5.セットから構図から視覚的な美にこだわりまくってる作品。梶芽衣子も美しすぎる。鮮血も噴き出まくる。キル・ビルに相当影響与えてるなーってのも分かったし、一見の価値ありな芸術作品。殺陣が以外と少なく、テンポが悪いのは残念。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-11-03 23:20:39) |
4.「修羅雪姫」っててっきり「白雪姫」みたいな映画を想像していたらとんでもなかった。何という女の情念、哀しさ、哀れさとでも言うべきか?女の強さ、恐さが故に見ていて何となく増村映画的な雰囲気を漂わせる。血で血を洗う女の恐さ、主演の梶芽衣子の美しさの中に男にはない秘めた思い、正しく雪の女を感じさせる冷たさが見ていて恐く、これほど観る前の想像と大きく違う内容に戸惑いを隠せない。はっきり言ってしまえばストーリーなんてどこ行く風か、あまりにも美しく儚い女の姿に圧倒させられた。けして、面白い映画でもないし、もう一度、見たいとも思わないけど、ここまで血に染まる女の恐さを美しく描き切った映像美はいつまでも心に残りそうなほどとにかく全てが恐ろしいほど美しく哀しい。 【青観】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-01-03 22:12:47) |
3.『キル・ビル』に代表される昨今流行の血飛沫どっぱー系ソードアクションの先駆け的作品でしょうか。復讐劇の筋立て自体はかなり濃厚で、とてもじゃないけど娯楽作品に適さないと思われますが、これがなかなか良い塩梅に漫画チックに味付けされていると感じました。多すぎる血糊。荒唐無稽な特訓。妙にヌルイ歌謡曲主題歌。リアリティを削ぐ要素が豊富なのです。さらに梶芽衣子の演技!大きく眼を見開き眼力全開。大味過ぎて上手いとは思えませんが、その大雑把な演技プランが、本作からシリアスさを奪っていて逆に好都合。結果的に娯楽色豊かな復讐チャンバラ映画が出来上がったというわけ。面白いです。21世紀の今こそ、この感性を楽しみたい映画。 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-04-28 22:51:18) (良:1票) |
2.1973年の作品とは思えない程の映像美! これは素晴らしいの一言に尽きる。
雪が降り、紫紺の着物が風に舞う。 そこに同じく紫紺の和傘。 そこに佇む梶芽衣子。 これだけで十分、画になるのに、映像まで素晴らしい。
ただし、その映像センスに比し、どうも演出が稚拙。 ストーリーもやや破綻気味で、リアリティの欠如は否めない。 しかし、そこが逆に言えば本作の楽しみ所で、それをどれくらい素直に受け入れられるかで、本作の評価は決まってくるであろう。
でも、当時、梶芽衣子は20代中盤。 それにしちゃあ老けてる。 なんか目にクマもあるし。 確かに色っぽいが、もう少しみずみずしさがあったら、もっと完璧なのだが・・・ 【にじばぶ】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-05-19 22:40:20) (良:2票) |
1.凄すぎる!!これじゃ、ユマ・サーマンも敵いませんな。まず設定が不幸すぎる!よくこんなの考えつきますね~。この作者、ひょっとして地獄を見たことがあったりして・・・・。 |