10.期待していなかっただけに良作でした。ホラーなのかなと思わせておいて、心労続きの医者が陥った精神障害とも思わせる演出で、かなり引っ張りますが、それもまた愛嬌かな。私はどちらでも好いと思いますが、心でつながった者同士では、きっとこういうこともあるのでしょう。どちらに受け取っても好いのだと思います。ベネズエラに出かけてからのケビン・コスナーが、思いっきり暴走気味で、それをパイロット兼通訳のおにーちゃんが抑えるのも面白かったですね。私の予想は見事に裏切られた結果ですが、ああいう結論もありだなと思いました。残念なのは、シスターが出てきてもっと何かあるのかなと思わせて、あれっきりの助言で終わってしまった点と、キャシー・ベイツがあれだけで終わってしまった点でしょうか。映画全体として死後の世界を描きたいのであれば、シスターの位置づけが重要になるんだろうけど、本作は心のつながりが重要なテーマでしょうから、コスナー個人の行動・解釈に焦点を絞った方が好いのかもしれませんね。キャシー・ベイツは現実面にコスナーを引き戻す役割であり、リンダ・ハントは精神世界への案内人という役割なのでしょう。コスナー個人の視点をメインに据え、それがどう揺れ動くかを、観客に印象づける演出としては面白いかもしれません。夫婦の心のつながりを重視するという観点から考えると、きっとこの映画に感情移入できない人は、「心でつながった愛情で結ばれた人がいないのかな?」とも感じました。いかがですか? 私? もちろん、いますよ(微笑)。 <追記>邦題「コーリング」より「ドラゴンフライ」の方がよっぽど好いのにね。 【オオカミ】さん 8点(2004-02-25 21:19:53) |
9.期待しないで観たら、意外な良作でした。ホラーというよりはミステリ要素が強く、真相が知りたくて最後までしっかり見せてくれます。地味で小粒な作品なのは否めませんが。 【K】さん 6点(2004-02-15 19:03:18) |
8.悪くはないんだけど、あまりにも「プロフェシー」にかぶりすぎ。こっちを先に観ていたら、感想が違ったかも。中盤での「ハゲ」の連呼の方がある意味ドキドキした。 【よっさん】さん 6点(2004-02-11 19:30:25) (笑:1票) |
7.ケビン・コスナーって「ダンス・ウイズ・ウルヴズ」以来、作品に恵まれていない気がする。事実は小説より奇なりというが、事実より奇なる映画を撮ろうというなら、もう少し説得力のあるストーリーにしてほしかった。都合良く作られた「コーリング」の現象が登場するたびに、見ている心は白けてゆくばかりだった。 【駆けてゆく雲】さん 4点(2004-02-11 07:51:34) |
6.まさか、飛び込むとはねえ。「奥さん生きてるのか?」・・・赤ちゃんだった。感動できなかったです。だけど前半はよかった。 |
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5.テンポが遅いし最後までひっぱるのでちょっとと思ったけどラストにやれました。そうくるとは・・・て感じです。最後が良かったのでそれまでのホラーもどきはなしとしましょう。 【ピース】さん 7点(2004-01-07 01:12:16) |
4.ねぇ、奥さん。伝えたい事があるなら、あんなに亭主を怯えさせてはいけないよ! 【つむじ風】さん 5点(2003-12-08 01:56:31) (良:2票) |
3.所々に伝えられるメッセージや、まわりで起こる不思議な出来事。プロフェシーと良く似た感じだな・・と思ってましたが、こちらのほうがファンタジー色強い気がしますね。相手が奥さんだからかな?それにしても、子供よ、生命力あり過ぎ! 【カズレー】さん 6点(2003-12-04 14:31:37) |
2.ビビりなので途中までホラー映画かと思うほど、怖かった>< なんだか話が飛びすぎたようにも思えましたが、よかったかな。 【いざ、ベガス】さん 5点(2003-11-26 21:56:04) |
1.こういうラスト、意外に好きです。予想とは違って意表をつかれました。最初、マークが本当に不気味でしたが、なるほど、そうだったのね、知らなかったわ・・・と納得です。本当に信頼し合っている者同士は、いつまでも心でつながっているのかもしれません。 【ひなた】さん 7点(2003-11-23 13:16:28) |