《改行表示》 4.エバ・ペロンという女性の話は恵まれない境遇からのし上がったというシンデレラストーリーに加え、若くして亡くなったという悲劇性、それが実話ということで一層興味深い。 華やかで美しく語られる表の顔と、狂言まわしのバンデラスが語るその裏の一面を合わせるとこの数奇な人生を生きた女性の姿が垣間見える。がぜん本当のエバの姿への好奇心がわいた。 セリフのほとんどが歌で進行するがA・ロイド・ウエーバーの曲はメロディラインがどれも美しく心地よい。 特にDon't cry for me Argentineは歌詞を変えてたびたび歌われるが聞きほれるほどの名曲。 マドンナはスキャンダラスというイメージでしか知らなかったが、歌は声が綺麗で情感があるし、華やかでエネルギッシュなのが上昇志向のエバのイメージに重なる。 それ以上びっくりしたのが狂言回しのバンデラスの歌のうまさ。 歌がメインのミュージカルとしては申し分ないレベルです。これは舞台未見なのでこちらも見たくなりました。 【キリコ】さん 8点(2004-07-29 23:28:01) (良:1票) |
3.スキャンダラスなマドンナとバンデラスの組み合わせは濃いよなぁ。しかしなぜこの2人なんだろうか?という理由は、この映画を見てはじめて分かった。 2人とも歌がとてもうまい。 意外な歌唱力をみせるバンデラスと意外な演技力を魅せるマドンナ。 それにド派手な2人にふさわしいゴージャスなミュージカル映画だった。 勢いだけの映画と言えないこともないが、その勢いがすごい。 後半は観ているほうが息切れしてくるほどだ。 バンデラスはなぜか真面目な顔をしていても笑える。なぜだろうか。 【花守湖】さん 8点(2004-05-16 11:32:58) (良:1票) |
2.姉と観に行って「いつ始まるんだろうね」と聞いてしまったバカや野郎。身内で良かった(^^ゞ サントラは傑作だと思う。 【ロウル】さん 7点(2003-11-07 21:44:19) (笑:1票) |
1.台詞はほとんどなく歌だけで話が進められるので最初驚きました。思わず一時停止してこの時代(アルゼンチン)をお勉強してから見直しました。主役のエビータ役のマドンナ自身が、「私が彼女を演じたかったのは、人々が作り出した偶像としてのイメージをだれよりも理解でき、生身の人間である彼女の意志の強さ、もろさをスクリーンで体現できると思ったからなの」と語っていますね。おいらがこの作品を観て感じたのが、田舎出の娘が都会でのし上がっていく様は、そのまま彼女に重なって見え、不思議と彼女のための映画のような気がしてなりません。歌はすべて美しく涙あふれる始末でございます。あと驚いたのが映像、圧巻されました。ちなみにこの作品マドンナの魅力はたっぷりでございます。(おいら的に)ただし、ミュージカル映画、マドンナ苦手な人は鑑賞しない方がよいのではないでしょうか 【ばかうけの旦那】さん 6点(2003-02-09 08:59:49) (良:1票) |