11.ギターを伴奏にみんなで唄うシーン。泣けた。「私は何でここで泣くんだろ?」ってその時不思議に思ったんですけど、皆さまのレビューを拝見していてナルホドと納得。ウェスタンって男の映画ってイメージですけど、魅力的な女性も多いと私は思います。この作品のフェザーズも意志が強くてキレイでカラダ張って生きててカッコイイ!彼ら3人が唄ったあの歌のように、彼女が待ってる家へ帰るカウ・ボーイの姿が目に浮かびませんか?嗚呼、なんだかたまらなく郷愁をそそる。名作です。 【黒猫クロマティ】さん 8点(2005-01-11 13:42:54) (良:2票) |
10.死ぬまでにあと最低10回は観たい。「ライフルと愛馬」、「ゲラ・ホーム・シンディ」をみんなで唄うシーン、至福と呼べる程ワクワクする瞬間なのに、この前観たらなんでか涙が出てきちまった・・・。 |
9.冒頭の酒場の場面がいいじゃないの!アル中でヨレヨレのディーンマーチンがフラフラ現われる。あのダンディーなディーンマーチンが、よく引き受けたなと言いたくなる情けなさ、ヨレヨレさだ。酒、酒、酒、その一心。恥も外聞もない。一人の意地悪そうな客が「ホラ、これで飲みな」とコインをタン壺の中に入れる。手を入れてコインを取ろうとするディーン。すると、いきなりそこへ、ごついブーツを履いた足が現われてタン壺を蹴っ飛ばす。カメラが、パンするとジョン・ウェインが立ってて、ディーン・マーチンを怖い顔で睨みつけてる。この冒頭だけで、傑作だと思ったぞ。座長芝居の段取りの王道というかスターの見せ方が抜群に上手いな~!大向こうから「待ってました!」と声のかかりそうな呼吸の良さ。こういう映画をもっと作らんかい! 【ひろみつ】さん 8点(2004-06-03 23:12:24) (良:2票) |
8.冒頭、ヨレヨレのディーン・マーチンが悪党の放り投げた痰つぼの中の銭を拾おうとする情けない姿にはじまって、ジョン・ウエインの保安官が、この殺人を犯した悪党を逮捕するまでのシーン。確か、ウエインが「貴様を逮捕する」と言うまで台詞がなかったのでは? …いったいどんなハードな西部劇になるのかと思いきや、映画は、歌あり、男の浪花節(?)的友情あり、カッチョいいガンプレイあり(リッキー・ネルソンの投げたライフル銃をウエインが受け取り、間髪入れずブッ放つあの名場面!)、アンジ-・ディッキンソン姐御の脚線美あり、とどめにダイナマイトの「玉屋ぁ~」的なドンパチあり…と、もうアレヨアレヨの快調ぶり。ああ、映画ってこんなに“幸福”なものだったんだと、思わず知らず「うれし涙」がにじんでくるほどです。そして最後に「キミを逮捕する!」の台詞でしめくくる洒落っ気のイキなことといったら…。問答無用の痛快西部劇でありながら、こういったソフィスティケーションもかねそなているところこそ、ハワ-ド・ホ-クス監督ならではなんだろうな。もし、まだこの映画をご覧になっていないなら、アナタは幸せ者だ。だって、これからこの素ッ晴らしい楽しさ、映画の至福ともいうべき体験ができるのだから。そしてジョン・ウエイン! ぼくはあなたが誰よりも好きだっ!!! 【やましんの巻】さん 10点(2004-01-14 20:01:45) (良:2票) |
7.ハッキリ言って「バカ西部劇」。もちろん誉め言葉である。砂塵、馬、拳銃、ライフル、テンガロンハットに保安官バッチ、そして酒場といい女。これしかない。荒野も真昼もシェーンもいいが、まじめすぎる。そんなバカ映画の中でも、一押しのお笑いシーン、二階から階段を駆け下りる途中、ロープに引っ掛かってコケるジョン・ウェイン保安官。まさにバカである。 【Gloria】さん 8点(2003-10-21 22:48:42) (笑:2票) |
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6.子供の頃TVで観てすごく面白かった記憶がある。のでDVD買って観てみました。長ぇ(笑)。洋画劇場の長さで調度良かったんだな。登場キャラがみんな凄く魅力的なのだが、つくり手がキャラ萌えに走るとどうしても冗長になる。だから各シーンに素直に浸れるタイプか、もしくは「このシーンはどういう意味か」と考えるタイプで評価が別れるのだろう。僕は後者なのでちょっと中身が薄い印象を持った。
ディーン・マーティンとリッキー・ネルソンが歌うシーンは上手すぎ。この二人が音楽も本職だと知らなかったら他の歌手の吹き替えだと思うだろう。ぼくもしらなかったのでそうおもいました。ヒロインのアンジー・ディキンソンは後光が射す美しさ。酔っ払った演技がとてもいい。各脇役陣の演技が光ってるので正直ジョン・ウェインが大根気味に見えるほど。個人的に気に入ったのは宿屋のカルロス。お前が何であんな美人の嫁もらえるんだよ! 【tubird】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-01-03 23:32:12) (笑:1票) |
