5.《ネタバレ》 こうねー、なんかねー…。 何て言えばいいかなぁー… すごくね、とってもね、ゆったりしててさぁー 何て言えばいいかなぁー…… ふぅ。 あれ、何だっけ……あぁそう、映画ね。この映画の感想ね…… 何て言うかな、とにかくゆったりしてて、何て言うかなー うん、なんかね、こう、本当に長い距離をね、本当に長い時間をかけてねぇ。 ちょっとずつちょっとずつね、進んでいくんですよ。 なんかこう、もどかしいくらいにね、ゆっくりゆっくり行くワケでさぁー…… ちょっとずつね。 うん。 んで、感想なんだけど……うーん…何て言うのかなー… んー…… まぁ…よくわかんないけど… なんかとってもね……ゆったりしてて……温かいっつーのかな… 何なのかなぁ………… うん、つまりね、まぁ…そういう感じの映画だったんです。 【コバ香具師】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-25 01:08:29) (良:1票)(笑:2票) |
4.行きはいいかもしれんが、帰りは だるいやろな~。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-13 23:01:23) (笑:1票) |
3.本作とはまったく趣が違うけど、デヴィッド・リンチって『ロスト・ハイウェイ』といい『マルホランド・ドライブ』といい、「道」を中心に据えている。それらの二作が難解と言われるのは、主人公が辛い人生から逃避して自らの記憶を書き換えているがために、現実と非現実の境界が不明瞭になっていくからだ。 しかし本作はまったくその正反対で、主人公の老人は今まで放置してきた家族の断裂を修正し、人生で失ってきたものを取り返すために行動する。『ロスト・ハイウェイ』や『マルホランド・ドライブ』で印象的だったのは、深夜の真っ暗なハイウェイをヘッドライトがかすかに切り開く映像だ。暗闇を探りながら疾走する真新しい自動車。だけどアルヴィンはたとえ時間をかけてでも、昼間の明るい青空の下を、着実に、穏やかに進んでいく。乗っているのは時速30kmのおんぼろトラクターだ。 最初はリンチが異色作を撮ったのだろうかと思っていたのだが、きっと根にある主題は同じだ。人生の不幸に、どうやって向き合うか。その答えは「最後まで自分でやり遂げたい」という老人の言葉に現れている。優しく時間をかけて傷を癒していく老人のやり方はじれったいように見えて、実はいちばん真っ当な方法なのだろう。 【no one】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-10 08:04:16) (良:1票) |
《改行表示》 2.《ネタバレ》 ただケンカで仲たがいしていた兄に会いにいくという本当にあっさりした簡単の話だけど、なんでここまで好きになってしまうんだろう?あのリチャードの名演技(あれが素なのかな?)がとにかく素晴らしいと思う、あの方の他の出演作は見たことないけどあの映画にでるための俳優と言っても決して過言ではないと思う。あの俳優の一つひとつの動き、行動が心を和ませてくれます。基本的に一人なので会話が少なく、アルヴィンの心情をこっちが色々と考えてしまうのもひとつの魅力だと思います。あの映画を通して僕が見出したテーマはもちろん兄を思う弟の、父を思う娘の家族愛であるとも思うんだけど、もうひとつ一期一会というのもあると思う。旅の途中で出会う様々な人たち、そのそれぞれの人たちが持つそれぞれの気持ち、考え、それに向かうアルヴィン、なんとも言えない哀愁を感じます。そして極めつけはラスト!兄との再会後のあの沈黙がたまらなく好きです。もどかしいというかなんというか。きっと、話したいことは山ほどあるだろうし、抱き合っちゃったりなんかもしたいだろうし、素直に謝りたいって気持ちもあったと思う、でもお互いなかなか素直になれない駄々っ子というか、頑固者というか、でもそういうのが好き。お互い探り合って、何から話そうか、どう話そうか心のなかで色々考えてるんでしょうね。 哀愁たっぷり。 【AXL侍】さん [映画館(字幕)] 7点(2003-11-23 23:55:43) (良:1票) |
1.これって実話なんですよね。しみじみしていい映画です。好きなシーンは、「年を取って嫌な事は?」ときかれた主人公が「若い時の事を覚えてることだ」って言うところと(僕はまだまだ若輩者ですがすごくわかります。若いって、恥ずかしいです)途中で知り合った老人と戦争体験を話すところです。事故にあった鹿をちゃっかり食べちゃう(鹿の群れに囲まれながら)ところには笑いました。しかもこれまたちゃっかりその骨を飾りにしてるし(ちなみに動物愛護家へのフォローのためか「この映画では撮影のために動物を殺してません」みたいなことをエンドロールで言ってました)。 【ぐるぐる】さん 7点(2003-02-28 22:50:09) (良:1票) |