7.ルチオ・フルチにストーリーなんてもの期待してもしょうがないです。支離滅裂でもいい。とにかくグロテスクに。とにかく残酷に。それがフルチですから。といってもあまりの支離滅裂さに最低映画と言われてもしょうがない。それも、また事実。しかし、それもフルチ作品の魅力の1つであり、実際タランティーノもこの支離滅裂さが好きで、「フロム・ダスク・ティル・ドーン」書いたみたいだし。しかし、この作品は他のフルチ作品とは一線を画すと思います。この支離滅裂な残酷描写は邦題どおり「超えて」います。越えた先に1つの世界観を生み出し、それは美学の域に達しているでしょう。確かに最低は最低です。私もそう思います。しかしルチオ・フルチにとっての最高傑作であることは間違いないのです。 【腸炎】さん 10点(2004-06-23 12:29:36) (良:2票) |
《改行表示》 6.フルチおじいちゃんの映画って同じようなシーン(とくに話題になった残酷描写)を何回も使う根性が凄いと思う。「あれ、このシーン、どっかで観たような・・・」ってのが毎回ある。それでも前回を上回る描写は圧巻だ。ストーリーはクソである。殺人シーンのみ、評価できる。ってかそこ以外みんな期待してない。 インパクトある残酷描写を作れる監督としてはやっぱりフルチおじいちゃんは世界トップクラス。なので5点。あれ、ビヨンドじゃなくてフルチおじいの評価っぽくなってしまった。。。 でもビヨンドについて語ることはないな。残酷描写観たい人にはお勧め! 【座間】さん 5点(2004-03-14 17:05:53) |
5.なんのこっちゃ分かりませんでした、みなさんのレビューをみると監督について触れてますよね、私は全然知りませんでした。何かしらこの監督に惹かれるものが無いかぎり観ない方が良い映画だったみたいです。妙に長いショッキングシーンがしつこくてなんか笑えます。 【ないとれいん】さん 3点(2004-01-11 21:00:49) |
4.フルチの作品って友達と見ると無口になる。飽きれるからだと思います。内容のなさと残酷さに。 【涙練】さん 3点(2003-12-02 04:38:07) |
3.この度、レビューの前にと16年ぶりにこの作品を見た。そして再び16年は観なくて良いような気がする。フルチの作品は支離滅裂が基本です。残酷映写と残酷映写を繋げるために、とりあえず話を入れてる感じです。だから何かつじつまが合わないし最後も意味不明です。話はいい加減な分、残酷映写には力を入れるのがフルチスタイル。この作品はフルチ作品の中でも殺しのバリエーションが一番多いでしょう。硫酸で顔が溶けるシーンなど異様に長くて「さすがフルチ!ナガ!」と思いますし、蜘蛛に食い殺されるシーンなどがありますが良く考えれば、”なぜそこで蜘蛛なのか?”まったくわかりません。まあ、大体その辺まで話が進めば思考力も低下してそこまで考えませんが、多分蜘蛛に食われるシーンを取りたかったんでしょうね。音楽も卑怯なくらい効果的です。何でも無くても何か怖くなります。こんなのサントラCDとかあっても聞く気にはなれないでしょう。 【カズゥー柔術】さん 5点(2003-11-11 00:59:25) |
2.フルチのノリはどうも合わない。 【ロカホリ】さん 4点(2003-10-31 00:45:04) |
1.フルチパワー全開の映画。よくこの映画のことを“最高傑作だ”というのを耳にしますが、それはフルチファンから見た話のことで、フツーの人から見ればほぼ支離滅裂なんでさっぱりわかりません。これを見る時はあらかじめある程度は覚悟しましょう。 ちなみにビヨンドとはこの場合、“あの世”という意味。 |