5.《ネタバレ》 臨場感をバリバリ出しまっせとばかりにカメラをガチャガチャ動かすのは勘弁してほしいのですが、いくつか良いシーンもあります。例えば、ラストの黒人の隠れ家における銃撃戦で、暗い部屋で撃ち合い、ドアが開くとパッと明るくなり部屋の全景が分かるところであるとか、あるいはその後の一ヶ所に集まった4人の吐く息の白さが良く出ているところです。特にレイ・リオッタは格好良く、絶命し白い息を吐かなくなってしまうなんてのは上手くいっています。 【ミスター・グレイ】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-01-18 18:32:27) |
《改行表示》 4.《ネタバレ》 回想シーンの視点替えを多用するっていう構成は個人的に好きではないんですが、まぁまぁ楽しめました。 展開を振り返ると冒頭部分、起承転結の「起」が弱い気がしますが、それでもだんだんと事実が明らかになっていくという過程を楽しむのであれば 完成されていると思います。TVなら水曜か木曜に放送される程度の作品だろうという先入観から観ましたが、これなら日曜日もOKでしょう。 【HLB傭兵】さん 6点(2005-01-17 17:57:42) |
3.期待していたよりも、ストーリーとキャラクターの設定がありきたりだったという感は否めない。あまりにもストーレートな展開には、“隠された真相”を探る秀逸なサスペンスを期待していた者としては少々物足りなかったというのが正直なところ。しかし骨太な刑事ドラマを最初から想定していたのなら、その圧倒的な重量感には満足できたであろう。レイ・リオッタの好演者ぶりは予想できたが、驚かされたのはジェイソン・パトリックである。全米で最もセクシーな俳優として(ほんの一瞬だけ☆)騒がれ、あわよくばスターダムにのし上がろうとした瞬間に見事にその階段を踏み外し、転落していったこの俳優のこれほどまでの豹変ぶりを誰が予想しただろうか。もしかしたら、彼の俳優としての怒涛の反撃をこれから先、幾度となくあびることになるのかもしれない。 【鉄腕麗人】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2004-09-17 02:17:25) |
2.《ネタバレ》 実に入り込みやすい設定でワクワクしながら観た。まずジェイソン・パトリック。自分には「スリーパーズ」の控えめな主役のイメージしかなかったので、この役に結構はまっていたので驚いた。んで待ってました!レイ・リオッタが登場。この人本当にうまいです。間の取り方や表情、眼力が凄い。映像は聞き込みシーンの分割が良かった。残念なのはラスト。黒人2人がテリスにバラすのは判るだろうに、あの場面でオークが現場を離れるのは不自然に感じたしオチもいまいち驚かなかった。 |
1.M:I-3の監督に抜擢されたなど、噂を先に聞いて期待しすぎてしまったようです。脚本はすばらしいと思いましたが、追跡シーンの手持ちカメラ、ブルーがかった色調、フラッシュバックの多用など、少ししつこく感じてしまいました。物語そのものに緊迫感があるんで、そこまで映像表現で煽る必要もなかったような。でも、なんの事前情報なくこの映画をみてれば、印象も違ったかも。「掘り出し物発見!」と思ったトム・クルーズの気持ちも理解できます。 【ころりさん】さん 6点(2004-03-18 02:15:59) |