《改行表示》 4.記念すべき人生初映画作品? 子供の時、公民館のような場所で見ました。学校の映画上映会以外で、お金払って観た映画としては、これが初めてかもしれません。親に強制的に見させられたのではなく、友達と一緒にお小遣いで見ました(何でだ??)。 作品の性質上、評価しにくい上に記憶も曖昧なので、とりあえず5点にしておきます。当時すでに原作を全巻読んでいたので、映画の印象は薄いです。ただ、アニメとはいえ結構グロいシーンもあり、子供向けの戦争映画としては一番生々しい作品だと思います。それでも私にとって印象が薄いのは、この原作の漫画があまりにも強烈過ぎるからです。原爆のシーンももちろん怖いし悲惨なのですが、その後の話の一つ一つがとにかく重いんです・・・。語弊があるかもしれませんが、この漫画がトラウマになってる人も多いんじゃないでしょうか。ご飯食べる時に、米粒がうじ虫に見えるくらいの影響力があります。戦争の恐ろしさを子供に伝える上で、これ以上の作品はないと思うので、ぜひ一度、原作を読んでみて下さい。 【びくーにゃ】さん [映画館(邦画)] 5点(2009-04-19 03:02:49) (良:1票) |
3.戦争なんて絶対しちゃいけない。きれいごとだけど。 【ゆきむら】さん [インターネット(字幕)] 9点(2007-09-02 12:59:55) (良:1票) |
2.実写版は三國連太郎演じる平和主義者のゲンの父親が主役の上、原爆投下で物語を終わらせてしまう様な腑抜けた反戦映画でしたけど、アニメ版のこちらは原作に忠実な展開。国民総決起の元、平和主義を貫くなんてのは綺麗事でしかなく、この物語の本質は原爆投下後にこそある。街を消滅させ、平和主義者も軍国主義者も大人も子供も区別無く焼き尽くし、辛うじて生き残った者を「お化け」に変え、一見無事だった者をも体内から徐々に殺していく核兵器。稚拙な作画で描かれたものだとしても、この容赦ない描写には戦慄するしかありません(たぶん地上波では放送できない筈)。しかしゲンは、地獄となった街で必死に生きる。決してへこたれないゲンのお陰で、希望の持てる爽やかなラストになってました、7点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2006-12-08 00:01:03) (良:1票) |
1.私は広島県生まれです。曾お婆さんは呉市に住んでいて、原爆から逃れることが出来ました。しかし、妹を探しに、被爆した広島市内を歩き周ったそうです。その時目にした光景を、小さい時に聞いて育ちました。その為か、「戦争」というモノに対して敏感に反応してしまうようになりました・・・。この作品は幼い頃、原作を先に読んだ後、映画を見ました。当時、私の目に映る「現在の広島」とあまりに違う世界に恐怖し、深く考えさせられ、その後の私の「戦争」に対する考えの基礎になったものです。近年、平和記念碑や、原爆ドームを汚したり、傷付けたりする心無い若者がいる事には、深い哀しみと虚しさを覚えます。この作品を見てほしいとは言いません。今現在、他のメディアからも情報を知る事ができます。ただ、「真実」を理解していて欲しいです。核ミサイルは、どんな事があろうとも「2度と使用してはいけないのです」。この先、何世代も続くであろう、私達の子供たちのために・・・。 【sirou92】さん 9点(2003-11-11 00:48:49) (良:1票) |