5.《ネタバレ》 間違い無く『コロンボ傑作選』に選ばれるであろう一作。『自縛の紐』サブタイトルもええ!コロンボの言う通り、完璧なアリバイが仇となる。まさに『自縛』。本作の見所は、↓のお二人がおっしゃってる通り幾つもありますが、特に最後の謎解きの部分は必見!わざと机に足を乗せて相手を怒らせる。冷静さを失わせて一気に攻め落とすコロンボ。犯人表情は怒りから狼狽に変わっていく。そして最後の決めゼリフ!胸がスカッとする瞬間である。『二枚のドガの絵』『別れのワイン』と並ぶ名作である。尚、DVD版のエンドロールで犯人の『マイロ・ジャニス』のCMソングらしきものが流れているが、小生は英語が苦手である。分かる方はレビューにて報告いただければ幸いである。←ちょっと本気 【pony-boy】さん 8点(2003-11-16 19:34:34) (良:2票) |
《改行表示》 4.《ネタバレ》 スポーツジム経営者が悪どい経営を暴かれそうになっての犯行。 コロンボが犯人に怒りを露にぶつけるのは珍しく『溶ける糸』以来か。 それほど嫌味で憎らしい奴として描かれているので、対決もそれだけ盛り上がる。 スタンフォードの電話は録音テープを利用して作ったものだったが、ジェシカに対して事務的なリアクションだったことから疑問を抱いたコロンボに見破られる。 その他にも革靴の跡、中華料理の出前、バーベルの重さ、スタッフォードの電話の内容など、細かい疑問や推理も見どころ。 このまとわりつくようなしつこさは、犯人が嫌な奴ほどおもしろい。 ユーモラスなシーンも散りばめられ、ビキニ美女にドギマギしたり、ランニングに付き合わされてヘロヘロになるコロンボが笑える。 ラストの決め手も論理的で、シリーズの特長がバランスよく味わえる佳作。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 8点(2013-11-11 21:28:49) (良:1票) |
3.恥をさらすようだが、練られたストーリーだとは感じたが観終わった時はピンと来なかった。何で靴の紐ごときで、と思ったのですが、皆さん(特にNo1の方)のレビュー拝見して、なるほどとだいぶ遅れて関心した次第です。言い訳ではないが、観ていたときは眠くて、終わったら寝ることだけ考えてたもんで。(立派な言い訳だって?)相変わらず、犯人に思わず同情しそうになるぐらい、これでもかと、犯人の気分を逆なでするコロンボ節が炸裂しています。 【パセリセージ】さん 7点(2004-12-24 18:44:53) (笑:1票) |
《改行表示》 2.鉄の棒を首に押し付けて殺すなんて!鍛えられた犯人だからこそ出来た荒業だろう。そう、今回の犯人は健康クラブのオーナーでもあるマッチョな筋肉野郎である。さあさあ、今回の相手は手強いぞ!コロンボはいかにして落とすのか? というわけでこの作品も犯人対コロンボの対決の快感が十分に味わえる作品となっています。最初は犯人のもの凄いトレーニングに引っ張られて主導権を握られていたコロンボですが、オフィスに乗り込んでからはさりげなく犯人の火傷について指摘したり、どんな些細な手がかりも見逃さず犯人を追い詰めていきます。こうなりゃ完全にコロンボのペースだ!犯人の所有する健康クラブにトレーニングをしに来て「まだやり始めて20分ですが、もうう生まれ変わっちゃったみたいだ」なんて言いつつ、ちゃっかり犯人のオフィスに乗り込む手際の良さは拍手ものです(笑) そして、いよいよラストの対決!犯人の些細なミスを突いた見事な謎解きでした。これには唸りましたね。いや~、今回ばかりは私の完敗です(いつもだけど) 【きのすけ】さん 8点(2004-06-09 13:02:20) (良:1票) |
1.犯人のトレーニングに合わせてよれよれコートのコロンボが走るシーンは笑えます。靴ひもの結び方を考えないなんて、犯人は頭も筋肉だったのかな(笑)。 【オオカミ】さん 7点(2003-12-02 00:38:42) (笑:1票) |