ミラノの奇蹟の投票された口コミです。

ミラノの奇蹟

[ミラノノキセキ]
Miracolo a Milano
1951年上映時間:100分
平均点:6.75 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
公開開始日(1952-11-01)
ドラマファンタジーモノクロ映画小説の映画化
新規登録(2003-12-07)【オオカミ】さん
タイトル情報更新(2024-07-27)【にじばぶ】さん
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監督ヴィットリオ・デ・シーカ
キャストフランチェスコ・ゴリザーノ(男優)トト
エンマ・グラマティカ(女優)ロロッタ婆さん
パオロ・ストッパ(男優)ラッピ
原作チェザーレ・ザヴァッティーニ
脚本チェザーレ・ザヴァッティーニ
ヴィットリオ・デ・シーカ
音楽アレッサンドロ・チコニーニ
製作ヴィットリオ・デ・シーカ
配給イタリフィルム
松竹
あらすじ
キャベツ畑に捨てられた赤ん坊は、心優しい老婆に育てられ、素直で善良な青年になった。住んでいる土地に石油が出たことで彼をとりまく環境が一変し、彼の前に奇跡が起こるのだが・・・。人間性の本質を鋭く風刺した傑作です。
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1.《ネタバレ》 キャベツ畑でお婆さんに拾われたトト。↓【オオカミ】さんの仰るように、本当にコウノトリが運んできて、一番愛されそうな人に拾われるよう、天の采配があったような設定ですね。トトは心根が優しく、お婆さんに託された幸運の白い鳩を使って、バラック住まいの人の願いをどんどん叶えていく。みんなバラック住まいでお金がないのはわかるけれど、立ち退きの危機に瀕しているというのに、個人個人の欲のための要求をする姿を見ているのは、とても辛かったですね。トト自体は、一人ひとりの願いをかなえてあげたくて、喜んでもらいたくて、ただひたすら願いを叶えてあげている。バラックの家に入らない、どでかい衣装タンスやシャンデリアをもらい、貴族もビックリというくらいのドレスを身にまとう……そういう一つひとつの物質が、彼ら個人にとっての“幸せの象徴”だったのかもしれませんが、ちょっと哀しくなってしまうのです。また、黒人男性と白人女性のカップルはそれぞれ、黒人→白人、白人→黒人へと変えてもらいます。トトが想いを寄せる少女は、やっと気持ちがほぐれて靴をねだりますが、片方しかもらえません。なんか、ちょっとチグハグなんですね。虚しいというか。そうそう、話は前後しますが、バラックの街が作られたばかりの頃、トトが少女に水をかけられて彼女が怒られるシーンがありましたよね。そこでトトが自分から水をかぶり「水をかぶるのが好きなんです」と言います。そこで感動したのですが、その後少女が感謝の気持ちに、もう一度トトに水をかけるのです。水は遠い水くみ場まで行かなくては手に入らない貴重品なのに、それをかけることは最大の感謝の現れなんでしょう。しかし、トトは水をかぶるのが好きなんじゃなくって、彼女が怒られないようにしてあげたかっただけ。あああ、チグハグなんですよぉーー。なんだかやりきれなくなってしまいますね。最後、結局バラックは追われてしまいますが、どこか幸せな場所に移動できると信じたいのですが……どうも、そう簡単に幸せにはさせてくれないような……そんな気がしてしょうがないのです。
元みかんさん 7点(2004-02-12 12:03:09)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 6.75点
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100.00%
200.00%
300.00%
4112.50%
5112.50%
600.00%
7337.50%
8337.50%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review2人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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