予期せぬ出来事の投票された口コミです。

予期せぬ出来事

[ヨキセヌデキゴト]
The V.I.P.s
1963年上映時間:118分
平均点:5.12 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
公開開始日(1963-09-01)
ドラマ
新規登録(2003-11-10)【スルフィスタ】さん
タイトル情報更新(2017-05-10)【S&S】さん
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監督アンソニー・アスクィス
キャストエリザベス・テイラー〔女優・1932年生〕(女優)フランセス・アンドロス
リチャード・バートン(男優)ポール・アンドロス
ルイ・ジュールダン(男優)マーク
エルザ・マルティネリ(女優)グロリア・グリッティ
マーガレット・ラザフォード(女優)ブライトン公爵夫人
マギー・スミス(女優)ミス・ミード
ロッド・テイラー(男優)レス・マングラム
オーソン・ウェルズ(男優)マックス・ブーダ
ロナルド・フレイザー(男優)ジョスリン
リチャード・ブライアーズ(男優)ロンドン警視庁の担当係官(ノンクレジット)
アンガス・レニー(男優)(ノン・クレジット)
脚本テレンス・ラティガン
音楽ミクロス・ローザ
撮影ジャック・ヒルデヤード
ジェリー・フィッシャー(カメラ・オペレーター)
製作MGM(Metro-Goldwyn-Mayer British Studios)
アナトール・デ・グランウォルド
配給MGM
特撮トム・ハワード[特撮](特殊効果)
美術ウィリアム・ケルナー(美術監督)
衣装ユベール・ド・ジバンシー(エリザベス・テイラーの衣装担当)
編集フランク・クラーク〔編集〕
録音A・W・ワトキンス
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【口コミ・感想】

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1.《ネタバレ》  空港を舞台に、様々な人々の人間模様が交錯する【グランドホテル形式の映画】。私は某映画館のリバイバル上映で観ました。しかも日本初公開当時のパンフレットも復刻しており、サラサラッと目を通した上での鑑賞。  その復刻パンフレットを読んで興味深かったのは【解説文】です。主演二人の紹介の後、製作者のアナトール・デ・グランウォルド氏の名前が挙げられており「私はかねがね【グランドホテル】のような映画を作りたいと考え、夢が叶った」という趣旨の文面が掲載されていました。また、映画解説者・淀川長治氏の評論もあり、その中で「脚本を担当したテレンス・ラティガンは、女優どうしがぶつかりあわないよう配慮した」という趣旨の文面が載っていました。  このように、当作品は「一流の役者を集め、衣装担当は、それぞれの女優さんにユーべル・ド・ジンバシイやピエール・カルダンといった一流のデザイナーを集め…後は、脚本は無難なものに。監督さんも卒なく現場を仕切って完成させてほしい…」とでもいうような【製作者主導】の映画と言えるのではないか…という印象を受けました。実際、鑑賞してみて「無難にまとまったお話だな。監督が自分の作家性を発揮すべく創りあげた作品とは、これほど違うとは…」とある種“勉強”した思いが残りました。  そして、今回、当サイトのレビューを拝読し、↓の【Oliasさん】がおっしゃっている『登場人物と役者を揃えた時点で、制作側が目的を達してしまった』は、まさに“言い得て妙”だと思いました。   このように【時代を越えて愛される名作】とは言えないものの…もし現在でも観る上でプラスの意味合いがあるとしたら…これはあくまで個人的な思いですが…【大空港:1970年】の鑑賞とセットになったときだと思います。【大空港】は、当作品と同様【空港を舞台にしたグランドホテル形式の映画】のはずなのですが、後続作品との兼ね合いで【パニック映画の先駆け・元祖】と誤解される場合が多いようです。DVDの宣伝文句もこの誤解を助長している印象を受けます。パニック映画として観た場合、人間模様は“パニックまでの単なる前置き”としか映らず「いつになったら、飛行機が飛び立って本題に入るのか…」とヤキモキが募りかねません。少なくとも私の場合はそうでした。  一方、まず【予期せぬ出来事】を観て「空港を舞台にしたグランドホテル形式の映画とは、こういうものなんだ」と認識した上で【大空港】を鑑賞すると【人間模様に加え、ラストにパニック要素を盛り込むことで娯楽色を高めた作品】としてスムーズに観ることが出来るのでは…と思うのです。   さて、採点ですが…これ自体では無難な作品という意味で“可も無く不可も無く”の5点だと思うのですが…【大空港を誤解なく観る上で役立つ】という意味合いをプラスし6点とします。製作者のアナトール・デ・グランウォルド氏からは「大空港の前座じゃない!無難につくるのだって大変なんだぞ!」と叱られてしまうかもしれませんが…。  *備考:【大空港:1970年】については、別途、レビューを投稿しております
せんべいさん [映画館(字幕)] 6点(2020-05-30 17:01:21)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 5.12点
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200.00%
3112.50%
4225.00%
5112.50%
6337.50%
7112.50%
800.00%
900.00%
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.50点 Review2人
2 ストーリー評価 4.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 4.50点 Review2人
4 音楽評価 5.50点 Review2人
5 感泣評価 4.00点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

1963年 36回
助演女優賞マーガレット・ラザフォード受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1963年 21回
助演女優賞マーガレット・ラザフォード受賞 

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