9.これはイランの映画です。1987年というから昭和62年です。村上春樹の「ノルウェイの森」がベストセラーになった年です。 イランと聞いて思いつくのは、 ・イスラムの国(だからきっとお酒をたしなまない) ・とにかくアメリカと仲が悪い ・核兵器を開発できる技術力がある ・むかし、「おしん」が大流行したらしい という程度。 なので、普段あまり気にかけないこの国の生活様式を知ることができる、という期待もあって鑑賞。 映画を観て驚いたこと ・小学校のスラスに女子児童がいない(やはりイスラムの国だからか?小学校から男女別学級なのか?) ・外のロケが多いにもかかわらず車を一台も見かけない ・大人が子供に厳しい ・洗濯は手洗い ・赤ちゃんに哺乳瓶で与えるのはミルクではなく砂糖水 また、コルケとポシュテってどれくらい離れているのか知りたくなってGoogleマップで調べてみたの ですが、地名を見つけられませんでした。 以上、映画の筋にはほとんど関係のないことばかりグダグダ述べましたが、映画は良かったです。 特に冒頭で先生に叱られて泣くシーンは演技とは思えませんでした。 映画の内容に関するコメントは他の評価者のコメントを参考にしてくださいませ。 【la_spagna】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-09-10 18:48:39) |
8.同監督が後に書いた「柳と風」と同様これもいかにもイラン映画らしい好きな作品の一つ。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-03-26 23:45:41) |
7.ただ友達のノートを誤って持ち帰り、それを渡すために知らない友達の家を探しに行くだけの話なのに、新鮮な印象をずっと自分の中に留めている。華やかな映画ではなく淡々と話が進行するのだが、そのホームビデオのような自然さが逆に観客をひきつける力になっているように思う。 【こまごま】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-12-26 11:26:58) |
6.純粋な少年の心温まるストーリー。このシンプルに見える映画の背景に、イランの文化や習わしを見せてくれるキアロスタミのしたたかさ。必要以上に卑屈だったり、高圧的だったりする登場人物たちにちょっと憤りを感じながらも、やっぱり純朴な彼に夢中に!んで、イラン映画はラストが本当に素敵。。一種独特の風味付けと言うか、一花添える感じ。。そこに在る真実を映し出しているようで、とても刺激的です。 【れこば】さん 7点(2004-09-10 20:21:45) (良:1票) |
5.自分の子ども時代のことを思い出して、すごく共感できました。子どもの目線で見ると、大人は子どもの気持ちを全然判ってない!お母さんもおじいちゃんももっとちゃんと話聞いてくれよ~!と思いました。 【ジョナサン★】さん 7点(2004-03-20 19:22:26) |
4.子供の目線から見ると、大人って理不尽だな~って思いました。 【パキサン】さん 7点(2003-08-22 03:36:44) |
3.特に事件もなく淡々と話はすすんでいくんですが、その淡々が子ども時代は良くも悪くもたいへんなことだったんだ、と思い出しました。とっても小さなロードムービー的な楽しさがあります。こういう映画は点数云々よりも好きです。 【omut】さん 7点(2003-08-18 10:58:27) |
2.今時の日本では見られないような、一途な少年の行動が淡々と描かれている。ドラマとも言えないようなお話を、カメラがただ追って行くだけの作りだけど、その単純さが返ってじんわりとした感動になってくる。 【キリコ】さん 7点(2003-05-11 10:44:43) |
1.素朴なストーリーなんだけどいつしか食い入るように見ていました。なかなか奥深い映画です。目の付け所がすごい。 【INOU】さん 7点(2002-06-09 14:25:11) |