座頭市物語の投票された口コミです。

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座頭市物語

[ザトウイチモノガタリ]
1962年上映時間:96分
平均点:8.18 / 10(Review 56人) (点数分布表示)
公開開始日(1962-04-18)
アクション時代劇シリーズものモノクロ映画小説の映画化
新規登録(2003-10-15)【紅蓮天国】さん
タイトル情報更新(2023-07-26)【イニシャルK】さん
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監督三隅研次
助監督国原俊明
キャスト勝新太郎(男優)座頭市
万里昌代(女優)おたね
島田竜三(男優)笹川繁造
三田村元(男優)松岸の半次
天知茂(男優)平手造酒
南道郎(男優)飯岡乾分 蓼吉
柳永二郎(男優)飯岡助五郎
千葉敏郎(男優)飯岡乾分 政吉
守田学(男優)飯岡乾分清助
山路義人(男優)蓼吉の父親弥平
舟木洋一(男優)笹川乾分与五郎
尾上栄五郎(男優)笹川乾分利兵衛
毛利郁子(女優)繁造女房お豊
真城千都世(女優)半次女房お芳
市川謹也(男優)笹川乾分茂吉
藤川準(男優)
堀北幸夫(男優)笹川乾分金治
浜田雄史(男優)飯岡乾分安七
丸凡太(男優)
木村玄(男優)客の正六
福井隆次(男優)笹川乾分大八
越川一(男優)百姓男
西岡弘善(男優)飯岡乾分為造
小林加奈枝(女優)笹川飯炊お兼
志賀明(男優)壺振り
愛原光一(男優)後押し
細谷新吾(男優)飯岡乾分音七
千石泰三(男優)笹川乾分伊七
原作子母沢寛
脚本犬塚稔
音楽伊福部昭
撮影牧浦地志
製作大映(京都撮影所)
企画久保寺生郎
配給大映
美術内藤昭
編集菅沼完二
録音大谷巖
照明加藤博也
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【口コミ・感想】

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1
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12.やっぱり座頭市は勝新に限ります。そんな勝新座頭市の記念すべき最初の作品として完成度の高さもさることながら何度観ても面白い!勝新の持つオーラ、存在感、全てにおいてたけしの座頭市よりも上です。白黒の画面から伝わってくる勝新のパワーの凄さを存分に味わえる傑作です。
青観さん [DVD(字幕)] 9点(2005-06-02 22:57:47)(良:2票)
11.《ネタバレ》 寅さんシリーズには負けるけど、日本映画史上屈指の長寿シリーズの記念すべき第一作です。いい歳して座頭市ものをじっくり観るのは初めての自分、市がヤクザだという事すら認識していませんでした。タイトルロールを観て伊福部昭が音楽担当と知ってちょっとびっくり、でも確認すると全作とは言わずとも座頭市シリーズではかなりの作品に参加していたんですね。時代劇での伊福部昭サウンドは、東宝特撮とはまた違った重厚さがあります。 26作も製作されたので後期のまるで超能力者みたいな市のイメージしかなかったんですけど、本作での勝新太郎はもう惚れ惚れするぐらい深みのある人物像で、その演技には圧倒されます。盲者である市が周囲の事物を感知できるのは鋭い聴覚と嗅覚が成せる業という描写にもけっこう説得力があり、現代的に言ううと市は絶対音感の持ち主というわけですね。意外と居合の技を見せるシーンは少なく、初めて抜くのは開幕三十分は過ぎてから。そして“座頭市と言えば仕込み杖”というイメージがあるけど、本作ではドスを杖代わりにしていて、終いにはそのドスも「平手御酒の供養に埋めてくれ」と言って小坊主に渡して捨ててしまう。こういうところはラストでバッジを投げ捨てる『ダーティハリー』と一緒で、まさかこれが大ヒットしてシリーズ化されるとは予想してない撮り方みたいな感じがします。平手御酒=天知茂の哀愁が込められた演技もまた素晴らしく、自分が今までに観た時代劇での天知茂のベストアクトです。 26本も製作されているのでとても生きているうちに全作観れる気がしませんが、機会がありましたら他の作品も観てみたいと思います。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2023-09-14 22:23:08)(良:1票)
10.《ネタバレ》 とても面白かったです。これは憧れますよ!男ならね。渋い。
ヤクザ共に見せ付けた蝋燭の居合い斬り、痺れました。
見せ物じゃないという謙虚さにも憧れます。
自分の技を見世物にしたくない、という気持ちもなんとなくですが分かるような気がします。
酒飲みの平手も非常に格好良いです。
実はタケシ版の座頭市が大好きだったのですが、この座頭市物語を観るかぎり、タケシ版座頭市を否定したくなる人の気持ちも理解できる気がします。
