《改行表示》 178.ストレイトじいさんのストレイトなお話。いいですね。ただひたすら自分を抱えて生きてきたこと。その素直な表明。自分の生きがたさは誰のせいでもなく、ただ自分のうちで耐え続けていくべきものなのだ。その凛然とした態度。それを理解し、理解される娘の姿にも心動かされる。 (追記)ストレイト・ストーリーに小津を見る。小津安二郎とデヴィッド・リンチ、全く対極の志向と思えるような2人の監督にある種の親和性。感じる。優れた映画監督には、作品の美意識、製作姿勢や滲み出る死生観において、元型とでも言うべき無意識下の共通項があるのではないだろうか。だからこそ、その味わいは確かに違えど、同じような余韻(震え)を感じるのである。 【onomichi】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2025-01-18 00:20:50) |
177.深みのある熟成もののウィスキーをたしなんだような気持ちになれる良作。 【ほとはら】さん [映画館(字幕)] 8点(2018-06-30 16:58:04) |
《改行表示》 176.おじいちゃんのお話というだけで、ちょっとだけ点数が高くなってしまったけど 脚本がいいのに変わりはない。 好きな映画。 |
175.リンチ作品って事で構えて観出したんですが、なんにもなくw 終始平和な空気。でもそれがなんとも心地の良い空気感なのです。ぼんやりしたい休日の昼下がりにご覧になってください。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-27 14:46:36) |
174.凄いよリンチ |
《改行表示》 173.デヴィッド・リンチでも子供がみて全然大丈夫な映画でした。あまりウェスタンはみないのですが、このおじいさん、きっと馬に乗る姿が様になっておいでだったのでしょうね。心温まるが、少々眠気を誘います。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-07-17 17:24:05) |
172.そこらの映画だと数十分で終わりそうな内容をのんびりと描く。なのに、飽きずに見入ってしまう。面白い。「間」が良い。 【afoijw】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-01-12 00:57:49) |
《改行表示》 171.実話の映画化だけに安定感があって、とてもほっくりできる映画。 一応ロードムービーということで、様々な人間との出逢いを中心に物語が構成されているけど、 内容自体に厚みはないです。邦画でいえば、人情映画のような感じになるのかな? 主役がおじいさんということで、彼のこれまでの人生を覗き見る楽しみもあるかと思うけど、 そういった点では若い人にはちょっと退屈かも。それにしても主人公も周りの人たちも、 びっくりするほど呑気でのんびりしている。向こうの田舎町には、 実際にこういう人たちがたくさんいるらしいです。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-12-22 11:12:20) |
《改行表示》 170.ただ兄に会いに行く。それだけの為にひたすら会いに行く。 一つのことを全うする人生の教本的な、そして自身を投影できる映画になるんじゃないか...と、 かなり期待して観にいったのですが、何も伝わってくるものがなく、 あまりにものんびりし過ぎていてほとんど記憶に残っておりません。 とにかく退屈な映画でした。 【ゆめや】さん [映画館(字幕)] 2点(2011-02-25 22:58:59) |
《改行表示》 169.非常に心にしみるいい映画だった。主人公の爺さんが非常にいい。本人は自分を頑固だとことあるごとに言うのだけれど、意固地で偏屈な感じはなく、心優しい、穏やかな老人。誰か知らないけどこの爺さんの役者もすごいいい味出してる。だからほんとこの爺さんが魅力的なのだ。 出てくる人もみないい人ばかりで、トラクターで一人突き進む爺さんに色々手を貸してくれる。とても心温まるストーリー。 アメリカの片田舎の風景も、向こうに全く住んだことのない自分にも何とも言えぬ慕情が感じられて楽しめる。 最後にやっとたどり着いた兄の家。そこで多くを語らず、ほんと一言二言語って終わる。しっぶいわ~~。 まあ、多少展開がまったりしていて、だるい感じはなくもないけれど、楽しめる作品。 【椎名みかん】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-01-23 03:59:56) |
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168.普通の映画とは、一味違うな..というのは分かったが.. 映画として、盛り上がりに欠けていた... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2010-06-11 12:53:10) |
167.それぞれのエピソードにおけるアルヴィンの言動と佇まいに、生を授かった時から、消え去ってくれない辛い思いも背負って行かねばならない定めと、毎日欠かさず何もかもを見守ってくれる大空のような存在に近づいて行く事が歳を重ねる事である素敵さを感じました。老いに対する怯えを軽減させてくれた本作に感謝。 |
《改行表示》 166.テンポがのんびりとしていて、景色とBGMがすばらしく癒し系。 まったりとした気分になるが、やはり全体的に退屈。 でも、さすが人生を長く生きているだけあって、ストレイトの言葉には一つ一つに重みがありさすがだと思った。 言葉を多く交わさなくても兄弟と分かり合えるというのも、長年の功なのかなと。 もう少し年をとってからこの作品を見れば、もっと共感ができると思う。 【ひまわり】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-09-20 12:21:40) |
165.この作品を65歳すぎの映画好きの父親に薦めたところ、後日「良い映画だったよ」と言う感想が返ってきた。 【SODOMOJO】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-12-17 22:56:30) (良:1票) |
164.主人公がリアルにおじいちゃんだったので、見ていてこっちまで腰が痛くなってきたし、台詞の一つ一つに本当に重みを感じました。ただ内容的にはやや冗長。端々にリンチ色はうかがえるものの、見た後に残るずーんとした感じも今回はあまり感じられませんでした。 【Kの紅茶】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-10-22 22:19:07) |
163.風景などの映像はよいが、のんびりしていてやや退屈。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-10-15 21:56:49) |
162.自分の力で兄に会いに行く、ということが主人公にとっては重要で、それも「会う」よりも「行く」の方がより重要みたい。そのマッスグさ。このトラクターの遅さがよくて、一度カメラが空を仰いで戻ってきても、さして進んでいない。妊娠娘や自転車青年など若い人も出てくるが、老人の述懐を引き出すだけの役割り、この映画に出てくる他者は老人の対立物にはならない。この監督にしては意外と定型に収まってしまう。兄のもとへ向かうという熱が、もう少し彼に混乱を起こさせてもいいような気もするが、つまりこれが老いというものだ、と言っているのか。一週間に一度鹿を轢いてしまう女性のあたり、ちょっとリンチ臭が立ち込めかけた。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-10-12 12:08:21) |
161.円熟味を増したリンチの演出に、これまた燻し銀の渋さで魅せるリチャード・ファーンズワース(マシュー!)の名演。淡々と進むストーリーの中に、ひょいと顔を出す人生の真実。日常世界の裏側に隠された闇を丹念に撮り続けたリンチだからこそ出来た映画。いや、感動しました。 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-09-26 05:37:50) |
160.デビッド・リンチの幅広さ。様々なことを示唆しています。最高のロードムービー。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-09-10 00:17:50) |
159.大きな山も谷もなく、ただ穏やかにゆっくりと様々な人と出会いながら進んで行く。良い映画だと思うんですが、やはり退屈。もっと歳とってからどっしり見たら評価が上がりそうです。 【すべから】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2008-05-23 18:23:39) |