26.見たあとの後味がとてもさわやかでした。扱っているテーマはとても重いもののはずなのに明るくてさわやかでよかったです。トビー・マグワイアの好青年の好演がとてもよかったです。 【paruru】さん 9点(2003-12-11 16:42:03) |
25.《ネタバレ》 ジョン・アーヴィング節炸裂!のウィーンでクマな映画なのかと思ったら、実にこなれた良い話でした。要するに必要悪としての堕胎をテーマにした話なんだけど、もしかして堕胎されていたかも知れない孤児がいかにして堕胎を必要悪と認めて行くか、その過程をわりと淡々と、押しつけがましくなく素直に描いていて好感が持てますね。娘を妊娠させていて恥じない、ミスター無教養代表みたいなデルロイ・リンドーが非常にインパクトありました。あくまでも無表情に、目の前で起きている出来事を受け止めている主人公のトビー・マグワイヤも実に上手な役者さんだと思います。アヘン中毒の聖人、物語のカギとなっているミスター必要悪代表のマイケル・ケインといい、上手い役者をこれだけ集めて、暑苦しくも、居丈高でもなく強いメッセージをきちんと伝えた、こういう作品がもっと出て来てくれると面白いですね。こなれた映画、この一言に尽きます。 【anemone】さん 9点(2003-11-22 20:04:05) (良:1票) |
《改行表示》 24.《ネタバレ》 ラッセ・ハルストレムの作品はテーマが重い。重いけどサラリ、ほのぼの、ほんわかと描くところがいい。孤児院しか知らないホーマーが外の世界を体験し、成長していく姿が清々しい。トビー・マグワイアのポワ~ンとした感じがホーマーにぴったりでした。シャーリーズはキレイだけど、トビーとはなんかつり合わなかった。やはり秀逸はマイケル・ケイン。年をとるごとに魅力的な俳優さんになりました。 ルールがなくては困る、けれど人間って知らない間にルール中心、それに支配されてしまう場合が多かったりすると思う。リンゴ園の小屋に張り付けてあるルールを読み上げ、確か破り捨てたんじゃなかったっけ。 本作は避妊と中絶を禁じることはどうなのかが大きなテーマになっていると思うのですが、ホーマーとキャンディの成り行きに気を取られていたら、予想もしない展開になった。こんな場合でもルール最優先?時代設定はひと昔前なのですけど、今でもあらゆる場合、場面に共通し、ジレンマを感じる人も多いのではないかな?永遠のテーマです。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2003-11-21 22:37:56) |
23.《ネタバレ》 ラッセ・ハレストレム監督作品の中でも『やかまし村』シリーズと並んで大好きな作品。マイケル・ケインがいい味出してます。孤児院を半ば強引に飛び出したホーマーに送った手紙の中の「私は何一つ後悔なんてしていない、お前を愛したことも」というトコロから、本当の愛を学びました。名作。 |
22.ラッセ・ハルストレム監督の映画はDVD必見!メーキングというのがあって、それが非常に興味深いものになっている。シッピングニュース、ガープの世界なども彼の作品。 【花守湖】さん 9点(2003-10-15 01:29:13) |
《改行表示》 21.すごく好きな映画です。ラッセ・ハルストレムの作品は本当に心理描写が丁寧ですよね。特に孤児院の子どもたちはよかったです。 シャーリーズ・セロンにはいまいち共感できなかった。 【るいるい】さん 9点(2003-10-13 22:10:37) |
20.心温まる良い映画というのは、おそらく、こういう映画のことをいうのだろう。BGMのピアノも心地よく、メーン州の自然も美しかった。シャーリーズ・セロンのお尻もキレイだった。孤児院の子供たちの幸せを祈らずにはいられない。 【くるみぱぱ】さん 9点(2003-08-28 14:52:56) |
19.人間社会には様々なルールがある。でも、ルールに縛られるなんてナンセンス。禁じられている堕胎を行った主人公はルール違反をしたかもしれないが、それによって本当の人間のやさしさとは何か、わかったのだろう。トビー・マグワイア・・・私はどうしてこんなに彼に心動かされるんだろう。どうか上手に年をとって欲しい。 【パキサン】さん 9点(2003-08-07 23:25:53) |
