっちのほうが羽動いてますし。僕はこういう古い怪獣映画を見ると思うことがあります。それは描かれるドラマにいつも暖かい印象をもつことです。より日常の延長に近い、というか。会話が自然、というか。(変な外人はでてきましたが…)そういう部分がなんか好きなんですよね 【ようすけ】さん [DVD(字幕)] 5点(2004-05-12 18:32:04) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 モスラがとてもカワイイな。 普通の蛾だったらコワイけど、モスラなら一度は飼ってみたい。 飼い慣らして、通学や通勤のための乗り物にしたいね。 【哀しみの王】さん 10点(2004-04-21 13:45:19) (笑:1票) |
3.唯の巨大な芋虫と蛾であるモスラが何故人気ある怪獣キャラになったのか。それは「怪獣」に感情移入できるシナリオの勝利と言えるだろう。ザ・ピーナッツ演ずる双子の小人という「小美人」もインパクト大。文句なしに日本特撮映画の傑作であろう。 【shakunin】さん 8点(2003-11-18 18:56:17) (良:1票) |
2.ゴジラ映画を初めて観るより前に、この単体怪獣映画「モスラ」を観たように思う。なにしろ幼年時なので、あの卵の大きさに素直に衝撃を受けた気がする。ストーリーはシンプルではあるが、無理のない展開に引き込まれた。別にゴジラと闘わなくても、見応えと存在感のあるモスラというキャラクターは、やはり秀逸である。あー、あとフランキー堺のコミカルな演技も印象深い。 【鉄腕麗人】さん 8点(2003-10-23 17:34:18) (良:1票) |
1.本多猪四郎&円谷英二の手による単体怪獣映画。先輩格に当たる「ゴジラ(54)」「空の大怪獣 ラドン」と比べてみても着想、内容、特撮ともども決して遜色はなく邦画史上、トップクラスの特撮映画に仕上がっている。しかもファンタジックに彩られた異色作で、モスラは都市を破壊する恐ろしい怪獣としてではなくむしろ平和を愛する巨大な生き物として描かれている。やはり“モスラの歌”を歌う小美人ことザ・ピーナッツを抜きにして本作は語れず、彼女たちの存在とエキゾチックな歌声がこの独創的な空間作りに大きく貢献している。また成虫型だけではなく幼虫型も用意されている点も見逃せず、ザ・ピーナッツの幻想的なステージシーン、インファント島の原住民による踊りなど見どころは満載で、二人の監督を筆頭に当時のスタッフの特撮映画作りに対する真摯な姿勢と意気込みを十分に感じさせてくれた。イマジネーション豊かなファミリー向け映画の名作として高く評価したく思います。 【光りやまねこ】さん 9点(2003-10-17 23:16:26) (良:1票) |