7.ガッツの登場シーンで館内から笑い声が起こる。でもおれは笑わない。すましてる。続いて椎名桔平の登場シーン。ここでもまた笑い声が起こる。でもまたまたおれは笑わない。首を横に振って溜息をついてみせる…ていうのはウソ。おれ爆笑。笑い死ぬ。呼吸困難。回りの観客ちょっと引く。これ本当。まあ、多少デフォルメしてあるけど。それにしてもこの映画はよくできてる。二転三転する映画で、エンドロールが流れ始めても『まだなんかあんじゃないの?』って気にさせられる。実際IZAMの名前を見てかなりビックリする。キモかったなあ、あの演技。思わずプログラムを買ってしまった。でもIZAMの所だけ生まれた年が書かれていない。ほほう。そうきたか。まだそういうキャラで売っていく気か。まあそれはいいとして、仲間由紀恵がかなりよかった。かわいいし面白いし感動させてくれるし。邦画好きにとってたまらない映画だね。 【ブン】さん 8点(2003-11-25 15:20:57) (笑:2票) |
6.前半は退屈・・・。一昔前に見たような何とも言えない演出にくだらなさを感じていると 急展開。これは面白くなるのではないか。そう期待したのですが期待を上回る事は無かったです。 2003年に見ていたら少しは評価も変わったでしょうか。 【デミトリ】さん [DVD(邦画)] 4点(2016-11-27 23:52:30) (良:1票) |
5.似た様な題材の「カオス」よりは全然面白い。前半は犯罪の匂いがしないどころか、かなり無機的。生活感の無い高層マンションの一室で、正にゲームのキャラクターみたいにリアリティの無い男と女が策を練る。そして、犯人サイドの「読み」だけで父親側の動きを見せるという演出が、後になって効いてくる。キャラクター達に徐々に血が通い始めると、誘拐ゲームの騙し合いに加えて、ラヴ・ゲームの騙し合いも加わり(この程度のラヴシーンで話題になったの?)、最後の瞬間まで楽しませてくれます。ビックリはしませんでしたけど、中々良く出来た映画だと思います、6点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2006-06-28 00:03:10) (良:1票) |
4.身代金の受渡しから終盤にかけてはテンポがよく面白かった。しかし前半がかなり陳腐。お子チャマの誘拐ゴッコのようで最後まで見るのは辛いかなと思ってしまった。《こっからネタバレ有》どんでん返しはいいが実際に動いていない警察を出演させるのは反則なのでは?あそこはセリフや思わせぶりなシーンを挿入するなどして,あたかも警察が動いているかのように見せる工夫が欲しかった。途中で顔を出す母親も意味不明だし仲間由紀恵の家での立場(父親との関係)も伝わりにくい。一番すっきりしないのがラストシーン。そんなんでいいのか?って感じだった。面白い作品ではあったが減点材料も多い。 【北狐】さん 6点(2004-05-21 13:07:37) (良:1票) |
3.二人の恨み辛みが合わさり、するすると狂言誘拐にハマっていく様、そして成功してからのどんでん返しの連続は文句なしに面白い。ただ同時に進行していくラブストーリーが陳腐すぎる。展開が急すぎるために綺麗な台詞がどうしても歯がゆく感じられてならなかった。確かに二人とも美男美女なので絵にはなるが、とってつけたような感が拭えないのだ。ラブシーンを長くすればいいというものではない。むしろそのシーンを削っても、恋におちるまでの過程を丁寧に描くべきだった。しかしそれを除けば石橋の演技にはぞくぞくさせられるし、後半の展開もうまく観客を騙すことに成功しているので、サスペンスとしては非常に秀作である(素晴らしい原作のおかげではあるが)。主人公たちの抱える感情により全体が重く暗くなってしまいがちな内容だが、軽快な音楽を随所に使用することによってうまくカバーしていた。ガッツ石松と椎名の登場シーンは堤幸彦作品に通ずる柔軟さを感じた。 【HARVEST】さん 7点(2004-05-10 07:05:40) (良:1票) |
2.インターネットと携帯電話という通信手段を巧みに利用した、まさに現代身代金略奪物語といったところだが、金銭が本来の目的ではない事は明らかだ。復讐という共通の目的の為にこの偶然が招いた(かの様な)狂言誘拐劇を利用して「勝つか負けるか」といった、いかにもゲームを楽しむように実行していく主人公カップルは、あたかも現代の都会に生きる若者の象徴のようで、テンポ良くそしてスリリングに描かれていく様子は、壮快ですらある。誘拐される側が必要最小限もしくは想像上の描写しかされないのがミソで、話は二転三転と予測がつかない展開をみせる。結局ゲームは本当の決着がつくまで「やられたら、やり返す」という精神に徹している点、昨今の変な物分かりの良さでかえって不満を感じるといった作品が多い中、これはむしろ潔いし溜飲の下がる思いだ。しかし話はまだある。このクールな二人が果たして本当に愛し合っていたのだろうかという疑問が残る。再三出てくるハッとした表情も実は演技だったのかと考えると、恋愛ゲームとしての面白さも見出せる作品と言える。ラストの締めくくり方は少々カッコつけ過ぎかとも思えるが、終盤の映像トリックの面白さも十分効いていて、昨今流行りのトリッキーな作品群の中ではかなり良く出来た一本である。 【ドラえもん】さん 8点(2003-12-10 00:44:36) (良:1票) |
1.仲間由紀恵が見たかったのだが、どうも藤木直人のヘタさばかり目が付く。これは嫉妬からだろうか?にしてもすげぇマンションだなぁ、とか思ってたら、いやいや、物語が急展開しだす瞬間に感じた「!」は最高でした。そこからはまさに流れるような展開、だけど段々どうでもよくなってくる。現実感が無さすぎるのも「g@me」感覚か。 【紅蓮天国】さん 6点(2003-11-13 19:46:39) (良:1票) |