4.《ネタバレ》 雰囲気は悪くないのですが、描写が細切れであっちこっちに飛ぶような感じなので、ラストの展開にも唐突感を感じてしまう。首吊り未遂(?)の発見のシーンに+1点。私はラストよりもむしろこっちの方が、生活上の生々しさがあって哀しく感じた。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-12-31 19:34:40) |
3.《ネタバレ》 前半部分はけっこう退屈。のんびりと時間が流れていくような感じで戦争の匂いはあまりしない。でもかなりラストは衝撃的。数多くあるユダヤ人迫害をテーマにした映画の中でも、ここまで直接的な描写をした映画はそうないと思う。 【こまごま】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-01-06 11:45:34) |
2.《ネタバレ》 映画はずっと、両親を事故で亡くして叔母夫婦の家に引き取られた姉妹の物語として進んでいく。トスカーナ地方の牧歌的な雰囲気は、第二次大戦下であることも直ぐには感じさせない。しかしここにも、徐々に、そして確実に戦争の影は忍び寄る…。終盤に至るまでは確かに見慣れたドラマでしたが(邦題もセンス・ゼロ)、クライマックスの、一旦安堵させておいてからの非情な展開は結構衝撃的。ユダヤ人であることに何の支障も無く暮らしていた一家を襲う悲劇。あと一日、若しくは数時間の違いで命運の分かれる残酷さ。私は父親には、家族の分まで意地でも生き抜いて欲しかったです。それにしてもイザベラ・ロッセリーニ、歳と共にホントにイングリッド・バーグマンそっくりになってきましたね(驚)、6点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-13 00:02:17) |
1.2000年制作、という最近の作品だということにハッとしました。日本における反戦映画は、最近はとんと見ませんよね。本作は映画の完成度としてはいまいちだと思いますが、すごくシンプルに訴えかけるものがあって、本作だけではありませんが、こういう映画を今もなお作ろうとする作家がいることには、一定の評価ができると思います。 【おばちゃん】さん 6点(2004-03-08 23:16:07) |