18.これ、当時、試写会に招待されて見ました。近親相姦だの、堕胎だのが出てくるが、別に違和感がなかったというか、あんまし重要じゃなくて、やっぱ「生きる」ってことがテーマなんだな。見終わった後で、今年一番の作品だなと感じた記憶があるので、9点ってとこかな。書いているうちにまた見たくなったので、DVD買うことにしよう。 |
17.トビーの出演作にはハズレがないな。重いテーマを色々扱っている割に爽やかな後味なのは、さすがハルストレム。自分の居場所を模索するホーマーと、そんな彼を遠くから暖かく見守るラーチ先生に感動! 【てん】さん 9点(2003-05-11 01:28:36) |
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16.いい話だった。最後の「おやすみ。メリーの王子たち~」と言うシーン大好き!!先生は死なないで欲しかった。 【ジョナサン★】さん 9点(2003-05-05 22:21:10) |
15.見終わった直後よりも、時間が経過するにつれてじわじわと感動した。良作。 【ナオちん】さん 9点(2003-04-05 20:05:43) |
14.院長先生の、ホーマーに対する優しさに感動!!最後のレントゲン写真の下りにはトドメを刺されました。黒人親娘の事件はなんかヤダ。 【ほしにく】さん 9点(2003-03-06 07:58:48) |
13.久しぶりに「いい映画見たな」と思いました。前半はちょっとつまらない終わり方するんじゃないかって不安になってしまいましたが、ラストは不覚にも涙が・・・。俳優陣も音楽も申し分なかったです。ただ、まぁ、あんまり期待過剰で見ると「?」と思うかもね。 |
12.日常の中の、ほんのちょっとした“きらめき”。苦しい中にある“楽しさ”。淡々と進む中に、実に奥行きのある事柄が語られていて、胸に迫ります。いい映画です。この、“人生をかみ締める”ような語り口。最高です。見終わった後、心がぬくくなります。 【カンダラッキー】さん 9点(2002-10-29 14:49:08) |
11.物語自体が限られた世界でのものということもあって、劇的な展開を望む人にしてみれば物足りないかもしれない。けれど、見終わった後に何ともいえない、切なくて、それでいて爽やかな悲壮感を残してくれる映画だ。最初に見た時は「1回見ればいい映画だな」と思ったにもかかわらず、その翌々日にはまた見たという、自分の中では異色な作品になった。トビー演ずるホーナーも初めは単なる世間知らずの純朴なキャラなのかと思っていたのだが、思っていた以上に賢く、周りを見ているんだなと感じた。と同時に、その行動の一つ一つにとても人間味を見ることも出来た。また前半部分とラストでのホーナーの成長をみて、凛々しくなったと思った。やはりこれはトビー自身の持つ、透き通り過ぎているが故にその奥にある実体が掴みにくいというような魅力も大きく関わっているのかもしれない。自分の中ではとても大事にしたい作品の一つになったのだが、かなり人の好みによるだろうから、その分を差し引いて9点。 【うらりょん】さん 9点(2002-10-25 21:22:38) |
10.感動の作品でした。心の中があったまる作品でした。 【Naoto】さん 9点(2002-05-19 00:15:13) |
9.感動しました。というか子供が出てくる映画には弱いのでひいきが入りますが9点献上。自分の人生のルールは自分で決めろ。それがテーマだと受け取りました。結局主人公は最後までまわりに影響を受けまくり、ほとんど自分で決めてないのではないかという穿った見方もできるんですけどね。「サイダー・ハウス・ルール」の最後の規則が「娘とfuckするな」だったら見事なおちになってたのにって考えると笑えます。孤児院に主人公のことを好きな女の子を一人残してたのもポイント。二人の幸せな将来が目に浮かぶようで、見終わって爽快な気持ちになれた。 |
8.優しい気持ちになれる映画。でも、人が死にすぎのような…。もうちょっと平和にしてほしかった。 【mayu】さん 9点(2001-08-22 22:43:02) |
7.ホーマーの成長にしてあの結末ありなので、あそこで彼と娘がくっついてたら映画のテーマが行方不明になっちゃうんですね。代理母の議論する人とかにこういう視点はあるのかな。 【ゆりかもめ】さん 9点(2001-08-16 02:19:18) |