18.久し振りにいい映画を観ました。 【たま】さん 8点(2004-12-11 13:55:14) |
17.非常に見応えがあり、テンポも良くぐいぐい引き込まれるおもしろさでした。ラストのホフマンの笑顔が印象的です。名優二人に引けをとらない演技を披露したジョン・キューザックがお見事でした。 【ギニュー】さん 8点(2004-12-04 19:06:19) |
16.脚本が良い。話の根っこがしっかりしてるといい作品ができるという見本みたいな映画。 役者陣も言うことなし。撮影、編集、いろんな要素のバランスがとれていて、ナイスパッケージング。 ただ、人間関係がゴチャついて見始めのほうは少し混乱したかな。 【ぱぴんぐ】さん 8点(2004-11-27 16:41:38) |
15.陪審員制度の問題点や、銃社会に対する警鐘という側面に関してはあえて触れません。
そうした問題提起の価値以上に感心させられたことは、監督が社会派サスペンスを撮りながらも、映画に対してエンターティメントの意識を強く持っている点です。
二時間以上ある作品にも関わらず、まったく飽きさせず最後まで見ることが出来るのも、それだけ観客の立場に立った作品作りが成されている証拠でしょう。それゆえに多少のご都合主義や無理のある部分もあまり気にせず、作品に没頭して楽しむことが出来ます。 【FSS】さん 8点(2004-11-27 11:50:30) |
14. 俳優のうまさは言うまでもありませんが、カット割りのうまさ、一こまの冗長さも感じさせない編集の妙はさすがにプロのお仕事です。しかし、だからこそ、そこそこの緊張感を持たせながらも通り過ぎてしまうのはもったいない。う~ん、もう一ひねりが欲しかった。 【karik】さん 8点(2004-11-24 21:14:59) |
13.面白いですね。こういう知的な映画は好きです。個人的に…物語り中盤、敵味方として火花を散らすG.ハックマンとD.ホフマンが裁判所のトイレで延々5分間に亘るタイマンの弁舌合戦を繰り広げる下りは、映画ファンには感涙ものです。 【金子淳】さん 8点(2004-11-17 17:48:29) |
12.《ネタバレ》 完成度はかなり高い。ただひとつ、ホフマン演じる弁護士が中途半端だ。ジーン・ハックマンとは対照的にキレはない代わりに、人の良さを強調して欲しかった。双方ともギリギリまで買収に応じる気配を見せなきゃならない話だから、単に正義の弁護士を描くことはできないとしても、人柄は強調できたはずだ。そうすればあの見習い弁護士だってもう少しなんとかなっただろう。 【michell】さん [DVD(字幕)] 8点(2004-10-09 21:09:04) |
11.《ネタバレ》 いろいろと考えさせられる佳作です。アメリカの裁判コーディネイター(本当に存在するんですよね)が新聞のインタビューに答えて、黒が白になっても良心の呵責を感じない、と語っていたことを思い出しました。ラストが大団円なので後味が悪くないのがいいです。(現実はそうは甘くはないのでしょうが)主要人物がはまり役すぎて、やや意外性に欠けるのですが、それでも裁判の行方は最後まで目が離せない、見ごたえのある競演でした。 【HIDUKI】さん 8点(2004-08-17 22:43:39) |
10.おもしろい映画でした。なかなかw。キャストもみんなよかったですし。とくにジーンハックマンとダスティンホフマン。この2人はすごいっ。最後に見せるダスティンホフマンの笑顔。見てるこっちまでニコっとしてしまいます。 【海賊】さん 8点(2004-08-04 01:44:56) |
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9.いやぁー面白かった。我々はこういう映画を見るためにお金を払うのだ(私はレンタル料ですが)。それにしても超豪華メンバー。”ハンバーガー・ヒル”のヒーローだって5分も映らない。しかし、私の行くレンタル屋ではこの映画は「あんまりおもしろくないですよぉー」ってな感じで隅っこの方に数本しか置いてなかった。ふむぅ~ん・・・ 【メロメロ】さん 8点(2004-08-03 00:31:58) |
8.法廷モノのいわゆる丁々発止の裁判劇の面白さよりも、その裏側で蠢く人間ドラマにより重点を置いたサスペンスドラマ。実際に起こりうる陪審員制度の様々な問題点を鋭く暴く・・などといった社会派の小難しい作品ではなく、原告と被告側双方の駆け引きや裏工作に或る復讐劇を絡めるという、我々観客を飽きさせることなく終始興味を抱かせるように構成されるという、あくまでも娯楽作品に徹して描かれている。その点で言えばそれは正解であり、見事なストーリーテリングと絶妙のキャスティングで、本作は近年にない良質のエンターテインメントとしても立派に成立している。永年実現しなかったG・ハックマンとD・ホフマンとの初顔合わせが何と言っても本作のハイライトで、ド直球のハックマンと変化球のホフマンといったそれぞれのキャラに見合った役作りはさすが。少々掴みどころの無いJ・キューザックやR・ワイズといった若手俳優たちとの対比もまた面白い。 【ドラえもん】さん 8点(2004-08-02 16:13:24) |
