5.原作が優れているせいだと思いますが、とてもきちんと作られていると思いました。まあ、こんな状態を「うつ」と呼んで投薬治療するんだから、精神医学は混乱しますね。相当な認知の歪みの方が問題で(だからといって、認知行動療法が有効とは思えないが)、両親から伝わる、対人接触の困難さを俎上にあげるべきんなんでしょう。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-09-09 14:51:37) |
《改行表示》 4.《ネタバレ》 心の病を理解することは本当に難しいですね・・・・。個人のキャラクターと病の境界があいまいで線引きが難しいんですよね。 当然社会生活を営んでいくうえで、病は治していかなければならないのですが、それによって自分のキャラクターも変わってしまう事に対する不安も良くわかります。 こういう当事者からのメッセージを伝える作品は、心の病に苦しむ人たちを理解するきっかけの一つとして貴重であると思います。そして、この病は決して他人事ではないことも教えてくれます。 【TM】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-08-17 21:20:36) |
3.リッチの熱演がすごい!自分が主人公と同じような人に出会ったら自分はどうするのだろうと考えた。その答えはやっぱその時になってみないとわからない。 【Syuhei】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-08-03 16:43:05) |
2.この映画にすっきりとしたエンディングを求めるのも、はっきりとした主役の心情を求めるのはいけないと思う。私も全然主人公の心情が全く分からなかった、ただジョナサン・リース・マイヤーズを見たかっただけなのに最終的には「ぼや~」っとした心の中に何か結末が出てくるのではないかと考えたけど、うつ病みたいな経験をしたことが無いので結局分からなかった・・・。ジョナサンも少ししか出てなくてさびしかった(笑) 【愛しのエリザ】さん 7点(2004-12-30 21:42:17) |
1.《ネタバレ》 この映画は「うつ病」の実像を伝えるというテーマで作られたそうですが、思春期にありがちな「甘え」への依存を描いたものとして観ました(だから日本公開に関わった方も、映画名を『うつ病』ではなく『うつ依存症』と表現したのでしょう)。そう思うのは、良くも悪くも「『うつ病』らしい」描写が少ないからではないでしょうか。特に幻覚幻聴があるわけでもなく、対人関係でどうすればいいかも頭では理解している(親友との食堂の会話など)、そして精神的にボロボロになっているような直接描写もない(風呂に全く入っていないという設定でも見た目は綺麗)。ただ、思春期の「甘え」を表現したものとしてみれば、登場人物の心情も理解しやすく、主人公にも感情移入しやすかったので、なかなか良作だと思いました。…それにしても、何故、クリスティーナ・リッチは特に必然性のない場面でヌードになってしまったのだろう(まさかスリムになったのをアピールしたかった訳じゃあるまいし…)。ちょっとがっかりです。 【IKEKO】さん 7点(2004-02-08 00:33:23) |