5.狩猟隊の少年たちが、互いの顔に豚の血を塗りつけるシーンがなんともエロティック。これはもしかしてやおい系映画ですか?それともイギリス映画のお家芸ですか?全体的には、圧倒的な文体の力で読ませる原作に対して(まぁノーベル文学賞作家だしな…)、ただストーリーを表面的に映像化しただけの印象。また、サイモンと蝿の王との対話のエピソードが省かれているために、サイモン=唯一の無垢なる魂という面が際立たず、その死によって少年たちが蝿の王=悪魔に絡み取られていくという因果律が見えなくなっている。ま、でもジャックの美少年っぷりを堪能できたからいいか。 【一児の母】さん 4点(2004-07-10 14:33:43) (良:2票) |
4.見ている間中、「おまえはどっちの側につくんだ」と問われ続けているようで、やな汗かきまくり。もちろん理性をフル動員すれば、どちらにつくべきなのかは明白なのだけど、しかしこの極限状況で自分はそれができるほど強いのか?肉食べたくなるだろうしなあっとうじうじしてるうちにエンディングをむかえた。とりあえず結論を先延ばしにできて、私としてはあのラストはすごくほっとしたのですが。 【tottoko】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-08-10 17:10:39) (良:1票) |
3.昔観たアニメの「十五少年漂流記」を思い出した。 【8bit】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2008-10-16 18:15:05) (笑:1票) |
2.原作は読んでない。だからなんで蝿の王なのか意味がわからない。 んでこの映画やけど、なんでかあんまりこの世界に入っていけなかった。普通な感じ。なんか綺麗に撮りすぎてるんやと思う。おかしなるのも急やし殺し方もえらいあっさりやし、もっとじっくりねっとり描いてくれたら、結構怖い映画になってたと思うねんけど。楳図かずおの「漂流教室」みたいなのを期待しすぎたんかもしれん。 最後の展開はちょっとドキドキ。そしてオチは、なるほど、こーゆう唖然てあるよね。個人でも。世界規模でも。 【なにわ君】さん 5点(2004-05-12 01:33:44) (良:1票) |
1.多数の人々が不安に陥っている時は、正しい人間の正しい言葉よりもカリスマ性のある人間のわかりやすい言動が支持され、一種宗教的な集団になってしまう。ヒトラーとその周辺が出来上がるモデルケース的怖さがあった。ラストの何とも言えない空気は大好き。 【ラーション】さん 8点(2004-03-29 02:14:23) (良:1票) |