14.主演2人が男前の笑い飯みたいでした。 【ザ・チャンバラ】さん 8点(2004-10-11 03:38:29) (笑:2票) |
13.《ネタバレ》 大好きな香港映画・トニーレオンの大ファンゆえ、あえて辛口の意見を言います。面白かったのですが、期待ほどでもなかったのです。それは見せ方です。格好良くみせるセンスとか音楽センスとか物足りませんでした。若い時のキャストが全然似てないことをわかりやすく見せる必要があると思います。トニーの上司の亡くなり方の見せ方があまりにも変(その姿を何回も見せる趣味の悪さ)。そして回想シーンの入れ方はタイミング悪しです。肝心の決戦は重みがなく、エレベーターが閉まったり開いたりは他の映画で同じのを観たせいか、それとも開閉回数くどすぎで、トニーの最後にふさわしくなかったです。最も格好良くしないといけない「死に様」が格好悪い演出でした。トニー無念です。女性のシーンはテンポを悪くしてました。盛込みすぎず、不必要な部分を削ることも必要だと思います。これだけの脚本とキャストを揃えて監督が…実にもったいないです。 【ひいらぎ】さん 7点(2003-11-03 18:49:07) (良:2票) |
《改行表示》 12.何度も見ている映画の一つ。 アクション、サスペンス、スパイ、刑事もの・・・。 どの要素を取り出してみても、お見事。 個人的殿堂入り映画の一つ。 【めたもん】さん [DVD(字幕)] 8点(2019-04-25 19:22:02) (良:1票) |
《改行表示》 11.多くの方が指摘する「警察・マフィアの双方がスパイを潜伏させている」この斬新なプロットで映画としての成功はほぼ八割方約束されたようなものだ。 そして忘れずに付け加えておきたいのが、原題でもある「無間道」が示す仏教概念。 仏教の無間地獄の概念を映画に取り込む事で、本作は単なる娯楽映画に留まらない、文学性も獲得する事になった。 一度悪に堕ちてしまえば、もはや善人になることは許されず、無間地獄の道を往く。 これはまさに善人を志しながら、自分自身を欺き続けなければならない地獄に囚われた主人公を指している。 余談だが、日本も含めたリメイク作ではこの仏教概念がオミットされていて、あくまで個人的な印象にはなるが、この概念をオミットしてしまうと、(リメイクを含む)本作はただの娯楽サスペンスに堕するような気がする。 【nakashi】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-01-03 14:46:19) (良:1票) |
《改行表示》 10.この映画は凄い。 散々語り尽くされてきて今更だと思うが、遅ればせながらこの作品を見て、凄い映画だと思った。 主役の2人の迫真の演技もだが、各場面に張られた伏線の巧妙さ。 次にどうなるか予想がつかない"見せ方"の上手さ。 そして、この緊迫感の中でも決しておろそかになっていない人物描写。 ネタバレになるのであまり語れないが、一見の価値はある作品だと思う。 【Sugarbetter】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-01-27 16:01:16) (良:1票) |
9.《ネタバレ》 傑作。まず設定の段階から良い。善と悪のどちらにも大きな秘密が隠されているので、緊張感が生まれる。そして随所に渡って緊張感を保つように脚本が良く練られている。台詞も◎。問題は、やはりラストにウォン警部の死付近以上の盛り上がりが欲しかったのと、もっとどちらかのキャラクターに感情移入させても良かった所か。時間が短いので、人物の掘り下げをプラスしても良かったと思う。しかし、傑作であることに変わりはない。 【Nujabest】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-02-02 12:56:44) (良:1票) |
8.ハリウッド板リメイクの方を先に見てしまいました。原作のこちらを見てみると、ハリウッド板はわざわざ原作の良さをダメにしてるところが多いなと感じます。脚本も役者も大変良い。香港でこれだけの映画が作れることに驚きます。邦画も宣伝だけに金かけずに、きちんとした脚本と役者でもう少し頑張って欲しい。 【丸に梅鉢】さん [地上波(字幕)] 8点(2007-11-16 23:56:52) (良:1票) |
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7.この映画を初めて見たのは地上波放送だった。軽い気持ちで見ていたが、途中からその無駄の無い作りと、衝撃的な展開に圧倒されたのを覚えている。DVDでの二回目の鑑賞だったが一回目とは印象は変わらずによかったと思える出来だった。アジアでもこんなクオリティの高い作品がまだ出来るのかと感動したし、このシリーズで笑いとアクションを混同した香港映画だけではなくこのような映画もあることに気づかせてもらった。そう言う意味でもこの作品は自分にとっては大きいし、すばらしい映画と言える。 【taka-104】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-08-21 14:24:34) (良:1票) |
6.《ネタバレ》 ラストがいかん、ラストが!!「何が何でもハッピー・エンドにせにゃあ~!」とまでは言わないが、アレほど呆気なくヤンを殺すくらいなら何もあそこまで引っ張らなくても…後味悪いってか悪杉。しかもあんなヤツに射殺されるなんて…!!個人的にあのオチで一気にクールダウンしてしまった。しかし、本作に代表される近年の香港映画の躍進ぶりには正直言って目を見張ると共に羨望すら覚え、素直に手放しには喜べない何とも複雑な思いにさせられる。(お好きな方には申し訳無いが)泥臭くて垢抜けない70~80年代の香港ムービー群を数多(あまた)観慣れた身にとって、本作はその完成度・先の読めない洗練されたシナリオ・巧妙な小道具の場面的な仕掛け・カット割やカメラワーク等で正に隔世の感を抱かせる。俊英がキャスト・スタッフ共に実にイイ感じで伸びやかに育ちつつある今日の香港映画界の勢いみたいなモノを十二分に感じさせるそのインパクトは見事の一語!悔しいが大きく水をあけられた感が深い邦画界への叱咤の意味も込めて8点進呈。先述の余計なバッドエンド追加で悪いが2点マイナス。 【へちょちょ】さん 8点(2004-11-11 03:02:33) (良:1票) |