勝新太郎の座頭市から伝わってくるこの迫力は凄いものがあります。
いや、本物だと思いました。
ゴシックヘッドさん [DVD(邦画)] 9点(2010-07-13 02:49:53)(良:1票)
9.《ネタバレ》 自分にとっての娯楽映画とは、黒澤の「七人の侍」やジョン・スタージェスの「大脱走」が代表になるんだけど、この「座頭市物語」にも同種の魅力がたくさん詰まっている。子供の頃は、勝新太郎という名前じゃなく、座頭市が固有名詞だった。後に作られたテレビシリーズではもう少し道徳的なキャラクターだった記憶があるが、この映画の第一作では立派なヤクザもの。決して正義の味方ではないところが魅力的だ。というか、勝新太郎らしい。盲目というハンディを抱え、マイノリティとしての反骨から居合いを習得したと語られるあたりに、負のエネルギーの強さを感じる。文字通り、ダークサイドに取り込まれた男。多くは披露しない居合いの切れ味や期待を裏切らない強さ。出しどころを限定するもったいぶりと、盲目という前提が、パフォーマンスを倍化させて見せる。天地茂が演じる剣客と深いところで心を通わせるあたりの丁寧な作りや、ラストシーンでやくざの親分を叱りつける筋の通し方などがとても上手い。この第一作を観ないと、他の座頭市が見られないような法律でも作って、多くの人に観て欲しい。それほど飛びぬけたレベルを感じさせる一級のエンターテイメント。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 9点(2009-09-22 13:32:18)(良:1票)
8.《ネタバレ》 後に続く続編ではまさに超人の域まで達している座頭市であるが、冒頭へっぴり腰で丸太橋を渡る第一作目のこれは全く趣が違う。続編・若しくはリメイク等での彼の振るう剣はまさに爽快感溢れる「正義の鉄槌」(をダーティーたるカツシンが行う所に意味がある)。ところがこの作中の彼の剣には「いじめに対していじめられっ子が突然暴れ出す・反抗」のような陰鬱感がスクリーンから溢れだしているのだ。共に世の中からすね者として扱われている平手造酒との会合。剣を交えて座頭市もまた、自分が斬られてしまいたかったはず。「不知火検校」から続く新しいヒーロー座頭市の誕生(日本の天才俳優・勝新太郎が花開いたきっかけ)、監督三隅そして天知茂の職人的なサポートぶりもさる事ながら個人的には大映映画時代劇を彩った華の一人、万里昌代の代表作として挙げておきたい一本。
Nbu2さん [映画館(邦画)] 8点(2008-09-28 17:13:55)(良:1票)
7.勝新凄い!貫禄充分の迫力で画面に迫ってきます。肝心のアクションシーンは少なめでしたが、それを補って余りあるほど脚本がしっかりしており勝新を始めとする役者陣も手堅い演技でじっくり見せてくれます。バカらしい抗争に巻き込まれた二人の凄腕用心棒がまるで運命の糸で操られているかのごとく戦ってしまう。そこに感じる人の死や生きる事の難しさがこの映画の魅力ではないのかなと思いました。北野版「座頭市」には、全くなっかた重厚さがこの作品にはあります。
一番星☆桃太郎さん [DVD(字幕)] 10点(2004-12-06 11:43:08)(良:1票)
6.《ネタバレ》 初めて観ました。共に裏街道に生きる平手と市。死期を悟り、己の死に場所を探す平手と、世間にも自分にも負けずに生きてゆこうとする市。ラストの二人、最高の死に場所に本望の思いを胸に息絶えた平手と、彼の思いを汲み取って無念の涙を堪える市。死ぬ事より生きてゆく事の方が辛いのですね。天知茂の演技を終生忘れる事はないでしょう。
The Grey Heronさん 9点(2004-11-06 07:32:24)(良:1票)
5.冒頭、市が丸木橋を四つん這いで渡るところから惹きこまれる。斬り合いは少ないけど、シャープなモノクロ画面の美しさ、端正さ、
ニヒリズムと人懐っこさと殺気と優しさと不気味さが同居した市の存在感がたまりません。天地茂の平手神酒も出色。ラスト、市を斬ろうとしたヤクザがバランスを崩して川で溺れ死ぬのを「どうせ、ロクなもんじゃねえ」と呟く市が痺れるほどカッコいい。やくざたちの描写もリアルですね。
ひろみつさん 10点(2004-05-11 13:50:19)(良:1票)
4.行きつけのビデオ屋でDVD版がレンタルされてたんで早速観てみたのですが、いやー面白かった。勝新もいいけど天知茂(この人はずっと「明智小五郎」役しか観たことなかったけど)がカッコ良いです。それに映画自体が凄くきちんと作られているなあ、という印象を持ちました。かつてのプログラムピクチャーに対してなんとなく「大量生産」のイメージを抱いていたんですけど、やっぱしそれはスタッフ・キャストの技術の高さがあって初めて可能だったんだな、と思いました。おーし、この勢いで全シリーズ観るぞー!
