6.《ネタバレ》 「旦那ぁ、外出ましたぜ。どうしやす?」「うん?ああ、それじゃあ、ほらあそこ、パイプ見えるでしょ。あそこ道なりに行ってくれる?」「りょうかーい」・・・「旦那ぁ、前なんか通行止めみたいですぜ」「うん?ああ、大丈夫。いつものことだから。ちょっとそこ登ってくれる?」「りょうかーい」・・・「旦那ぁ、あのビルですかい?」「うん?ああ、そう。前で停めてくれる?」「ちょっと停められないですぜ。乗り上げますよ。よっと」ドーン!「旦那・・・、割増しなんで7千と970円です、ぜ・・・ガクッ」「運転手ぅ~!!!」・・・そんな無駄死にトリニティ。ネオよ、目が見えるなら一人で行け。 【ガーデンノーム】さん 3点(2003-12-15 23:32:07) (良:1票)(笑:1票) |
5.《ネタバレ》 【2020/01/09加筆修正】 思いがけず衛星放送で吹き替えを観賞。 初観賞時と比較して多少はパソコンに関する知識が増えた影響なのか、当初とは異なる印象を持ったので書き直したい。 本作でのエージェント・スミスはマトリックスに於ける所謂「悪玉コンピューター・ウィルス」を象徴的に描いたキャラクターだった。 1作目終盤まではマトリックスの安定を阻む奴ら=ネオ達、悪玉ウィルスを取り締まる側だったが、 ネオの出現~戦いに敗れた事でプログラムの強制的な書き換えが行われ、マトリックスの支配を目的とする悪玉コンピューター・ウィルス的存在となった。 2作目の序盤、マトリックスとの常態接続を意味するイヤホンを外してネオ側に渡したのはその為。 そこでマトリックスの支配者は世界の安定の為にスミスを消滅させる必要が生じ、ネオに対しスミス消去と引き換えに現実世界での人類抹殺取り止めを持ち掛けた。 結果はネオの勝利に思われたが、実はこの勝利の裏には意図的にスミスに取り込まれた預言者が大きく影響していて、実際は預言者に操られパワーダウンしたスミスにネオが勝利した。 (預言者が取り込まれた際にスミスと同じ外観になった時、大笑いしたのはそのせい) こう考えると、一連の3部作は決して荒唐無稽でも無く、拡げた風呂敷を回収出来なかった訳でもなく、 ウオシャウスキー姉妹なりの流儀できっちり物語を完結させている事が判る。 (かなりシンプルな物語になってしまうので少し拍子抜けする位) ただ、腑に落ちない点はまだ沢山ある。 ・設計者が「希望した者は解放する」と言っていたが具体的にどうするのか? ・希望者解放後のマシン・シティの電源確保はどうするのか?(太陽光発電でも開発したのか?)等々、 中途半端な部分が未だに多いので0点では無いが3点とした。 良くも悪くも映画界に大きな爪跡を残した映画だった事は紛れも無い事実。 どの様な作品になるのか想像も付かないがPart4の作成が決まった様だ。 期待して待ちたい。 【たくわん】さん [CS・衛星(吹替)] 3点(2010-02-16 22:39:38) (良:1票) |
4.全体的に暗い背景の映像が多く疲れました。前作に続き視覚効果は目を見張るものがありますが、ストーリー的に拡げるだけ拡げて結局まとめられなかった感が強く残った最終章でした。結局この映画は、自分で作り上げた世界なのに「仮想現実に何の不満があるのか」という1で誰だかが言っていた言い分が否定できていない気がします。ただドラゴンボールが現代の技術なら実写化が可能だということを証明してくれました。 【Thankyou】さん [映画館(字幕)] 3点(2007-01-14 00:36:24) (良:1票) |
3.体温を感じない映画じゃなく映像だったこの作品なのに、こんだけ引っ張って結局こんなオチかいって言う意味でほとほとガッカリしました。「1」の雰囲気がVFXの使い方もギリギリで、ネオの苦しみとかそこらへんの葛藤が凄く面白かったのに、2作目からはただの闇のスーパーマンになっちゃって「映画を観てる」んじゃなく「映像を見せられてる」だけって感じでした。ザイオンとか全然俺の頭の中では理解不能だし、見終わって残るのは「何かゴシャゴシャしてたなあ」ってだけ。せめて2作目をあと40分切って、その部分にこの映像を40分足せば良かったのではないかと思いました。2作買っちゃったら3作目も買わざるを得ない感じが余計に腹立ちますよね。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-07-18 16:15:21) (良:1票) |
2.この疲れ、ゲームセンターでテレビゲームをやってる奴の画面を傍らに立って2時間見続けたときの疲れです。//いかそうめんのあらし、あらし、あらし。たま打ちまくり、打ちまくり、打ちまくり。サングラスの孫悟空、孫悟空、孫悟空。//ようするにマトリックスというのは、ゲームに熱中するあまり3日間寝てなかった少年が、昏睡状態に陥ったときみた悪夢だった、ということで納得しました。 【杜子春】さん 3点(2005-02-18 09:05:56) (笑:1票) |
1.「あんた救世主だから」と言われた男のとまどいと恍惚を疑似体験させてくれた1作目の物語性は、深い見識があってのことではなく偶発的に生まれた美点だったことが2、3作目によって証明された。同様に哲学的ムードも“バカ隠し”の目くらましだったようだ。最後に出てくる大ボスが“でかい顔”というオズの魔法使い以来使い古された先祖帰りのようなイメージしか提示できないのなら、私は同じ事を素直にのびのびやっていた『トロン』の方を取りたいと思う。それも大急ぎで! 【皮マン】さん 3点(2004-04-12 01:35:54) (笑:1票) |