5.ジュネーブ条約ってのがそもそも変なものだと思うべきで、それは戦争ってものの「変」につながっている。将校は労役につかせてはいけない、なんて格差にこそ戦争の本質があるんじゃないか。『戦争にかける橋』も、けっこうそこにこだわってたし、欧米人にとっては日本の野蛮のポイントだったらしい。そしてそのしわ寄せが一般兵士に行っちゃう図式。自首してきたクリスチャンの好青年を裁かねばならなくなる不条理。ただ図式がきれいに浮かびすぎたきらいはありました。イケウチのふてぶてしさこそが、あちらの人が見る日本人の典型なんでしょう。やはり切腹は出ちゃいました。怨みつらみを述べずに従容と死についていく、あれも分かりやすい日本人の姿。うねりに欠けた作品だし、分かりやすく簡単に整理しすぎちゃった気もするが、理解しようとする姿勢は認めます。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-09-16 09:20:08) |
4.深夜放送がきっかけでビデオを見ました。戦争(後)映画としてはかなり良く出来ていると思います。豪の製作だけど、自国側だけの視点ではなく、日本人の反戦論者の心理描写もよくわかり道徳心くすぐられました。なのに知名度が低いのが残念。八月にゴールデン枠で流すべき! 【1754】さん 8点(2003-05-31 02:08:11) |
3.日本人の描かれ方が西洋の映画には珍しく「いい人」「いやな人」の両方出てきた。 【しん】さん 5点(2002-01-17 01:33:25) |
2.オーストラリア人はあの戦争では完全な被害者のつもりらしい。でもさ、日本人捕虜を一番虐待したのも奴らなんだぜ!会田雄二著の「アーロン収容所」を見よ! 【ゴン】さん 1点(2001-05-02 19:39:27) |
1.探しまくって貸し出し待ちをして、ビデオを見ました。若かりし頃のラッセルクローを見たくて。結構日本人が出演していたので、あの頃から彼の日本テイストとの共演が始まったのだなと一人で納得していました。内容は、何とも言えません。どこの国も同じだからそういうものなんだろうけど、自国を守るというか・・やられたという被害者感が強く表れていた感じがしました。 【にゃん♪】さん 4点(2000-05-20 23:15:42) |