18.愛しきダメダメ男たち。こういう男のどうしようもなさもまた人間として魅力的…とか思ってしまう私は、だめんず予備軍?! でもデュードってあんだけ馬鹿で強烈な人間に囲まれててものほほんと自分らしさを貫いてるし、なにげに思いやりも責任感もあって、実は趣味人だったりもするし、一緒にいて疲れないから経済問題さえ解決できれば理想的な結婚相手かも。しかし何よりも面白いのはここでの評価の分かれっぷり!!大絶賛とこき下ろしが交互に読める。ひとつ言えることは、この映画で笑える人の方が、きっと楽しい人生を送っているはず。 【lady wolf】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-30 14:57:21) (良:2票) |
17.途中から見てもいい映画。 【セクシー】さん [映画館(字幕)] 10点(2003-11-02 02:45:33) (良:1票)(笑:1票) |
16.《ネタバレ》 コーエン兄弟らしい映画ですね。ウォルターの切れっぷりといい、途中のデュードの夢のシーンとかああいいうシーンを入れるのも好きなんでしょうね。私は邪魔だと思うのですが、彼のこだわりなんでしょう。コーエンフィルムにしては全体的にあまり破綻なくきれいにまとまりすぎているので、若干物足りない感じがします。コーエン兄弟の良さは全体的な調和をあえて過剰にして崩すというかゆがませて、それでいて結構正統的に撮っているのが彼らの持ち味だと思うので。あとユダヤセンサー(?)が非常に効く私としては、彼らもユダヤ人の呪縛から抜けきれないユダヤ人クリエイターなんだなぁと改めて感じました。映画に関してユダヤ民族のアイデンティティーの作品の中への投影というテーマは結構調べると面白いと思います。個人的には。 【エリア加算】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-08-15 22:38:20) (良:1票) |
《改行表示》 15.凝りに凝りまくった映像と超個性的なキャラ達が繰り広げるドタバタギャグの面白さ! コーエン兄弟らしい巻き込まれ型サスペンスだが、物語は脱線に脱線を重ねサスペンスとしては完全に破綻を期してしまっている。しかし!全編に散りばめられた細かいギャグやブラックユーモア、意外すぎる人物設定(ひ弱そうな男が実はサーファーとか)が次々に繰り出されるので飽きない。また、登場人物が皆強烈なインパクトで、その配役も素晴らしい。ジェフ・ブリッジズはこの愛すべきボンクラ主人公を実に自然に演じていたし、キレキャラを演じさせたら右に出る者は居ないジョン・グッドマンのキ〇ガイ演技っぷり!スティーブ・ブシェミは相変わらず扱いが酷いが、コーエン作品にはなくてはならない存在。他にもロリコンで男色家の変態とか、怪しげなキャラクターがこれでもかという位わんさか出てきます。 万人が楽しめる映画ではないだろうが、その独得の世界観にハマれればもうこの映画の虜になるはず。 【ヴレア】さん [DVD(字幕)] 10点(2016-11-08 04:32:54) (良:1票) |
《改行表示》 14.《ネタバレ》 おお点数の分布が満遍ない。良いですね。私には直球ストライクです。 いやあ、もう馬鹿。馬鹿と変態と自分勝手ばっかりじゃないか。まだしも健常値に近いJ・ブリッジスが、とんだ巻き込まれ事件の中で翻弄されっぱなし。こんなええ仕事してたんだあ、彼。ベトナムのPTSDでややこしいことになってる友人のJ・グッドマンをはじめ、他のそうそうたる面子もいいボケをしちゃってる、もう顔からですもん。見てるだけでなんか腹立つわあ。特筆すべきはP・S・ホフマン、やる気満々の渾身のボケやってます。(哀悼) 出てる奴らの恐るべき社会的有用性の無さ。なんという無駄。しかし人間社会には絶対に必要なアソビの部分を担ってる彼ら。大好きだあ。 ああ、大好きなS・ブシェミが灰になってコーヒー缶(!)からジェフにふりかかる最後の場面なんてさ、何度目かの「馬鹿かーっ」を叫びながら私の視界はぼやけてにじんだ。金はなくとも、愛はあるのだ この世には。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2014-09-26 00:32:37) (良:1票) |
