5.《ネタバレ》 最後に撃たれたアルパチーノがムクリと起き上がって「よし、合格だ」と言い出すものだと思い込んでました。ある意味騙された。 【犬】さん 7点(2004-01-20 00:11:17) (笑:3票) |
4.《ネタバレ》 『CIAのスカウト物語と見せかけて実は・・・』 凝ったストーリーと、キャストの迫真の演技で、大変見応えのあるサスペンスです。バークを信じきっていた私は、まんまと騙され、レイラの『私はCIA。ザックはNOC。』の告白に、クレイトン同様パニックに陥ったのです。 そしてラスト。『パソコンはそこだ。現在CIA本部に生中継中だ。』のトリックは見事。外に出たバークが開き直って自ら白状した後、クレイトンからバークへ移動する照準。実は私もここで生中継がはったりということに気付き、バーク同様呆然としたのです。あまりにも単純すぎるトリックだからこそ、してやられた感が凄い。このときのバークのリアクションは100点ですね。さすがアル・パチーノ。 拷問サプライズにはめてファームを離脱。その後『実は君は選ばれた人間なんだ』っていうのは、人を懐柔するには効果てきめんですね。落として、上げる。プライドをへし折られたときに、このバークの誘いはクレイトンにとって甘美な誘惑だったのでしょうね。怖い怖い。 クレイトンがレイラのデスクに侵入するシーンなど、スパイものではお約束の演出もあり。ザックとの追いかけっこやレイラとのカーチェイスは緊張感抜群。後半になるにつれて緊張感が増すサスペンスは貴重です。 終始騙し騙されなうえ、話が小難しいので気軽に楽しむにはやや難ありかもです。 バークの動機が、結局は自分が過小評価されていることへの不満と給与っていう、まるでサラリーマンのような主張が凝ったストーリーに対して少々陳腐で拍子抜け。まあ、『自分がしてきたこと』をもっと、正当に評価されたいっていう気持ちは凄くわかるんですがね。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-09-15 03:05:04) (良:1票) |
3.元マリナーズ城島かと思った。。。。というのはさておき、騙すにはいかにして信じ込ませるのか、ってのが重要なんだと思いました。作品の中ではうまく城島を信じ込ませていますが、観客を信じ込ませるところまではやや届いてない感じ。というか、観客を考えさせたり疑心暗鬼にさせる前に話が進んでいっちゃって・・・ 【ぷらむ少佐】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-11-28 22:35:40) (笑:1票) |
2.《ネタバレ》 途中でファレルとモイナハンが拉致されるシーン、「へっ、どうせ、これもテストだろ...あれ?もしかしてホント?...あ~やっぱりホントなんだ~...え~!!やっぱりやっぱりテストだったの?」あのシークエンスだけでもう満足、気持ちよく騙されました。あの緊迫感がエンディングにも欲しかった。近年のパチーノの中では髪型といいスーツ姿といい、いちばんカッコイイかも。 【あおみじゅん】さん 7点(2004-11-04 14:04:24) (良:1票) |
1.最近、疲労困憊の役が続き、年齢的にそういう役しか回ってこないのかと心配していたので、この作品のパチーノを観てパチーノはこれでなくてはととても嬉しかった。この道何十年、全て知り尽くしている者が青いにいちゃんを手玉にとるくらいわけは無いとたかを括っていたのが足もとをすくわれる話でパチーノの目が変わってゆくのが見応えがあってさすがの存在感である。 |