8.《ネタバレ》 ずいぶんと久しぶりに観ましたが、相変わらず楽しめる作品です。子どもも安心して楽しめ、かつ観終わった後にこの作品の中の冒険を通して少しだけ大人になったような気分を味わえるのではないでしょうか。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-02-03 17:14:01) (良:1票) |
7.本サイトに限らず、よく「子供向け作品」を「いかにも子供向き」として評価を下げているのを見るが、子供向け作品は子供向け作品として評価するべきじゃないだろうか?つまり「子供向け」を「子供だまし」と勘違いしているような作品は評価が下げられて然るべきだし、子供向けに真面目に高いクオリティを目指している作品は高く評価されるべきである。 私は「大人の鑑賞にも堪える」ことを妙に意図したがため、「あざとく」なってしまっている子供向け作品はかえって好きでない(実は最近のディズニーはこの傾向強いんだけど)。私は子供と観ているので、特にそう思う。ま、こう偉そうに言っても、やはり自分も出来れば楽しみたいし、リトル・マーメードやシャーロットのおくりものなどは子供にはいいと思っても、自分が子供の頃馴染んだ原作とのギャップに評価を下げちゃったりしてるんだけどねw。 で、本作は、間違いなく、子供向けの良作である。かわいい頑張り屋さんのニモを主役に、必死なパパやほのぼのお惚けのドリーなどキャラ立ちもしっかりしており、子供の喜ぶアドベンチャー要素がふんだんに盛込まれている。3Dアニメの技術は高く動きも軽快、画面もカラフルで子供の目を惹きつける。多様な海の生物が現実に即して描かれてるので、子供が「魚の図鑑」なんかで調べだしたり、与える影響もいい。ということで、“子供っぽい”ことで何ら評価を落とすものではないと思う。子供向けなんだもの。私は逆に「子供向けにしては贅沢な技術が使われてるなあ~」なんて感心した。 【あっかっか】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-02-06 13:23:50) (良:1票) |
6.《ネタバレ》 面白かった。 まず、「色」がとても綺麗です! 海の「青」が美しく、そして藻やサンゴ礁がとても色鮮やかで宝石のように神秘的だった。 海の中が宝石箱のような賑やかさ。 大量のクラゲ発生の場面も凄く神秘的な美しさで圧倒された。 CG技術がとても素晴らしいですね。CGって個人的に冷たい印象があるけど、 これはとても柔らかくて優しい感じがして良かった。 動きがとても滑らかだから、イソギンチャクとかの動きにこの世のものじゃないような、とても不思議な美しさがある。 『もちろん、「美しい」というのはCGだけのことを言っているのではなく、もっと感覚的なことを言っているのです。柔らかさとか、光の当たり方とか、色を効果的に使っているとか、(グラフィック主義の方には分からないでしょうが)そういうセンスの事なのです。珊瑚礁が美しいのはもちろん当然ですが、それを美しく表現する技術と感性はハンパな事ではありません。 そこに驚きを感じないというのはとても悲しいことです。』 ニモが可愛かったなあ、ニモの声優が良かった。 それで、キャラクターがみんな愉快でユニークな仲間達。 「クジラ語」が面白かった! 歯医者の水槽の中にリーダーみたいなヤツがいて、そいつの傷跡が痛々しかったです。 この作品を観て、「他人をもっと信用しろよ」と勉強になりました。 「幼稚だ」と捉えるのも良いですが、幼稚さを受け入れられる寛容さも重要なのかもしれません。 余談だけど、テレビでやってたピクサースタジオの雰囲気が良かった。とても広々として開放的な感じで。 【ゴシックヘッド】さん [地上波(吹替)] 7点(2008-04-24 02:07:21) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 予備知識もほとんどなく(臆病な親魚がこども探しをする、という程度)、最初からまったく期待してなかった(私が借りたのではなく、彼女が「見たい」といって借りてきた)ので、思ったよりもおもしろかったですね。上述の経緯で観たので、日本語吹き替えで観てしまったのですが、室井滋の役柄、英語版の彼女とピッタリ同じだったね。ああいう声質のイメージは、ディズニーは大切にするだろうから、そういう意味でも違和感が無かったです。