《改行表示》 13.《ネタバレ》 率直な意見を言わせてもらうと、コメディ、ドラマ、どちらに徹することもできていない非常に中途半端で散漫な映画です。 第一、コメディなのに、恋人の小指を切り取って送りつけたり、耳をかじり取ったりするいきすぎた暴力描写が不快。 個人的に嫌いな夢のシーンのセンスは最悪。 ラリー少年や私立探偵など、思わせぶりな登場をしていて、それ以降まったく本編に関わらないっていう人が、いっっっぱいいすぎなのも好きじゃない。アパートの家主もそう。医者もそう。モード・リボウスキだってそうです。 出てくる人たちがみんな、ストーリーそっちのけで思いついたことを好き勝手にやるのが楽しいっていう人には向いているかもしれませんが、そうでない人にはフラストレーションがたまって終わる2時間になるでしょう。 だいたい『どう?こーゆーの面白いでしょ?え?この面白さわかんないの?』って、上から目線で言われている感じがしてむかつきます。面白くないよ。 ・・・・ただ、ボーリングがしたくなります。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 3点(2014-07-20 19:33:57) (良:1票) |
《改行表示》 12.意外と面白くない。という感じでした。 コーエン兄弟が好きという前提で、独特の映像が好きで、不可解な内容がたまらない、という人じゃないと厳しいでしょう。 コーエン兄弟、わりと好きなんですが、周期的な物なので盛り上がってないときにたまたま借りてきたこれは正直惰性で最後まで見た、という感じでしょうか。 決して完成度が低いわけではないので、見るときの自分次第です。 【黒猫クック】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-09-01 01:51:27) (良:1票) |
11.《ネタバレ》 なんとなく松本人志が好きそうな感じを全くの無根拠に覚えました。別におっさんの素足が満載だから、というわけじゃありません。僕は別にはまりませんでしたが、「大好き」という方がいても不思議な気はしません。ゆるゆるすぎる感じが快感、というのはほんのちょびっと共感できます。確かに適当な映画ですが、適当に撮っていてはこういう映画はできなかったとも思います。ジュリアン・ムーアのモードと映像芸術家が電話で爆笑するシーンはめっちゃ笑いました。 |
《改行表示》 10.かつては一番好きな映画だと公言していたこの作品。 しかし、今観ると随分とすっとぼけてますね。 かつての自分は単に駄目人間を愛する向きが強かったんでしょうね(今も好きですが)。 まさにラスト、カーボーイが言うように。 どんな人間でも生きていけるというのを活写してくれるだけで希望が見えてくるんですね。 高田純次を見ているような心地よさがあります。 かつて愛した作品ということで甘めの採点。 【カラバ侯爵】さん [DVD(吹替)] 5点(2007-07-14 20:23:35) (笑:1票) |
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《改行表示》 9.《ネタバレ》 コーエン兄弟は、近年の作家のなかでもとりたてて志の高い監督である。 卓越した構図、独特のカッティング、ストーリーの周到さ、どこをとっても一流に恥じない。一部には遊びに遊んだ、という評価を受けたこの一編は、ふざけているとしか思えない人物設定や、その場しのぎと解されがちなストーリーもあって、いいかげんに作ったのかと疑いたくもなるのだろうけれど、じじつは逆である。 たとえば、タイトルバックの映像。数人のボウラーの投球する姿が、ゆっくりとしかしあるリズムとタイミングを保ちながら映し出されてゆく。かれらは一様に肥満しており、美しさやカッコよさの片鱗もない。にもかかわらずこのリズムで何レーンにもわたって投げ続ける人々から観客は目を離すことができない。かれらの投球シーンが異様な昂ぶりをみせているのはいったいどういうことなのか。 スローモーションに続いてS.ブシューミの投球カットにつながれば、それはストライクなのだけれど、J・ブリッジスとJ・グッドマンは話に夢中でストライクなぞ見ていない。恐ろしいことにボウリングマニヤという設定の主演級3人の中において投球シーンが映されているのは彼ただ一人であり、J・ブリッジスにいたってはボールに触ることすら禁じられているかのようだ。終盤ブシューミは心臓発作で死ぬこととなるのだから、いったいこれらは何を物語っているのか。