7.ダメです。ロビン・ウィリアムズが人間に近づくに連れてやたらにイヤな奴になっていくし、妙にセックスを強調する辺りも好きになれませんでした。設定そのものは面白いし、訴えるテーマも興味深いのですが、ストーリーに一貫性を感じられません。たとえば根本に当たる「ロボット三原則」を最初に掲げておきながら、どうもその後のアンドリューにそれを裏切る行動が多くなるのが気になりました。もちろん窓から落ちた影響でおかしくなったということも考えられるでしょうが、あれだけ目立つ形で最初に出したものをすぐ直後に簡単に裏切っていく演出は納得できませんでした。また、ああいう形で略奪愛を正当化することは個人的にイヤですし、嫌悪感すら感じるものです。それを美化しすぎる演出も腹立たしく感じました。特撮技術は見事なものだと思いますが、それだけの印象です。犬が迷い込んでくるという象徴的事件も、その後活かされないままですし、アンドリューを改造する技術者も個性が生かされないまま消えてしまうし、そもそもサム・ニールこそもっといろいろとやって欲しかったです。そういう意味で、あらゆる事件・役者が消化不足のまま終わった映画という印象です。 【オオカミ】さん 5点(2003-04-10 23:35:39) (良:2票) |
6.う~ん、難しいネタを映画にしたと思う。なんせ子供受けがいいクリス・コロンバスが大人向けの映画に仕上げたもんだからまた評価が難しい。ロボット役がロビン・ウィリアムズなので無難だなぁ・な感じがしたし200年という時間を2時間ちょいで。人間にあこがれる時間が少し短い?けどこれ以上長く見たくもないという気持ちにも襲われて見終わった後はなんか変な気分になっちゃいました。中盤あたりのロビンの顔を作るシーンでロボットの顔を解剖したシーン、あれは軽いホラーだな(笑) 【M・R・サイケデリコン】さん [地上波(吹替)] 5点(2010-03-10 01:42:33) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 古来人造人間は人間になることを渇望する人形として描かれるが、アンドリューも例外ではない。人間はロボットに憧れられるのが大好きなのだ。冒頭「われはロボット」のロビーのようであった彼が徐々に人間化していく過程はとても興味深い。でも途中から歯車が狂いはじめ、凝り固まった価値観に支配され、宗教じみた倫理さえ植えつけられてしまいそうになり辟易する。(A.I.同様少々しつこい!)人間様に人間様と裁判で認めてもらうことがそんなにも大事だろうか?それよりも大切なものはすでに得ているのに。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-01-15 16:12:07) (良:1票) |
4.うーん、ここまで長くしないでもなあ。アンドリューにはリトルミスと幸せになってほしかったです。 【トナカイ】さん 5点(2004-06-26 19:35:44) (良:1票) |
3.アンドリュー、荒野を一人旅するシーンなんかはなかなかものの哀れを覚えたのですが・・・あまりにもゴージャスなグレードアップをするもんで、すっかり見た目人間になっちゃいましたね。ロボットらしさを残していたほうが、むしろ感動的だったと思うのに、ああなっちゃかえって感情移入できません。最後は逆切れとしか思えない。要するに、凄腕なのはあの髭のおっさんだということが良く理解できた。 |
2.《ネタバレ》 うーん…テーマ的に手塚治虫の『火の鳥』と大分被ってる気が…そんでもって『火の鳥』の方が壮大さも悲壮感も上だったし…御免なさい。 【神父】さん 5点(2003-10-27 14:06:45) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 はじめの方の雰囲気がすきだった。孫のことをすきになるというのが、ちょっときもいようなきがしなくもなくもないようなかんじ。私としては、最初のリトル・ミスの方とむずばれてほしかった。そこが、すこし残念。 【ギニュー隊長★】さん 5点(2003-10-25 22:06:31) (良:1票) |