50.名作中の名作である本作品。アパッチの襲撃戦闘シーンはもはや圧巻。乗客の人物描写も素晴らしい。この映画を語る上でどの人物も不可欠であることが分かる。そして何と言ってもこれ、作品中幾度となく流れてくるあのテーマ曲。耳にこびり付いて離れない。 【CPA】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-08 01:45:26) |
49.1939年公開なんてどんなもんかねと半信半疑だったがなんと質の高い「ロードムービー」。同乗者達の心理描写の人間臭いこと、一方的なヒーローにはならないジョン・ウェイン。そして今のトレンディドラマのような恋愛まで絡めることをこの時代にやってしまっていたことが驚き。これが西部劇というものなんですねえ。 【Arufu】さん [インターネット(字幕)] 8点(2006-05-19 18:42:54) |
48.この作品の最大の魅力は”馬”ではないでしょうか?広大な大地を駆けるあの躍動感!心躍るものがありました。その後のあらゆる作品で模倣されているのにも納得です。 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-05-08 11:03:06) |
47.面白かったです。登場人物の個性が見事に色分けされていて、インディアンに襲われるまでの展開を飽きずに見ることが出来ました。それに、襲撃されるところの撮影も文句なしに素晴しく、スピード感、ハラハラ感ともに最高でした。これだけでも満足なのですが、キッドの復讐まで用意されてるのだから大満足でした。西部劇ってあんまり見ないけど、これを期に西部劇を見ようと思いました。 【ジャザガダ~ン】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-04-11 13:30:05) |
46.人数が多いのでジョン・ウェインの存在はそんなにも強くないけど他の出演者たちと巧く繋げられてるので彼の個性はちゃんと生きてますねぇ。ウエスタン映画としてはよくあるストーリーですが、カメラワークが素晴らしいしアパッチ襲撃シーンなんかはあんだけダイナミックに、そして繊細に撮ってる映画なんて他にほとんどないと思う。今じゃカラーだし大作ウエスタン映画なんてもう作られることはないだろうからあの雰囲気を味わえないのが悲しい。。 |
45.登場人物全員のキャラクターがたっているのは確かだけど、どうにもドラマのバランスが悪い。医者の活躍と博打うちの死は胸にじんと来るものがあったのに、肝心のジョン・ウェインがよくわからない。「家族を殺された」とありがちな説明をさらっとされただけで、復讐にいたる心の動きは省略。結局リンゴがどんなやつで何を考えて生きているのかよくわからなかった。娼婦のダラスとの恋も、あまりにも急な展開で強引すぎる(そんな衝動的にプロポーズしたら、絶対離婚するって!)。脇役の存在感はいいのに、肝心の主役二人の掘り下げがおざなりに過ぎる。 インディアンの襲撃シーンは、弱すぎる敵がぱたぱたと死んでいく様子がシューティングゲームのよう。馬から馬へ飛び移るところ以外はたいしたことない。せめてご婦人方は窓から顔を出さずに床に伏せるべきでは? インディアンはなぜ馬を狙わないのかな? 歴史的な価値は知らないが、娯楽としても人間ドラマとしてもたいしたレベルとは思えなかった。 ただ、西部荒野の雄大な光景には感動したが。 【no one】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-10-04 22:51:30) (良:1票) |
44.西部劇を初めて見たのですが、何が何やら分からないまま終わってしまいました。。。何度も見たのに、どうしても途中でこんがらがってしまうんですよね、人物が。雰囲気は伝わってとてもよかったのですが。みなさんのレビューを参考にもう一度見ます(-.-;) 【トナカイ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-23 20:15:05) |
43.快「活」な物語運び、そして「活」き活きとした登場人物(唯一ネイティヴ・アメリカンは、残念ながら「記号」的描かれ方なのだけれど)、「活劇」という言葉はこういう映画のためにあるんだよなー、としみじみ納得。個人的にはニヒルな賭博師がカッチョ良くて好き。ラストも朗らか。ステキだぜ。 【ぐるぐる】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-10 19:15:10) |
42.何年か前にテレビで放送していたのを観たのが最初で以来、何度か観てるけどやっぱり面白いです。何てたってこの映画は西部劇ならではの面白さが凝縮されていて、これぞ西部劇、これぞ映画!なんだと観る度に思います。そのスピード感いっぱいの迫力のある映像、勿論、今みたいにCGなんてない時代の本物の迫力で観る者に迫ってきます。アクションシーンの素晴らしさとそして脚本の素晴らしさ、走っている馬車という小さな空間の中での人間模様、さまざまな人間を登場させることによって、人生の縮図を見せるその語り口の上手さ、さすがはジョン・フォード監督です。 【青観】さん [地上波(字幕)] 10点(2005-07-21 22:38:10) |
41.まず、駅馬車の目的地にアパッチ族の襲撃の可能性があること、そして、にもかかわらず目的地に行かなければならない事情が乗客それぞれにあることをアッというまに見せて、あとはその極限状況とも言える馬車内に登場人物たちを放り込み、それぞれの思惑と偏見を露呈させてゆく。この人間模様を見せるための土台作りのさりげなさが名作たる所以でしょうか。そしてなんと言っても迫力のアパッチ襲撃シーンが一番の見せ所。たてがみをなびかせて全速力で走る馬を的確な構図に収めつづけるカメラはまさに職人芸。広大なモニュメント・ヴァレーというフォードにとっても最高のロケーションを最大限に活かしたアクションシーンに満足必至。その後の決闘に緊迫感を欠くのは、襲撃シーンの迫力がありすぎたせいでしょうか、それとも妙な緊張を伴った人間模様にケリがついた後だったからでしょうか。まあ、ストーリーにケリをつけるのには必要なシーンですから、無いとこまるのですが、どうせならもう一度盛り上げるために三十分くらい延長してもらっても良かったかな。ダメかな? 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-27 19:06:49) (良:1票) |
