4.この映画にははまったなぁ。思えば高校生の頃、まだチョウ・ユンファなんてあまり知らなかったとき、何気なく借りたのがこの「ゴッド・ギャンブラー」と「男たちの挽歌」だったんですよ。この2本の作品からはそれまで体験したこともないような熱気とパワーと男気と多少の強引さとただならぬ迫力を感じ取りました。この時からすでにチョウ・ユンファは私の中で忘れられないスターとして深く心に刻まれたのです。で、「ゴッドギャンブラー」に話を戻しましょう。この作品ではユンファが”賭神”というそのものずばり賭けの神を演じているのですが、これが滅茶苦茶格好いいんだなぁ。髪はオールバック、どんなイカサマも見逃さない、不可能を可能にする男。それが賭神だ。が、ストーリーは思わぬ展開を見せるのであった。突如として賭神が崖から転落し、記憶を失い、知能が幼児なみになるという面白くも破天荒な展開。この辺に香港映画特有の強引さを感じました。今作は、ユンファのシリアスな演技とオバカな演技の両方が楽しめるお得な作品となっています。例えていうなら、「男たちの挽歌」+「大丈夫日記」という感じ。そして、この作品でユンファのカードさばきにしびれた私は、しばらくトランプの練習をしたものです。もちろんチョコレートを食べながら(笑) 【きのすけ】さん 8点(2003-10-15 11:23:18) (良:2票) |
《改行表示》 3.《ネタバレ》 チョウユンファかっこいいー(サイコロ博打はかなり無理があったが)って男たちの挽歌のノリでストーリーは進むかと思ったら突然香港B級コメディ映画のノリに・・・。 香港B級映画を楽しめるか(ガマンできるか)どうかで評価は大きく分かれると・・・。 さすがみんなのシネマレビューだけあって、そこらへんの転換はレビューワーの皆様好意的ですね。 個人的にはだイギリス領だった89年の香港に少しだけ住んでいた経験があるので当時の雰囲気がかなり懐かしかったのでちょっと点数は甘め。 【CBパークビュー】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-06-30 09:52:07) (良:1票) |
《改行表示》 2.《ネタバレ》 チョウユンファとアンディラウががっちり組んだ作品。 この頃のアンディは激しいアクションもこなしてましたね。 ちょっと気が短いけど根は優しいヤンチャな兄貴を見事に演じてました。 また、チョウ・ユンファの高低差の激しい演技。 方や博徒としての顔。 方や記憶を失った幼児の顔。 両方ともに共通するのは笑顔の素晴らしさかな。 とにかく演技の幅が広い役者だと再認識。 この作品を見るとハリウッドであまりいい演技が出来ていない。。。というか作品に巡り会えていない実状がなんとももどかしく思えてきます。 【ゆたさん】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-04-26 11:44:36) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 香港映画という謎のパワーに唖然とした。熱烈なるススメがあって手に取った作品だったが、香港映画初心者にはちょいとディープすぎたかも(笑)。私がチョウ・ユンファと初めてご対面した映画がコレ。もっとも印象深かったのがサイコロ賭博のシーンだなぁ~。相手方が1のゾロ目を出して、ひとしきり場内のどよめきを受けたところで、我らがユンファの出した目は……ありえないけれど1より小さい数だった……サイコロが割れていたのだ。ププッ。誰かつっこんでおくれよ。驚愕するなよぉ~。力技でサイコロを壊しただけやんかぁ~。うん、すばらしい。 【元みかん】さん 7点(2003-10-17 07:14:37) (笑:1票) |