《改行表示》 4.《ネタバレ》 原作はアメリカのサスペンス小説らしい。 それを、小津が日本の人情噺に仕立ててる。 なるほど、刑事のキャラクターは、いかにもアメリカっぽい。 拳銃というとこもアメリカっぽい。 しかし、それでも小津さんは、この刑事の人柄に惚れたのだろう。 自分らは子供のころ、「おやこ刑事」という人情漫画があったが、 それは、こういうキャラの刑事像を描いてた。 自分は、そういうアメリカ的なキャラに知らず知らずに惹かれてたのだと思った。 【トント】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2025-04-21 11:40:39) |
《改行表示》 3.ややや、楽しめました。 サイレント作品ということで、サイレントが苦手な私は、あんまり期待して観なかったのですが、これが予想を裏切る面白さ! 奥さん役の八雲恵美子がとても美しかったです。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2007-10-13 23:51:33) |
2.ローマの神殿のような列柱に淡いガス灯、何が始まるかと思いきやギャング映画でビックリ!摺りガラスに影を映したり、手形を残したり(意味がなかったが)手が込んでました。ストーリー自体は罪と罰ででしたが、カウリマスキの罪と罰と比べながら楽しめました。 【亜流派 十五郎】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-02-15 22:37:46) |
1.ハリウッドに影響を受けて製作された一本、らしい(BS-NHKの小津特集でそう言ってた)。話自体は今観ると至って古典的。でも主人公が逃走する時の光と影の感じとか、登場人物達が並んでいる時の佇まいとか、なんとも言えないかっこ良さ。子供と夫を守る為、拳銃を手にしたヒロイン(八雲恵美子)の健気で凛とした表情が実に美しくて素敵です。 【ぐるぐる】さん 7点(2004-01-07 20:41:49) |