7.法廷物、っていうよりは犯罪物なんだろうか。小気味良い裏工作、なかなか面白かった。表面上の戦いよりも、水面下での情報戦のほうが大事なんですね~。どんでん返しも結構良かった。とてもよく出来てる。ダスティンホフマン、ジーンハックマン、ジョンキューザック、レイチェルワイズ、みんないい演技してて見ごたえあった~。 【アンソニー】さん 8点(2004-07-23 01:10:39) |
6.グリシャムらしい先の読めない展開に、キューザック達がどっちに転ぶか分からない危うさに全く目が離せない上に、ラストに至るまでのストーリー展開と…脚本の素晴らしさと同時に脚本の強さが感じられる作品。しかも「銃」という社会性のあるメッセージをこめる事により、一介のサスペンスとは違う味を出している。社会性を押し出さずにサスペンスの本分を失わないバランスの良さも好印象。ホフマンは出番はそれほど多くなかったけど、買収行為に走らずに苦悩しながらも自分の正義を信じ、いつか絶対に勝つと信じる熱血的な弁護士役が良かった。 |
5.《ネタバレ》 原作が好きで観に行きました。原作は「タバコ裁判」に対して映画では「銃」でした。 原作では、ニコラスイースターが結構色々と工作を行ったりする場面があるのですが 2時間で収めるにはやはり難しいのかなと思いました。 その辺りが少し伏線不足という感はありましたが、全体的によくまとまったよい映画でした。 【chacha】さん 8点(2004-06-07 12:58:05) |
4.《ネタバレ》 面白かった。とにかく始めからテンポが良く、スムーズに話しに入り込める。自分はいつも導入部である程度の良し悪しを決めてしまうので「ツカミはok」。全体的には、もう少しホフマンが目立つ脚本でも良かったのではないかな。せっかくのハックマンがこの程度で終わってしまったような気がしないでもない。この二人の対決を期待していただけに、トイレでのぶつかり合いだけなのはもったいない。この二人のおかげでキューザックは儲けたなあ。 |
3.展開が早くて、少し体調の悪い日には見れないかと思うが、楽しく観れた。ただ、主要人物の描写の割には、その他大勢さんの描写が置き去りにされている印象がある。だから「キミ誰?」って思う人物が突然現れた気がした。本題とは反れるが、ジョン・キューザックはイングランド・プレミアリーグ、ポーツマス所属のエヤル・ベルコビッチに似ていると思うのは私だけだろうか?と他の人のレビューが見事なのでこうしてお茶を濁します。 【クルイベル】さん 8点(2004-02-16 10:43:56) |
2.《ネタバレ》 渋い見せ所多数の、大人向け高級サスペンスです。ハイテク機器の駆使や侵入・脅迫の場面など、分かりやすい盛り上がりもありますが、それ以上に、いろんな登場人物の間で展開される心理戦の迫力が良いです。ハックマンとホフマンの演技は共に絶好調で、各々それぞれのキャリアにおいて優に代表的一角を占めるべきレベルのものに達していますが(トイレの対決シーンはまさに白眉)、その2人を向こうに回して、敵か味方か分からない謎の男女を的確に表現し、大物2人にも負けない迫力で火花を散らしてみせたキューザックとレイチェルも素晴らしい。 【Olias】さん [映画館(字幕)] 8点(2004-02-15 22:52:28) |
1.原作を中途まで読んだ時点と読破後の二回見ました。作品の優れた娯楽性のためか「12人の怒れる男」と比較することに反感を覚える方もいらっしゃるようですが私は10点をつけた「12人の…」からの減点方式で点数をつけます。同じ陪審員もので刑事訴訟を扱っている「12人の…」に対して民事訴訟を扱っているこの作品は原作では対煙草メーカー訴訟を描いています。対煙草メーカー訴訟は目下全米の多数の州で係争中で、制作者は映画が持つ影響力を勘案して被告企業を銃メーカーに替えたようです。対銃メーカー訴訟なら現実には引き受ける弁護士さえいません。この事実だけからもわかるように民事法廷の映画化は非常に困難です。また特殊な民事訴訟を除いて作品中の法廷でのやりとりや陪審員の審議過程での法的整合性を確立することは不可能で、この映画でその点に知的な関心を寄せる方はがっかりされることと思いますが、製作者の良心を評価に加味してこの点では私は一点しか減点しません。でももう一つ、謎の二人組が悪徳陪審員コンサルタントにいどむ動機が原作では金で正義を買う風潮に水を差すため、しかも合法的な行動を常習的に取っているのに映画では個人的な動機と一人が陪審員に選ばれた僥倖を利用した非合法手段にすり替わっていて、この点は被告企業の業種を替えても変える必要はなく、原作のままのほうが真面目な作品になったと思うのでさらに1点減点しました。陪審員(裁判員)制が近い将来日本で導入されるのでアメリカの法廷物の映画から学ぶことが多くあると思います。裁判員は学歴や職業と関係なく抽選で選ばれるので多くの人を教育価値のある映画に引き付けるためには娯楽性も不可欠です。弁護士資格を持つ現作者にもっとこういった小説を書いて欲しいと思いますし、ハリウッドも豪華キャストを配しながらのアカデミー賞ノミネートゼロや全米での低評価にめげずに民事訴訟版「12人の怒れる男女」を作る努力を続けてほしいと思います。(実は私、数年前に米国で顔見知りが未成年時に殺人を犯したことのある男に射殺され、その件で米人弁護士に相談しました。遺族が銃メーカーや地方公共団体を訴えることは絶対に無理だそうです。) 【かわまり】さん 8点(2004-01-22 14:09:03) (良:2票) |