5.「あなたが好きな西部劇映画はなんですか?」と聞かれたら、過半数の人が本作を選ぶだろうと思われる定番中の定番。それまでのウェスタンの概念を変えた画期的な一篇、なんてことではもちろんありませんが安心して愉しめる娯楽映画の金字塔です。ハワード・ホークスの手腕は当時円熟の域に到達しており、“男の友情”“ロマンス”“敵との駆け引き”という要素のバランスが取れていて心地よい。ジョン・ウェインはもうジョン・ウェイン以外の何ものでもないという堂々たる演技、対照的にそれまで洒落者キャラが多かったディーン・マーティンが人生のどん底まで落ちた男の哀愁を見せてくれる。そこに痺れるぐらいクールなリッキ-・ネルソンが加わるんだから、これはもうキャスティングの妙としか言いようがない。 『恋の手ほどき』がMGMミュージカルの掉尾を飾ったのと同じ様に、1年遅れて撮られた本作が50年代にピークを迎えた西部劇の到達点である事は間違いない。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-09-11 20:49:19) (良:1票) |
4.『真昼の決闘』を西部劇ではない!と断じたホークスとウェインの正真正銘の西部劇。たしかに『真昼の決闘』は社会派映画としての隠喩が色濃く、西部劇が娯楽の王道であるならば、かなり逸脱していると言えよう。それはそれで面白いと思うのだが、強い保安官(もちろん女には弱い)に強い絆で結ばれた助っ人たちが手強い状況に屈することなく、そして観客にもこいつらならやってのけるという期待をどんな窮地にも抱かせながら、その期待にちゃんと応えてくれるこの映画は王道の中の王道としていつまでも色あせることなく楽しめるのだ。『真昼の決闘』のプロットを使うのはちょっとずるい気もするが、何かを伝えるために映画を作るのではなく、ただ観客に愛される映画を作るという気概だけで、こんなにも楽しい映画が出来てしまう。どんな映画にもこれが根底にあればちゃんと誰かが認めてくれる。またそういうのは画面に透けて見えてくる。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-03-09 18:38:01) (良:1票) |
3.若かりし頃、何度鑑賞したことか・・・。 娯楽西部劇、楽しく痛快な西部劇の最高峰!!! リッキー・ネルソンの歌も最高。ウェイン、ディーンのペアも良かった。 ’09.7/10 フィルムも綺麗、リマスター版かな・・。何回見ても楽しいネ!! ウェイン、マーティンの組合せいいね、またネルソンが思った以上に期待に応えている。1対1、2対3、その他色々な組合せの大サービス。しかも全て事前に種が蒔かれ、銃撃戦の大いなる工夫あり。またテーマ音楽、挿入2曲も素晴らしく楽しいし、 ブレナンとの掛け合い他ユーモラスな場面もふんだん。娯楽西部劇最高峰!! 【ご自由さん】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-11-20 20:05:48) (良:1票) |
2.あのじいさんは最高のキャラですね。こんだけシンプルなストーリー、分かりやすさ、だけど2時間20分退屈させない。昔の西部劇もいいなぁ。 最近のハリウッド製アクション映画というのは、制作費の高さやCGのクオリティというものと面白さを履き違え、観終わった後にすぐ忘れてしまうものが多すぎる。もちろんそれらを否定するつもりは無いが、アクション映画の面白さって言うのはそんな上っ面だけじゃない。ギターを弾きながら皆で歌うシーンの素晴らしさを見ると、そんなことを思わずにはいられないのである。 【紅蓮天国】さん 7点(2004-01-11 00:13:06) (良:1票) |
1.ジョン・ウェインの定番とも言うべきタフな保安官,少々青臭い見習いのお兄ちゃん,そして昔は凄腕だったらしいじいさま,と役者は完璧にそろった西部劇の古典にして最高傑作。20年近く前に,本作を皮切りに「エルダー兄弟」「勇気ある追跡」「オレゴン魂」「騎兵隊」「黄色いリボン」「誇り高き男」等々見まくった記憶がある。まだあの頃は,夜中に民放のローカル局で西部劇をやっていたんだよな・・・。 【koshi】さん 9点(2001-10-17 00:11:56) (良:1票) |