4.《ネタバレ》 《 いきなり致命的なネタバレから入ってしまいますので ご注意を 》 良かったと思う。嫌いではない。しかし、冷静になって考えてみると、ジョニー吉長さんは なぜにあのタイミングで急にお亡くなりになったのかが解からない。なぜなの なんぜなの なしてなの? もう一度見直したならその謎は解けるのだろうか いいや、何度も見直せば良さが出てくるってタイプの作品ではない。観る側からしたら、一発勝負の一発回答すべきタイプの作品であったと思いますので 確認作業はやるべきではない。たぶん、観れば観るほど良さは薄れていくタイプの作品ではないかと思います。だから二度観るべきではない よって一度観りゃ十分であったという結論に至ります。寂しい評価となってしまいますが、それが自分なりの最終評価です。 しかし、さすがというか中田監督、ホラー的な撮り方としてはやはり上手い。麻生祐未の怪しい目線の捉え方やら あるいは、どうらんを落とした直後、ドアップになったジョニー吉長さんの真っ白な顔やら まさに、ホラーやっちゃってましたね。ドキッとさせる事に関しちゃやはり上手い。出来れば、ラストシーン間際にもホラー的演出加えられてもよかったじゃないかなとさえ思えるんですよね ちょと残念。 【3737】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-07-11 23:04:21) |
3.監督の撮影所に対する思い入れや職人スタッフに対する尊敬は良くわかりますが、物語的にはもう少し盛り上がりが欲しかった。 【亜流派 十五郎】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2005-04-04 01:03:33) |
2.導入部で撮影中のサイコ・ホラー(?)の演出は、さすが中田秀夫という感じで、とても60年代の日活映画(?)と思えないのはご愛嬌。本編は泣かせるシーンもあるし、映画への愛も充分感じられますけど、そのどれもが紋切り型で、21世紀らしさや、現在の邦画復興に貢献してる中田秀夫らしさは感じられない。それに「ドクター鮫島 THE MOVIE」の製作現場が戯画化過ぎて、逆に説得力を弱めてるとも思う(これは、テレビ局・出版社主導の作品を撮ってきた監督自身の怨み節か?)。それに、西島秀俊はいつも無感情な役柄ばかりだと思ってたんですけど、実は無感情にしか演じられないんだということが判りました。どういう経緯でこの作品が韓国資本で、しかもハイビジョンで撮られたのかには興味がある所ですね、5点献上。 【sayzin】さん 5点(2004-12-18 02:50:19) |
1.ストーリーはまあまあ、俳優はそこそこ、なのになぜパッとしないのだろう?とにかく華やかさだとか、メリハリだとか、そういった惹き付けるものが足りない映画だと思う。前半の西島秀俊はすごく良かった。苛立ちや刺々しさが感じられて、他の映画でみるのと全く違う演技を感じた。それに対して、後半がなんだか力不足で、デフォルメしていたとのだしても、ドクター鮫島関連のシーンで弛緩してしまい、だらけてしまったような気がする。カメラさんなどの65年から関連されるメンバーの苛立ちなんかも描写してくれたら良かったのにな。ジョニー吉長は、その存在だけでも威厳があってよかった。というわけで5点。 【fero】さん 5点(2003-11-23 19:52:41) |