《改行表示》 5.《ネタバレ》 「えっ、こっちが警官で実はマフィアの手先で・・・えっ、こっちはマフィアで実は警官で・・・えっ、警官が警察の中のマフィアを探して・・・えっ、マフィアが警察の・・・(リピート)」 疲れました、正直(--; もっとちゃんと理解しようと思ったらまた何回か観ないとだめかな。 一つだけ言えるのは、ラストが気に食わない。結局生きてるうちに自分の人生を取り戻せなかったヤン(=トニー・レオン)はとても救いようが無かった。愛する人も残し、ただの潜入で終わるはずだったマフィアとして人生を終えてしまい、彼は間違い無く無間地獄を味わってしまっているだろう。だがラウ(=アンディ・ラウ)の方はどうだったろうか。事件が解決し、おそらく昇進もしたのだろう。彼女は失ったかもしれないが彼にはまだまだ未来が残っている。よく世の中で言われてることが、「生きてさえいれば良い事がある」。まさにその通りだろうとこの映画を観た後率直に思った。そして同時にやりきれなさも感じる。物語を観ながら、一番オレが感情移入できたのはヤンだった。理由は、彼が一番人間らしさを魅せてくれたからである。長年マフィアとして潜入捜査してきたヤンが、唯一警官に戻れる所であったウォン警視。彼の死を目の前にした時のヤンは、とても共感するものがありました。それだけに、ラストでの彼の死が悔やまれる。立場こそ逆だったが、同じように生きてきた二人の漢が、ラストで全く別のものになってしまった、そう感じました。 【TANTO】さん 6点(2004-10-13 01:13:51) (笑:1票) |
《改行表示》 4.《ネタバレ》 面白かったです。前半のヤクの取引きのシーンでの息付く暇のないほどに進行する警察とマフィアの怒涛の見せ方から始まり、お互いいつバレてしまうのかという緊迫感を常に漂わせて最後の対決まで全く飽きずにすっかり引き込まれて見れました。 トニー・レオンが最高で男でも痺れるくらいでした。 ただ冒頭の若き日の二人の回想がありますがその若き日を演じた別の俳優の顔が全然、主演の2人に似てなくて誰がどいつなのか分からなくなりました(ここは本人達が演じても問題ないような・・) お互いの女性との絡みはくどくなくていいのですがもう少し精神科の先生は出すべきだと思いました。 オチもなんとか納得はしましたがやはりトニー演ずるヤンは死んで欲しくなかった・・救いがないので・・。 オチがあまり好きになれなかったので-1点で7点にします。続編はゴットファーザー方式で2人の過去をやるようですがいくらヒットしたからって強引だなぁ・・現時点では見る気しないです。さてネタ不足のハリウッドはどう料理するのか・・。 【まりん】さん 7点(2004-07-17 23:32:27) (良:1票) |
3.終始暗いトーンで貫かれていて、渋さが際立つ香港のフィルム・ノワールの秀作。いわゆるギャング組織への潜入捜査モノだが、一方の警察内部にも幹部として組織の一員が侵入しているという設定の珍しさが興味を引く。しかもその二人は警察学校からの顔見知りで・・・とくれば、いかにも映画的には格好の素材であり、男たちの世界が重厚で骨太なドラマとして展開されていく。こうった作品に付きものの“いつ正体がバレるか”といったヒヤヒヤ感は案外薄味で、むしろ主演の二人の孤独や哀しみあるいは心の葛藤といった、いかにも香港映画の好みそうな点がより強調されている作品だと言える。そしてひたすらストイックさに徹し、定番の女性との色恋沙汰も押さえ気味にした事も好結果に繋がったようだ。剛直型のアンディ・ラウに対し、トニー・レオンの線の細さが気になるが、共に持ち味を発揮していて好演。しかしやはり二人を両脇から支えるエリック・ツァンとアンソニー・ウォンの存在なくしては、これほどの支持を受けなかったのではないだろうか。 【ドラえもん】さん 7点(2003-12-11 17:36:19) (良:1票) |
《改行表示》 2.これほど緊張感のある映画は観たことがない。 緊張しっぱなしなので、観終わった後には疲労感がw 物語は「警察に潜入したマフィアのスパイ」と、「マフィアに潜入した警察のスパイ」というありそうでなかった設定。 話を追うにつれ、それぞれの意思が微妙に変化していき、組織の駒から一人の男として新たな目的に向かっていく。 その転機は二人の共通の心の支えとなっていたロウ警視の死である。 ここから、物語は一気に加速し、衝撃のラストへ一直線である。 キャスティングもハマリすぎてて怖いです。 文句なし。 特にロウ警視役の役者さん・・・演技めちゃうま!! トニー・レオンとアンディ・ラウはもはや言うまでもないですね。 一応、恋愛も織り交ぜてはあるが、オマケ程度。 これは、男の映画です。 もとい、漢の映画です!! 【show】さん 10点(2003-11-29 23:14:29) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 精神科医の元でしか安眠できず、自らに子供がいることも知らなかった男。フィアンセにさえ明かせない二重生活に、ピリオドをうとうとしていた男。何か一つずれていれば、交錯しなかった運命、違った出合いなら友人にさえなれていたかも知れない二人。・・・無問道に残された者は、失われた命の荷も負わされた・・・見ていてヒリヒリするような、ノワールの世界にシビレました。音楽は趣味に合いませんでした。 【ウメキチ】さん [映画館(字幕)] 8点(2003-10-21 00:21:50) (良:1票) |