4.《ネタバレ》 過去に何度も鑑賞した作品。10年以上ぶりの鑑賞でしたが、やっぱりこの映画は好きです。「衆道」については正直言って嫌悪感しかありませんが、この作品においてはなぜか不快感をそれほど感じない。それは、松田龍平の妖艶な見た目があまりにも美しく、この映画独特な世界観とみごとにマッチしているから。ただ、加納と湯沢のシーンだけは本当に気持ち悪い、見たくない。(笑) あのシーンは絶対ないほうが良かったと思います。殺陣はどのシーンも緊張感があり、音楽も作品の内容と世界観にぴったり。ラストシーンは美しく妖艶な雰囲気を残したまま終わります。描いているテーマやストーリーだけでは評価できない映画。独特な世界観、雰囲気。理屈抜きに観ていて引き込まれる。これこそが映画!だと思います。 【たけたん】さん [インターネット(邦画)] 9点(2019-07-08 20:09:36) |
3.《ネタバレ》 すばらしい。監督が体張っているだけのことはある。とにかく男ばっかり。松田龍平の妖しい美少年。彼は完全に集団の中で女の役割である。神田うのの花魁も、数秒だけ。つまり本物の女はこの作品の中で手の届かない霧のむこうに居て、まるでTVの中だけに存在するようなものなのだ。崔洋一の近藤にたけしの土方、ものすごい配役。二人が差し向かいに座るとまわりに異様な空気が。何かへんなものが生まれそうでとてもこわい。特に崔洋一の怪しさよ。セリフが少ないせいか。ところで、浅野忠信についてですが、一重まぶたに細目の三白眼で鼻筋が通っている、という場合は「おしょうゆ顔の美男」なわけですが、これと同じ顔に及川光博がいます。しかし二人はぜんぜん似ていない。浅野はブラピのように「美男の汚な作り」にはげんでいるわけですが、小奇麗にしたとしてもやっぱり似ていない。同じパーツを所持しながらなぜ?それは「唇の端がキュッと上がっているかどうか」の違いによるのでした。女の人もこれからは男性の顔について堂々とえげつなく批評しようではありませんか。えっそんなの私だけ?大島監督の時代物をもっと見たかったのに残念です。 【パブロン中毒】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-12-15 21:31:40) |
2.何回もビデオ借りて見てます。原作を知ってて楽しめた作品はこれだけですね~。映画orドラマが原作に勝る事は有り得ない、というのが持論なのですが、これはよかったです。キャスティングが悪かったらそれだけで見る気無くすものですが、どの役もはまり役だと思いました。ラストの桜がめっちゃ綺麗で、これは活字じゃできないよなぁ…と、映像の面白さを教えてもらったような気がします。 【咲耶】さん 9点(2003-06-15 02:39:33) |
1.なんといっても松田龍平がすごかったです。これがデビュー作とは思えないほどの存在感と色気。脱がされるシーンはセクシーでドキドキしてしまいました(笑) 【雅】さん 9点(2002-07-30 21:18:37) |