4.俺的にはつまらん映画(4点)だったのだが、彼女が面白かったというから情けなく相槌を打ってしまった。その後「自分自身の主張がない」との理由でクリスマス前に振られたので、マイナス1点。 【motsu 12】さん 3点(2004-01-11 11:38:35) (笑:3票) |
《改行表示》 3.敵の兵士はどいつもこいつも、血も涙も無く、だからジャンジャン殺して良い、というノリが、引っかかるというか、何となく後ろめたい気持ちには、なっちゃうんですけどね。実在の国における内乱をテーマにする以上、そこはどうしてもデリケートな問題となっちゃう。もっとも、本作がナイジェリア現代史のどのあたりを描いているつもりなのか、正直よくわからんのですけどね(この映画の頃のアフリカと言えば、コンゴ戦争という悲惨極まりない大戦が繰り広げられていた・・・などということを我々が報道で目にすることはなく、我々はアフリカについて相変わらず何も知らないのです)。 敵兵士の一人を見て「まだ子供じゃないか」などと戦国自衛隊の竜雷太みたいなコトを言うのが、さらに敵の狂信ぶり、非人間性を煽り立てるのですが、これとて双方、言い分がありそうな。 とか何とか、色々と後ろめたさはあるのですが、それを別にすると、なかなかに惹きつけられる作品ではあります。「別にすると」と言うより、一見そういう「一方的な勧善懲悪めいたもの」がありながら、ブルース・ウィリス演じる主人公の行動や決断には、それとは少しズレたところがあり、そのズレ具合が映画の推進力になってるように思われます。 何せ、場当たり的。 ナイジェリアにいる女医をヘリに乗せて国外に連れ出す、という作戦だったのに、女医の反対を受け、ヘリに乗せるのは怪我人・子供優先へとアッサリ方針転換。徒歩での国外脱出を図り、部下は危険に晒すわ、上官には叱られるわ、スパイ疑惑は発生するわ。作戦変更で救われる命もあれば、変更しても救われない命もあり、変更したせいで失われてしまう命もあるのだろうけれど、とにかくブルース・ウィリスは決断し、部下とともに行動する。部下は体を張り、戦いに命をかける。 敵の追跡、森の中の逃避行、そしてクライマックスにおける国境での死闘。主人公が勿体ぶってアレコレ悩み迷って見せなくとも、「迷路」のような森自体が「迷い」であり、森が開けて目の前に現れる国境ゲートがすなわちその迷いに対する「回答」であって、あとはもうその流れの中で、人間たちはただひたすら戦ってみせる、というアクションの純粋さ、そこが本作の魅力であるように感じます。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-08-11 18:03:44) (良:1票) |
2.この映画を見ていて思ったのは、なぜこれほどに民間人が殺されているのか(?_?)…という所に疑問を持ちながら映画は進んで行った""見終わった後で思ったんだけど、アフリカという場所についての理解の不充分さを知った気がする(>_<);アメリカという国の客観的視点のストーリーだが、「アメリカは良い国、何も悪くない。」という感じを受けた(ーー;)そして、そんな中で兵士達の行動が重要視される内容だったと思う;現場を知らない上の奴らの命令が、すべて正しくない@それでも従うか否か(>_<)、、そういう意味では共感できる。だけどアメリカという国の単位で考えると、そうは言い切れない(>_<)やはり一個人の兵士という立場も考える必要があるのかもしれない… 【ジャンキー】さん 7点(2004-01-31 20:59:22) (良:1票) |
1.アフリカの内戦のありさまを見て日本に生まれた事を感謝したいと思った。センターを去るときの「神はアフリカを見捨てた」という言葉。反乱軍が村人を処刑するところで「それでも人間か」という言葉。それぞれが重かった。ラストのナパームで焼き払う、モニカがただの足手まとい、パンフレットにナイジェリアの背景が書かれていない等プチいらいらがあったので8点。それでも十分に考えさせられる物があったので皆が言うほど悪い映画ではないと思いました。 【もらい泣き】さん 8点(2003-11-17 01:20:20) (良:1票) |