31.全体的には良い作品ですがやはり黒人社会という日本人にはやや難しいテーマを扱っていたので理解し難い部分はありました。最後はすっきりしました。 【ゆきむら】さん 6点(2004-03-22 09:14:35) |
30.あらすじに書けなかったことを淀川長治さんの言葉を借りて言うと「この映画は映像の詩」です。加えて音楽が雰囲気にぴったりですばらしい。この映画のサントラ盤(なぜかクインシー・ジョーンズの音楽ということになっていますが、これどういうこと?)のCDは私の宝物です。「おまえは黒人だ!」という言葉が「自分の文化に誇りを持て!」という意味で発せられるのは黒人ジャズ・ミュージシャンなどが輩出した後、しかも都会でのことで、この時代アメリカ南部では黒人を馬鹿にするために発せられていたようです。(主人公の夫も主人公に向かって馬鹿にする意味で言っています。)平凡な黒人を描いてこれほどのパワーのある作品ができるのだから非凡な黒人を描いてオスカーをどんどん狙ってほしいです。芸術家ならチャーリー・パーカーかマイルス・デービス、社会運動家や政治家ならノーベル平和賞を受賞したキング牧師やラルフ・バンチ博士・・・黒人俳優よがんばれ! 【かわまり】さん 9点(2004-03-02 02:18:43) |
29.長かった。どきどきもはらはらもできませんでした。 【よしふみ】さん 3点(2004-02-19 23:39:41) |
28.なんだかやりきれないエピソードが続いて、ちょっとうんざり気味でしたが、スピルバーグの演出力で最後まで見れた感じです。本国のアフリカ系アメリカ人さんたちにはどう映ったのでしょう。 【ロイ・ニアリー】さん 7点(2004-02-14 03:34:03) |
27.スピルバーグらしからぬ作品。どこが泣き所なのか私にはわからなかった。ラストは心地よかったです。 【もちもちば】さん 7点(2004-01-18 21:40:59) |
26.背景と作品は別のものと考える立場から、スピルバーグが全身からオスカーちょうだいオーラを発し始めたという点を意図的に無視して考えれば、なかなか良くできた佳作であるとは言えるのだが、この映画でトップスターの座に踊り出たその後のウーピー・ゴールドバーグの見苦しいはしゃぎぶりや、スピルバーグのその後の優等生化にうんざりさせられたことを思うにつけ、作品そのものよりもむしろ前後の経緯から否定的な見方しか出来なくなって来ている自分に気づく。原作となったアリス・ウォーカーの小説はまごうことなき傑作であり、映画はそれを完璧とまでは言えないまでも非常に原作に対して誠実に、きちんと一生懸命作られている。アメリカ社会の底辺に暮らし続けて来た黒人たちの生活が実際にはどうだったか、真摯な態度で作られた映画としては周囲の状況がいくらなんでもヒドすぎませんか。この映画で主人公の義理の嫁を演じたオプラ・ウィンフリーは今やアメリカワイドショー界のゴッドマザーだ。ウーピー・ゴールドバーグはハリウッド版女武田鉄也と化してお涙頂戴映画からキツいコメディまで来た役は一つも断らない活躍ぶり。スピルバーグは一作毎にオスカーくれくれと叫び続け、今やオスカー像を増やすためなら家族さえ売り出しかねない勢い。これだけボロクソにけなしておいて8点献上する私も相当イカれているが、映画自体はとにかく非常に良い映画だったし人類にとって必要な映画。実の父親から子供を生まされ、さらに父親ほど年齢の違う見ず知らずの男と無理矢理結婚させられるセリーが、夫の愛人シャグとはぐくんで行く不思議な感情、そこから芽生える自立への希望。こういう時代から100年も経たない現在に生きる全ての女性たちにとって、一度は観ておく価値があると私は考える。いい映画なんだけどなあ。既成概念を捨てないとキツいですね。 【anemone】さん 8点(2003-12-13 00:00:19) (良:1票) |
25.大半が黒人だけの退屈な映画だった。もうちょっと短くまとめろ。ダニーグローバーの印象が変わってしまった。 【guijiu】さん 4点(2003-11-27 13:02:41) |
