4.う~ん……。どーにも小粒な仕上がりが残念。とは言え、原作自体やっぱり調査と駆け引きがメインでそれほど派手なお話でもないしなぁ。それを考えると、大筋は原作通りだし、上手くまとめてあるのかな、とは思うが……。でもねぇ、やはり映画にするんだったら、多少大胆なアレンジを加えてでも、もうちょっと気の利いたメリハリや見せ場が欲しかった。そもそも、キリストの遺骸とか復活とか、あっちこっちの顔や立場を考えると明確な答えなんて出せない問題なんだから、だからこそ映画くらいは思いっ切り遊んじゃった方が良いと思うんだけどな。 【TERRA】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2007-10-26 16:21:02) |
3.《ネタバレ》 結局、骨の取り合いになってドンパチ始まっちゃうんですな。しかしあの骨、持ち出そうと思えば簡単に出来ましたよね、いつでも。ラストは、バンデラスもいっしょに手榴弾でドカーンと死を遂げるのかと思いましたが。・・・そうなれば私、感動してました。 【i borg】さん 5点(2004-07-21 10:41:39) |
2.欧米では小説の題材として良く取り上げられる、キリスト教の根幹を揺るがしかねない歴史的発掘物が巻き起こすエスピオナージュ物の一本。アントニオ・バンデラス演じる元軍人の牧師が大活躍のアクション映画なのかと思いきや全然違い、この牧師、ユダヤ教のラビにまでボコられてしまう始末。が、新鮮なイスラエル・ロケと、教皇庁にパレスチナも交えた政治的状況も描いてあって、私は中々面白く観れました。それにしても、いくら何でもこの映画に「抹殺者」は無いんじゃないの(一体、本作の中の誰が抹殺者だったの?)。「聖骸」くらい付けられなかったんでしょうか、5点献上。 【sayzin】さん 5点(2004-06-11 16:11:24) |
《改行表示》 1.キリスト復活に対するカトッリク側の姿勢がひどくアナクロに感じられた。たとえば、日本の弘法信仰では空海は死んでいないことになっているが、今日の真言宗の高僧たちでさえそれをどの程度信じているのだろうか。 どちらにしても自殺者がでたり、完全に抹殺するってのは、日本人として少々理解しずらいシチューエーションだった。バンデラスの演技はいつもどおり、終わり方もコレリ大尉パターンの方がなじむような気がした。 【TSUTTY】さん 5点(2004-02-22 11:48:55) |