5.いやあ、皆さん、点数辛い!私は、この映画すごく好きです。デンゼル贔屓ということもあるかもしれませんが、それはさておいても、アラブ人を一律テロリストとして敵扱いすることで成り立っているアメリカの国家主義を痛烈に批判した秀作だと思う。アラブ系の刑事を初め、アメリカに住むアラブ人がきちんと「人間」として描かれていた。最後にデンゼルがウィリスに言う台詞も、デンゼル自身が黒人であることによって、ことさら胸にこたえるというか、「デンゼル、もっと言うたれ!」と画面の前で半泣きになっていました。10点やるぞ! 【ぶんばぐん】さん 10点(2000-10-06 14:56:15) (良:3票) |
4.テロの最も怖いところは市民に「恐怖」を植えつけることであることを、ちゃんと描いていることは偉い。「アラブ人刈り」の光景の恐ろしさ、そして、本来は自分たちの味方であるはずの人間をも攻撃してしまうテロ犯という不条理(とその狭間で苦悩するデンゼル)もちゃんと描かれている。でも、話を将軍の暴走というかたちでまとめてしまったのは消化不良。とくにブルース・ウィリスの「I am a law」というセリフには、がっかりした。FBI、軍、テロ犯のそれぞれの理由をちゃんと描いていれば、と思うものの、けっきょくは、デンゼルの正義漢ぶりだけが目立つ映画になってしまったのも、ズウィック監督らしい。まあ、9.11以前の、それも娯楽映画に、それは過剰な要求なんだろうけど。っていうか、いまの状況では、逆に、こんな娯楽映画は作れないか。そういう意味では貴重な作品かも。 【ころりさん】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-05-03 08:32:56) (良:1票) |
3.Denzel Washington!!! 序盤の息もつかせぬ展開が嘘のように、次第にスクリーンに没頭できなくなってしまった。。。。。 軍 CIA FBIの各軸が稚拙に描かれている気がしてならない 大好きなBruce Willisもどうだろうか????
ワシントンと役柄を入れ替えた方が面白かったかもしれない。 しかし 戒厳令下、スタジアムでのDenzel WashingtonとBruce Willisのやり取りが興味深い。 Willisが「一人の苦しみが 大勢の命を救う」と切り出せば Washingtonも「目的は族長の解放か?」 「この国を混乱させることが目的だったとしたら」「軍を出動させ国民を不安に陥れ、やがて 法と憲法の精神が破られたら」 「だとすると奴らはすでに勝っている」と切り返す。 「我々が命をかけて戦ってきたことが 全て無になる」。。。この歯が浮くようなセリフも 違和感が無いのは彼(Washington)の真骨頂だろう。
ドアが締め切ることは可能なのか?。。。 また ドアを広げるとテロから身を守ることは可能なのか??でも開けざるをえまい たとえ建前だけであろうとも、アメリカがアメリカであるためには。。。。。。 |
2.マーシャル・ローという単語を覚えました(笑)。厳戒令。 【turbo】さん 5点(2002-12-23 00:55:36) (笑:1票) |
1.いいかげんVSテロものはもうえわと思うけど、それなりに楽しめた。緊張感もあったし、キャストも豪華でよろしい。しかし、テロっていう絶対悪をつくりあげてしまえば、ほかの人は団結できるんだよね。自分たちの問題を「テロがすべて悪い」にすりかえて本当のところから目をそらせてる。今のアメリカみたいだね。 【鉄コン筋クリ】さん 7点(2001-12-02 02:10:04) (良:1票) |