24.映画を見た時、めちゃくちゃ泣けた記憶はあるのに、すっごいいい映画だと思ったのに、今印象に残っているのはコスモス畑の中を駆けてたり、コスモス畑の中で「せっせっせ」をしてたりと、まー、断片的映像ばっかりだったりして。今振り返ってみれば、スピルバーグには不向きな題材だったのでしょうね。いい映画、で流されちゃいけない筈の物語、上手くまとめてナンボの映画じゃない筈だったのですから。 【あにやん🌈】さん 6点(2003-11-22 21:28:55) |
23.かなり前に見てるがインパクトはあった。黒人女性の物語として新鮮な感じで見た。ひどい扱いの中でも、逞しい女性もいて救われる。しかしスピルバーグはやっぱり娯楽作品のほうが生き生きしてる気がする。 【キリコ】さん 7点(2003-11-14 17:09:08) |
22. 【虎尾】さん 8点(2003-10-19 17:52:36) |
|
21.スピルバーグが初めてアカデミー賞狙いで作った、と思う本作。ちょっとぱっとしないなぁ、、、。総スカンもやむおえないかなと思う。 【あろえりーな】さん 5点(2003-10-11 21:33:03) |
20.きれいな夕日の映像ばかり印象的な映画です。内容は不思議なくらいに覚えていません。原作者アリス・ウォーカーは力強く大好きな作家なので、彼女が広く有名になっただけでも、この映画はうれしかったりします。 【omut】さん 5点(2003-08-04 06:39:09) |
19.ウーピーがシリアス?って違和感があったが、重いテーマを感じさせないのは◎。笑える場面もあります。そのひたむきな強さを見ていると元気がわいてきます。 【tantan】さん 7点(2003-06-19 19:23:43) |
18.全てのシーンがスピルバーグによって計算され尽くした映画だね。どこで笑うのか、どこで泣くのか全部彼に指示されているようで全然心が動かされないよ。 【マコちゃん】さん 3点(2003-06-16 20:52:01) |
17.原作の方が良かったですが、ウーピーが演じたお陰で辛い立場ながらの主人公のどこかに底力が眠ってる感じが出てました。今は司会者で活躍しているオプラを見れるのが見所じゃないでしょうか。オプラも光ってました! 【こがね】さん 8点(2003-05-30 23:33:22) |
16.セリーとその夫の有様は、ほんの数十年前の日本の夫婦にも見られる姿。家族法の改正が取り沙汰される今、我々は未だ発展途上であることを、映画を通して感じる。映画としては、ちょっと長さを感じさせるが、それがまた、希望のない現実を生きる主人公にとっての日々の長さと重なり、リアリティを出している感じも。今となっては希少なウーピーの「耐える女」も良かった。本作のテーマは人種問題というより「因習」では? 【poppo】さん 7点(2003-04-26 11:38:58) |
15.テーマが重いですね・・・。どうでもいいいことだけど主人公が大人になるとき、急に声が低くなるのでびっくりしました。ウーピーって声低い・・・。 【ふー】さん 7点(2003-04-03 21:23:09) |
14.ちょっと長いかなとも思います。いい映画ではありましたが、あんまりにも主人公がひどい扱いを受けるのでそのほうが悲しかったです。 【みんみん】さん 5点(2003-02-18 00:11:59) |
13.原作を読むと、重いテーマを扱っていながら、思わず含み笑いをしてしまうようなコミカルな描写がちらほらあるし、主人公はなんだかあっけらかんとしてるし、エンターテイメントなスピルバーグにメガホンがいったのもなんとなく解る。でも原作いかせてないなあ。ウーピーだけは、イメージ以上!彼女だけなら、満点なのに! 【きのこ】さん 3点(2002-12-14 02:36:33) |
12.テーマははっきりしているのに、演出に一貫性がなく中途半端という感じがしました。スピルバーグにしては珍しいはずし方だと思いますのでそういう意味では必見かも。変わった演出でオスカー狙ったのでしょうか・・かなりその演出で首を絞めてます。 【恥部@研】さん 4点(2002-12-10 10:36:24) |