5.ピクサー本筋からズレてないかい? と思った一作。私は正直楽しかったです。とてもグラフィックとは思えない、美しい背景と、キャラクター設定の秀逸さ。スピード感あるストーリー展開。ですが隣の息子は・・・というと、水族館大好きな彼は、映像の凄さに引き込まれて一言も発しず画面にくぎづけでしたが、観終わった後、なんとストーリーが全く理解出来ていない。思えば息子はダイビングをした事もなければ、海底になぜ爆弾が沈んでいるのかも知らないし、サメが恐い生き物と言われ、イルカに嫉妬しているというギャグなど(ギャグは全般に大人向けでした)、解るわけもないのです。さらに息子がかわいくて仕方がない故に、過保護になりすぎてしまう葛藤を抱える親の気持ちなんて解らないでしょう。ここが、子供なら誰でも持っている玩具(多くの子供でも、新しい玩具を買ってもらって、古い玩具をおざなりにしてしまい、良心がとがめた経験を一度は持っているはず)や、一度は想像した事があるオバケの国の世界との差異であると思います。ピクサー、単純に子供たちを楽しませようというより、「どうだ~」と大人にCG技術を誇示する方に情熱を傾けてはいないかい? (え、うちの息子が頭悪いせいだって? う~ん、そう言われればそうかもしれない)それでも次作が公開されたら、また観に行くんだろうな~ 【ともとも】さん 6点(2003-12-30 21:30:04) (良:4票) |
4.ネタバレ無しでレビューしてみようw
ピクサーの映画ってある意味ジブリに似ていて「無駄に世間の期待が高い」一種のブランドになっちゃってると思うのです。
で、それはいくつかの成功した映画があるからこその評価なわけで観客も次もそのクオリティを求めるわけですが、当然ながら誰しも常時傑作を作れるはずなんかなく、むしろ凡庸なものの方が多いのが普通で「うーん期待したほどじゃなかったね」となっちゃう事も残念ながら多いわけです。 (逆に言えば凡庸なものが多いからこそ、数個の傑作が光輝くわけだとも言えるのですが)
で、このファィンディングニモもその「期待したほどじゃない凡庸」な映画の一つ。ピクサーブランドの中ではかなり落ちる映画ではないでしょうか。 話は陳腐で、主要キャラクターに魅力がないという2重苦がおそらくはその原因ではないかと思われまする。 とくにピクサーの場合、デフォルメされた極端なキャラ造りがまず重要でそのキャラクタ達が動きまわる事で話が転がっていくわけですが、しかし極端なキャラ造りは一歩さじ加減を間違うと、観客がイラっとするような魅力のないキャラにすぐに変貌を遂げてしまいます。 そしてこの映画は、そのさじ加減をちょっとまちがっちゃったのがおそらくは最大の敗因になっているんじゃないかと愚行する次第。
ほらネタバレないよ! 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2016-08-25 09:41:37) (良:1票) |
3.昨日 刺身盛合せを食ったことが罪悪感となってボクにのしかかってくる。すまない、海の仲間達よ 【くまさん】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2010-07-23 02:57:31) (笑:1票) |
2.《ネタバレ》 サメの暴走が怖すぎ。。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 6点(2008-05-04 20:21:09) (笑:1票) |
1.《ネタバレ》 期待しすぎて見たからか、う~んって感じ。モンスターズインクはよかったのにね。ニモはかわいいし、映像はきれいだからいいんだけど、ドリーがうるさすぎるし、いらいらした。子供はこれを見て素直に面白いって感じるのかな。 というか、ニモと同じ熱帯魚バカ売れらしいですね。でも、この映画を見て買うってことは・・・?? でも、美しい親子愛が見れたのでまぁこの点で。 【ちょりん】さん 6点(2004-01-29 01:10:29) (良:1票) |