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40.歴史的名作でしょうね。たしかに、ネイティブ・アメリカンに対する偏見を理由に、評価を下げるひともいるでしょうが、全編を通して盛り込まれている娯楽的要素を描ききった、プロの仕事師達の見事な技を否定する者はいないだろう。リンゴーのカッコ良さと、酔っ払い医者のカッコ良さの対比や、娼婦と大尉の妻の女心の描き方なんか、見事と言うしかない。一番好きな西部劇を挙げるなら、他の作品になりますが、一番の西部劇と言われたら、この作品です。 【パセリセージ】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2005-05-19 22:29:00) |
39.ラブストーリーの部分がちょっと入っていけなかったな。活劇の部分は素直に面白いと思った。 【夏目】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-04-06 13:05:56) |
38.ジョジョジョ、ジョン・ウェインが麗しくて美しい(壊)!! 決闘のシーンは鼻息荒くして待ってたんですが、あららっ・・・て感じでした(ヤボ&ミーハーですみません・涙) 【ジマイマ】さん 6点(2005-03-12 19:16:39) |
37.アメリカのトントからニューズバーグまで向かう馬車の中で、一緒に乗り合わせた9人の人間模様とアパッチ族の襲撃を描いた名作と名高いこの映画。やはり見せ所はアパッチの襲撃でしょうね。でも、もともと西部劇はよく分からない俺なのに名作だから一度見ておこうという気持ちで見てみたが、あまり面白いとは思わなかった。たしかに登場人物が全て立っていて非常に印象が濃いのだが、見終わった後にう~ん・・と唸って微妙な感覚に襲われた。また見てみます。 【A.O.D】さん 4点(2005-02-04 20:55:35) |
36.すばらしい。手に汗握る駅馬車の疾走シーン。CGではない本物がうなります。また、どのキャストにも人生の味がある。まさに名作、西部劇。 【杜子春】さん 8点(2004-12-24 18:03:23) |
35.西部劇の神様と言われ続けている、J・フォード監督作品を遂に初拝見。正直言うと今までJ・フォード作品は避けてきた。何故今までJ・フォード作品(西部劇)を避けてきたかと言うと、単純に西部劇に対してあまり興味が無かったというのもあるし、それに今まで観てきた西部劇の中で面白いと思えた作品に出会った事が無かったので、新たに違う西部劇を観ようと言う気にまったくと言って良いほどならなかった。しかし今回、勇気を振り絞りビデオを借りました。そして観賞。まったく馴染みの無い西部劇とジョン・ウェイン。人間ドラマ中心のストーリー構成に加え、終盤でのスピード感溢れる駅馬車対アパッチ族、そして最後の最後までジョン・ウェインの本当の凄さを見せずに隠し続け、じらせてじらせて最後で「ドカンッ!」。正直驚きました。 あの演出、あの配役、あのスピード感。正直スゴかったッス!でもまだ10点や9点を点けれるほど西部劇に対して慣れしてないので8点が限界です。 【ボビー】さん 8点(2004-09-26 22:12:23) (良:2票) |
34.私の映画の記憶は”駅馬車”からか? 映画館の映写室の小さな窓から、見た記憶が微かに残ってる。 おさな心にインディアン襲撃場面と賭博師の死 ならびに 3対1の決闘場面と酒場に戻った悪人の死。 この二つが同じ映画とは記憶していなかった。 大きくなって”駅馬車”を観て初めておさな心に残っていたのは、しかも二つの場面共 このジョン・フォード監督の”駅馬車”と判り、それまでなんとなく、もやもやしていたものが、すっきりした思い出がある。 それ以後、ジョン・ウェインとフォードは大好きな組み合わせ。 若々しいジョン・ウェインとストーリー展開が好きで年に一回は観たくなる名作。 【ご自由さん】さん 10点(2004-07-05 02:19:01) (良:1票) |
33.ラストが粋ですよね。ヤッター!って感じです。 【しまうまん】さん 6点(2004-06-13 00:50:06) |
32.西部劇の古典として、教科書を見るような感覚で鑑賞した。クライマックスの襲撃シーンでは現在に通じるカメラワークもあって思わず感心。あれだけのアクションが当時開発されていたなんて驚きである。ダメ医者の役、いわゆる狂言回し的な役も現在でも多用される配役だし。脈々と繋がる映画史の系譜を感じることが出来て妙な嬉しさも覚えた。 【やすたろ】さん 6点(2004-04-10 17:54:34) |
31.西部劇と日本の時代劇、この二つには同じものを感じる。共に映画産業を大きく支え、主流となり、しかし時と共に衰退していく・・・。あぁ切ない。だがしかし、素晴らしい作品はいつまでたっても色褪せないのだ! 「七人の侍」がそうであるように、この作品も一人一人のキャラクターがとても魅力的、しっかりしていて面白い。普通1人か2人は目立たない奴がいたりするもんだが、この映画においては全員の顔をしっかり覚えることが出来る。これは凄い人間ドラマ。 そして各人それぞれの物語を乗せ、駅馬車は壮観な荒野をひた走る。その道には迫力の大チェイスあり、ラブストーリーあり、そして決闘あり。ネイティブアメリカンが完全な悪役として描かれているのにはやはり抵抗を感じるが、それでも西部劇の面白さがこれでもかと詰まったこの映画を楽しまずにはいられないのである。 【紅蓮天国】さん 8点(2004-04-08 19:53:34) (良:1票) |