5.《ネタバレ》 二枚目は何をやっても特だなあ!この映画におけるケイリー・グラントの姿、いちいち吐く台詞やら二人の女性への態度やらを見ているとそう思わずにはいられない。特に夫との仲がいまひとつ良くないリタ・ヘイワースに対するあの態度、普通ならあんな風にして、バケツに水を入れて髪の毛に思い切り吹っかける。それがリタ・ヘイワースほどの美女なら尚更のことである。羨ましいぞ!私にもやらせてくれ!リタ・ヘイワースのような美女を虐める。いやあ~美女が男に虐められるのはそれだけでもゾクゾクし、羨ましいたらない。しかし、あんなことをしても嫌われるどころか、むしろ逆に好かれるなんてくそーーー!ケイリー・グラントだから許されるのであって、私がやったらまず、嫌われて相手にもされないことだけは間違いない。二枚目って何をしても許してもらえて、良いなあ!ケイリー・グラントについてはこりゃあ、仕方ない。男から見てもやはりかっこ良いのだからどうしようもない。ハワード・ホークス監督の描くこの男臭い世界、空を飛ぶ飛行機、空中シーンの迫力などは流石であるが、ドラマとしての面白味やスリルなどはそれほど感じられないのが残念である。残念と言えばリタ・ヘイワースのあの悩ましい胸元ばかり気になってしまい、肝心な映画の内容についてはしばらくすると忘れてしまいそうなのと、どうせならもっと挑発的な姿で男たち、それは映画の中の男だけでなく、見ている私のようなスケベな男の心を掴んで離さないほどのものを見せて欲しかったのと、リタ・ヘイワースの悪女ぶりが見たかった。 【青観】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-12-06 11:33:58) (笑:2票) |
4.《ネタバレ》 ずっと続く色恋物語には退屈していたが、ラストの飛行は俄然、面白かった。 ラストの飛行で大活躍をしたリチャード・バーセルメスが、とにかくかっこよかった! 【にじばぶ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-08-05 21:50:54) (良:1票) |
3.ケイリー・グラントが、自分からは何の行動も起こさないのにやたらめったら女性にモテまくる・・・、ヒッチコック作品を初めとする、後々の主演映画にも繫がるキャラクターをここでも遺憾なく発揮しています。イヤ~、全くもって嫌味が見当たらない程、若き日の彼も二枚目でカッコイイっす!男に嫉妬心を起こさせず、理由もなく女性にモテる役っていうのは、やはり唯一無二の彼ならではの軽妙洒脱な味わいが有ってこそ。↓ああ・・・R&Aさんと同じく、自分もこんな粋な大人の男になりたかったのになあ・・・(笑)余談ですが、このタイトルと南米が舞台という事で、自分は長い間この映画の主題歌は「コンドルは飛んでいく」だとばかり思ってました。女優陣もお二人もそれぞれにお美しい。特にあの天下の美女、リタ・ヘイワースにバケツの水を(←それも続けざま二杯!!)頭っからぶっ掛けるなんざ、流石豪快派ハワード・ホークスの面目躍如たるゆえん。しかしこの航空会社って・・・事故率高すぎですよね(笑)管制塔がない時代に航空機を飛ばすっていうこと自体、本当に命懸けの仕事だったんですね。大画面で観たかったかなあ・・・。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-09-26 10:26:44) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 ほとんど全編パイロット泣かせの悪天候。その極限状態で行くか戻るかの判断を常に強いられる。躊躇している暇はないのだ。任務の厳しさと、人命の尊さが常に綱引きをしているような感じて、シリアス一辺倒のドラマでないにも関わらず、観てるとグッタリしてしまう程なんです。僕が大好きな主演二人(ケイリー・グラントとジーン・アーサー)も好演だけど、個人的にはその主演二人よりも、苦い過去を持つ寡黙な男を演じたリチャード・バーセルメスの方が印象深い。滲み出るカッコよさ。男はこうでありたい。 【よし坊】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-21 09:03:36) (良:1票) |
1.鉱山の上空を飛ぶ映像が素晴らしい。シリアスな男のドラマにナイスタイミングでなごましてくれるエピソードや楽しい会話も良い。そしてなんといっても男たちがかっこいい!中でもやっぱりグラント演じるジェフ!かっこいい!かっこいい!かっこいー!!私がめざしているキャラはこういうのです。「女には頼まない」、、、とかなんとか言っちゃって最後には「ここにいてくれ」って頼むんでしょ!と思ったら最後まで言わない。クールだぁ!男の美学だぁ!そして言わないかわりにコインで、、、クゥ~!!シブイ!シブすぎる!、、、、ん?↓現実にはうざったい?どうやら私はまだまだ現実の世界と虚構の世界をごっちゃにしているお子様のようです。 【R&A】さん 7点(2005-01-14 12:47:41) (笑:1票) |