8.《ネタバレ》 『マトリックス』シリーズ完結編。 期待しすぎたからかもしれないけれど、個人的には前作『リローデッド』に及ばなかったと思う。もっとも3部作まとめての物語なので、これ一つでの評価はすべきではないし、『リローデッド』と合わせての評価は上々だと思う。 アクションは前作・前々作ほどの衝撃は受けず。最後の雨の中でのスミスとの決戦も、それほど盛り上がるものではなかった(その結末もアレだし)。 一番のクライマックスは、ザイオンのドックにセンティネルの大群が攻めてくるシーン。息を呑む迫力ですごくよかった。ただ、ここで活躍するのはザイオンの脇役キャラで、主要登場人物があまり関わっていない・・。 このシーンでの「ミフネ」はメチャクチャ格好良かった。この「ミフネ」とホバークラフトを操る「ナイオビ」は今回の敢闘賞。モーフィアスは何もしていなかった気が・・ 主要登場人物や敵キャラ、脇キャラが「あまり死なない」(もちろん何人かは最期を遂げるのだけれど)のも、盛り上がりに欠け、感情移入しずらいと思った。 預言者オラクルを守るセラフが活躍。かっこよかった。 パーセフォニーを演じるモニカ・ベルッチ。登場シーン一瞬で、セリフも一言くらいで、拍子抜け。主人公たちと、メロビンジアン、トレインマン(新キャラ)らとの決着もあっても良かったのでは・・ 観終わった後は、「あー、終わってしまった・・」とちょっと悲しい気分に。なんだか「夏休みの最終日」みたいな感じ。 【ムレネコ】さん 6点(2003-11-16 02:46:26) |
7.《ネタバレ》 「レボリューションズ」というタイトルから、「リローデット」で明かされたことが 何らかの形で覆される内容になるものだとばかり思っていました。 が、結局プログラムに組み込まれた通りに動いて、6人目の救世主の役割を 全うしただけ、ですよね?永遠にマトリックスは続くんですよね? マシンに勝つ=マトリックス世界を消滅させるために、カンフーを用いてマトリックス内で戦う、 というのが私の「マトリックス」作品のイメージ。 確かにCG映像はすごいけど、現実世界での戦いを「マトリックス」作品のなかで大々的にやらなくても いいんでないの?一作目を見て、誰がこんなとっ散らかった展開と、他のSF映画でもありそうな ある意味普通の戦闘を期待するだろうか? もうちょっとハイテクでスマートで洗練された、「マトリックス」ならではの戦いを見たかったなぁ。 でもとっても愛すべき作品なので、3作総合評価をすると9点か10点つけちゃうかも。 個人的には「リローデット」の衝撃の事実が明かされたところでこの物語が終わればよかったと思う。 それなら絶望的だけどどこか象徴的な感じで、とても「マトリックス」的な終わり方だと思う。 【るいるい】さん 6点(2003-11-16 02:16:12) |
6.話が大きくなりすぎ、キレがないですね。 【winger】さん 6点(2003-11-15 02:23:19) |
5.《ネタバレ》 3部作のラスト!ロボットによる銃撃戦はかなり好きなほうなので、そのシーンは燃えましたな^^ただ、助けるために自己犠牲になるネオがいてるのは、読めた展開だったし、映画見てたら、途中からトリニティが死亡するのもなんとなくわかってしまったのが残念。映画館に行くほどではなかったかも… |
4.《ネタバレ》 「マトリックス」は優れた作品でしたから、最初から3部作の予定であったとはいえ監督はじめスタッフのプレッシャーも大きかったに違いありません。それが仇になってしまったためか、続編も続々編である今作もウォシャウスキー兄弟が自分の世界を作りすぎて設定が難解になった気がします。それがマトリックスという映画なのだ!と言われればそれまでですが、少なくとも1から広げすぎなければ僕たちの創造を膨らませ楽しませる程度の仕上がりになっていたはずです。以上がマイナス要素でしたが、毎回違った方法で試みられる特殊効果による映像の凄まじさは相変わらずで、雪崩のごとく迫ってくるセンティネルや巨大ドリルに絶望し、機械に機械で挑むザイオン戦士たちを応援している自分がいました。例の空中戦は、ふ~ん位の驚きで最後を飾るのには少々物足りないですが、実写映画では画期的な試みであったことは間違いないでしょう。ストーリーでは今更的なトリニティーの死の場面がありますが、ミフネの雄叫びや救世主を信じ続けたモーフィアスとネオの別れのシーンには感動しました。メインテーマの曲がワーナーのロゴと共に流れ出したときには鳥肌が立ってしまったし、ネオの格闘前に相手を挑発する仕草を見た時には、この物語も完結してしまうんだなあ、と少し残念な気がしました。それだけのパワーがこの物語にはありました。 【じゃじゃ丸】さん 6点(2003-11-12 18:06:52) |
3.《ネタバレ》 いやぁー。久々の投稿って緊張しますな。世界同時上映の日、早速レイトショーで見てきました。マトリックス(仮想現実)で始まるも、ほとんどのシーンが現実世界で展開されているせいか、妙にリアルな臨場感を感じました。そんな中、あの途轍もない数のセンティネルが出てきたときの絶望感。しっかりと感じましたよ。あと、前作のツインズが「実は生きてましてん」って登場するかと思いきや、最後まで1コマも登場しないのが案外ビックリしてたりする訳です。まぁーそれでも思った以上に楽しめたんで、この点数。本来であればもう少し上げても良いんですけど、キアヌのカンフーの出来が本作が一番悪かった気が。。カンフー映画を見慣れてるのと、「キアヌがカンフーを使う!」という意外性がなくなったせいか、とにかく美しさが感じられなかった訳ですよ。やはり下半身がどっしりしてなかったせいですかね?まぁ。こんな感じで。あぁーあと、劇場猛烈に酒臭いんですけど。ここはつぼ八か? (そーいえば、スミスの格好をした方々が隅っこに沢山いました。そんな格好してる割にちょっと照れてるやん) |
2.確かに、映像の美しさ迫力は映画の歴史に「革命」を起こすほどのものだったと思います。しかし、その反面、オタッキーなこの二人の監督の作り上げる世界が、やはり対象を狭めてしまっていて、おつむの少々足りない僕にはこの難解なストーリー、含蓄のある重たい言葉などが分かりませんでした。映像のすごかった点をあげると、やはりザイオン内の戦闘です。映画館の席が結構前の方で少し見上げる感じでスクリーンを見ていたので、天井からセンチネルが押し寄せてくるシーンなどはすっごい迫力で、何度も寒気がしました。また、ネオVSスミスは、どうせなら、怒りに我を忘れたネオが壁を越えて髪の毛が金色になるところまでやって欲しかったです(ウソ)。マトリックスシリーズ三部作は映画史に莫大なインパクトを与えた衝撃作品だったと思います。DVDセットが出たら買っちゃいます! 【暇人】さん 6点(2003-11-07 11:27:00) |
1.結局の所これで完結したか?と問われると、したようなしてないような作品。で、哲学的のようでそうでないような。まずはっきり言えることは、監督はかめはめ波を出すか出さないかを相当迷ったに違いない。これ間違いない 【ダンディ男爵】さん 6点(2003-11-07 10:05:49) |