ただ、ノリタケの方は今ひとつだったかな。とにかく上に述べた経緯で、英語版で観なかったので、ウィレム・デフォーやジェフリー・ラッシュが声をやっていたなんてまったく気が付きませんでした。そうとわかっていたら、吹き替えじゃないバージョンで観たのにね。そうすれば、監督がこだわっていた「なまり」にも少しは気が付いたかもしれないけれど、あの解説版で聞いた限りでは、偽のオーストラリアなまりとそうでないものとは区別がつきませんでした。皆さんの中でわかる人はいましたか? 個人的には150歳のウミガメのキャラクターが好かったです。英語版だと監督自ら声を担当していたんだね(笑)。メインの制作スタッフがかなりのオタク的こだわりを持っていて、前半でサメの演じる、「シャイニング」のジャック・ニコルソンのパロディや、後半の桟橋の上での、ヒッチコックの「鳥」のパロディっぽい演出など、クスリとさせられるところがありましたね。 ただ、題名はなんとかならないものかねえ。最近の映画でいつも思うことなのだけれど、原題をそのままカタカナ表記って芸が無さ過ぎるとは思いませんか? 【オオカミ】さん 7点(2004-11-24 17:15:50) (良:1票) |
4.字幕と吹き替えで迷ってしまって、結局交互に切り替えながら見てた。 ディズニー映画で字幕だと味気ないし、吹き替えのノリさんの声は違和感があるし。吹き替えに、しかも主役にタレントを使うのはNGだと思う。でも、ストーリーは楽しめた。子持ちならもっと感動できたと思う。 【michell】さん 7点(2004-09-04 22:50:29) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 映像スゴッwwwww めっちゃ綺麗ww これ本当にアニメなんかい?(^^;) たかが熱帯魚の話と侮っていた俺が少し愚かだったかもしれません。 迫力満点の魚アクションwwwそこらのB級アクションに比べれば よっぽどドキドキできました。おまけに笑えるし、ストーリー展開 が次から次へと押し寄せてきて退屈する間がありませんでした。 魚から見たダイバー達・魚断食中のおちゃめなサメ・深海の ちょうちんあんこうとのバトル・水槽の中の熱帯魚達の奮闘ぶり 擬人化された魚がムムムッと思わせてくれるような発想で冒険して くれました。俺のお気に入りのキャラは海ガメの子供たちの子供っぽさ かな ラブリー杉です。。。^^ 怯えたり・はしゃいだり・一生懸命に なったり・グッタリしたりと コロコロ表情を変えてくれるニモ自身の キャラもとても可愛かったですよ。。あっ!あと「それエサ?」とか 言いながら無表情な顔で集団で詰め寄ってくるカモメに爆笑www ディズニー映画初挑戦の俺だったわけですが、最初から当たりくじを 引いたらしいですwww 【アキト】さん 7点(2004-08-26 01:22:16) (良:1票) |
2.「綺麗!」そんな言葉がぴったりの映画。実写ならば、舞台となる建物や木々、草花などを建設、建造する「美術」が存在し、それをうまく撮影するカメラがあるのだろうけれど、ピクサーのこの作品には、スタッフの頭の中にそれが全てあるみたいです。つまり、イマジネーションという、およそ枠にはまりきらない強い武器が映画美術を成り立たせているのですね。海の中の色鮮やかな表現、波のうねり、差し込む光など、こうあればいい、こう見せればいいということをちゃんとしている点が物凄くいいですね。子供を探す、そして取りかえすという手垢のついた物語なれど、見てしまいます。ハラハラしてしまいます。魚の動き、表情も、そして台詞も、みんなCGという「美術」の中で立派に活きています。ほんと、目からためいきの出るような楽しい映画です。 【映画小僧】さん 7点(2004-07-10 09:15:21) (良:1票) |
1.やっぱりディズニー・ピクサーのアニメっていいよなあ、って改めて思った。個人的にアニメ映画って聞くと、何かガキのイメージがあって、いつもハリウッドエンターテイメント中心に見てる俺としてはどうしても下に見てしまうんですよ。だけどピクサーのCGアニメ映画は、見る前はバカにしててもいざ見てみたら、ハリウッド映画並、いやそれ以上に良く出来た脚本で、スピード感があって、面白い。今回も2時間、たっぷり楽しませていただきました。 |