このような仕掛けは全編を通じて徹底的に張り巡らされていることを見逃してはならない。 一編はコーエン作品の中でもとりわけ卓越したセリフによって構成されている。3人が今回の誘拐の狂言の可能性について話あっているシーンではこうだ。J・ブリッジスがレーニンの言葉を引用すれば、ブシューミは「I'm a walrus」と横やりを入れる。これはジョンレノンの曲名で、レノンとレーニンとの名前の混同が人間同士の会話の不条理さを暗喩している。すかさずJ・グッドマンの怒りを買うが、かれのベトナムとユダヤに起因するエキセントリックさはそれ以上に不条理で、観客はジェットコースターに乗り合わせているかのように揺さぶられる。とりあえず疾走するセリフの数々に身をゆだねるしか方法はなさそうだ。不条理とはいえ、いやだからこそ人生の素晴らしさをじわりと体感させてくれる稀有な名作に拍手を送りたい。(07/03改訂) 【ただすけ】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-06-08 15:55:33) (良:1票) |
8.面白くない。終始グッドマンにイライラさせられました。 【ベルガー】さん [DVD(吹替)] 3点(2006-05-17 09:31:40) (良:1票) |
《改行表示》 7.これまた実にコーエン兄弟らしい作品。 出てくる登場人物のすべてがズレている。いい加減な行動が齎すトラブルの数々は繋がりがありそうで繋がっていないし、その解決も努力や反省に基づくものではなく、単なる偶然や事勿れ主義による、なあなあな結果論。トラブルの元凶はそのままに、関係の無い人間が心臓麻痺で死んでしまい、おまけにその散骨された灰までもが、まるで死者の最後の突っ込みのように自分たちの方に戻ってくる始末。 しかし、そのちょっとした日常や常識のズレが醸し出す滑稽な人間模様の中に人生の本質が見え隠れする…ような気がしないでもないw。 コメディでもサスペンスでもない、「コーエンドラマ」とでも言うべき作品ではあるが、その「微妙」なところに作品としてハジけ切れないもどかしさや中途半端さを感じてしまうのも事実。 笑いの部分もかなり斜めに見ないと理解できないものだし、個人的にはもっと破綻した展開を期待していただけに、あの尻つぼみ気味な終わり方にもガッカリ。 決して一般向けの作品ではないので、やはり高得点を付けるのは躊躇われるので、この点で。 【FSS】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-24 23:01:54) (良:1票) |
6.愛すべき登場人物たち、まさに俺の理想だ!! 【ゆきむら】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-04-03 16:06:05) (良:1票) |
5.ファッキン賭けボウラーオヤジ珍道中?ブシェミが1番マトモに見えるう。つうかボウリングしてないし!稲中卓球部かYO!自らの「ビッグリ棒スキ」を脅かされる主人公のオッサンの恐怖の現れが棒リングのピンの夢なのかも。ジュリアンムーアは実は2代目ゴールディンホーンなのでわ。元ドイツテクノグループで「アウトバーン」てアータ。というか笑うべきでしょうか。ミョーな人ばかり狙い映画と切り捨ててはおけないものがあります。だって一人一人はよく考えたらさほどおかしくないし。いやジーザスだけは、まあその略。こんなオッサンに惚れずにはおれません。見ておいて損はないと思ったので8点を。 |
4.《ネタバレ》 まあ そこそこ。 【ぷー太。】さん 5点(2004-06-05 22:00:46) (笑:1票) |
3.ジョン・グッドマンが車壊すとことか、最後遺灰かかるとことか抱腹絶倒なのは俺だけなのか。 【Figure4】さん 10点(2003-04-28 22:00:55) (笑:1票) |
2.何を訴えたいのか全く分からない。この映画を見ることは時間と金の「ムダ」である。 【タイガー服部くん】さん 0点(2002-11-21 15:33:23) (良:1票) |
1.今まで見てきた映画で、一番つまらなかった。どこで笑えばいいのか分からない。コーエン兄弟の言いたいことが分からない。???もう一度見てみようかな・・・ 【トム】さん 1点(2002-05-02 23:27:42) (良:1票) |