ぐるぐるさん 8点(2003-12-17 22:33:50)(良:1票)
3.勝新太郎のハマり役、座頭市。以後、シリーズ化される記念すべき第1作。監督の三隅研次を筆頭に、主役を張る勝新太郎、相手役の天知茂等、この作品にかける意気込みが画面からヒシヒシと伝わってくる。三隅研次の描写が冴えるクライマックスの殺陣のシーンはもちろんのこと、ゾクゾクする見せ場をあちらこちらにちりばめており、見応え十分の時代劇に仕上がっている。また本作は、裏社会という掃き溜めの世界でしか生きてゆかざるを得ない、哀しい男どうしの“友情”を描いた人間ドラマとしても秀逸。勝新太郎の圧倒的な存在感、それに対峙するかの様な死期を察知した天知茂の哀感溢れる演技。伊福部昭の荘厳な音楽も貢献度大。《ネタバレ! ! 》ラスト、座頭市に支えられ息絶える平手造酒。剣に生きる者にしてみれば、至福の幕切れだったに違いない。傑作です。
光りやまねこさん 9点(2003-11-23 16:24:40)(良:1票)
2.《ネタバレ》 《まことに申し訳ないが、以下、クライマックスシーン完全ネタバレにつき、未見の方はご遠慮ください。》
勝新太郎が演じただけでも座頭市シリーズはTVも含めて数多くあるが、その頂点に君臨するのがこの第1作である。座頭市の凄腕はろうそくや天井に投げつけられた一文銭のエピソードなどによって既に存分に観ることが出来るが、やはり、素晴らしいとしか言い様がないのは、平手造酒を演ずる天知茂である。池で釣りをしながらの市との会話のとぼけた味わいや、胸を患い寺で臥せっているところに、市が出入りに助っ人に行ったと聞かされるやいなやガバッと跳ね起き、小僧が必死に止めるのも聞かず、押っ取り刀で駆けつけるその姿は、それだけでも涙なくしては、観れない! そして、小さな橋の上で市との対決。市は造酒を斬りたくないのに、造酒はそれを許さない(この時の彼の台詞がまた泣けるんよ!)。勝負はもちろん一瞬にして決する。市の背中に覆われて、斬られた造酒の姿は画面からは見えないが、ここで、「勝新、日本一!」と観客席から思わず掛け声が飛ぶ位の一世一代の名演によって、死に行く平手神酒の(決して見えない!)満足げな表情と心の友をこの手で斬った座頭市の深い深い悲しみが、描かれる。嗚呼
なるせたろうさん 10点(2003-10-17 20:52:46)(良:1票)
1.ビジュアルだけで本当に格好いい勝負は有り得ない。大事なのは魂。伝説の名勝負。
紅蓮天国さん 8点(2003-10-17 20:51:36)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 56人
平均点数 8.18点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
411.79%
500.00%
635.36%
71017.86%
81832.14%
91832.14%
10610.71%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review3人
2 ストーリー評価 9.33点 Review6人
3 鑑賞後の後味 9.40点 Review5人
4 音楽評価 8.66点 Review3人
5 感泣評価 7.50点 Review4人

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