5.素晴らしく物足りない作品でした。 【はりマン】さん 6点(2004-09-17 21:12:23) (笑:2票) |
4.《ネタバレ》 希望がありそうで、なかった映画。死んだことでいいことが起こるなんて納得できねぇ。 【グールド】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-12-20 18:48:51) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 アメリカの自然は美しいし、軽い謎解きの部分もあり引き込まれる作品です。人物の性格もはうまく描写されています。なのに、全般に説明不足の部分が多くて残念です。たとえばイーライがなぜ母親であるハナと顔を合わせず、あのような生活をするようになったかは全然わかりません。ベトナム戦争の後遺症だとか、あるいは戦線から脱走したとか、なにか理由を説明してもらわないと、最後にパーシーはイーライのために命を落とすのですから。また、ネイハムが最後にみんなの前で詫びてお終いというのも釈然としないですね。どう考えてもパーシーを陥れようとしたのに。原題はただの食堂の名前、The Spitfire Grill。邦題は、この森で、天使はバスを降りた。パーシーが天使だというのなら、人間の罪深さを一身に受け止めて死んでくれたのだ、そう考えるなら、見事な邦題の付け方といわざるをえません。 【ひよりん】さん [DVD(吹替)] 6点(2006-12-22 21:59:19) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 守れなかったお腹の子の代わりに、ジョニー・B(と呼ぶイーライ)を助けるために死んでしまうパーシー。つまり彼女の人生は、かいつまんでいうと、9歳から義父に性的虐待を受け、実母はかばってくれないどころか口止めされ、16歳で妊娠したが出産を嫌う義父の暴力で流産させられ、病院から連れ出されてまたしても義父にレイプされ、思い余って殺して5年服役したが上記の事情により死亡。という悲惨きわまりない人生。それでも町の人に希望を残したからいいじゃないか。イーライも帰ってきたし、ハナも明るくなったし?…いちおうパーシーだって人間なんですけど。ジョーだって子供を持たなくてもかまわないと言ってくれたし、パーシーだって人生の収支計算からいくと、これから多少なりとも明るい人生があってもいいじゃない。パーシーに対するこれでもかのサディスティックな取り扱いに「ミリオンダラー・ベイビー」と似たような視点を感じます。 最後に登場するのは子持ちのクレア。「子供がつくれないから結婚できない」とパーシーに言わせたり、子持ちのクレアを当選させたり、なんか「女は子供を産んでナンボ」という念仏にも似た響きが聞こえます。空耳? 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-09-02 23:56:40) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 とても綺麗ないい話だとは思うけど、それ以上に閉鎖された田舎町の、変化に対する恐怖感と見えない暴力が恐ろしくて仕方が無い。何だか過去を乗り越えようという努力はムダだ、と言われているような感じで欝になった。死んでから聖人扱いするなら生きてるうちに優しくしたれや、という素朴な疑問は、実はいつの時代にもどこの国にもある永遠のテーマかもしれない。 【ラーション】さん 6点(2004-05-23 01:27:50) (良:1票) |