《改行表示》 11.最近初めてテレビシリーズを全編観たので、「特別篇」に続いてこの「映画」を観た。 まあ、テレビシリーズの終盤から感じてきたことだけれど、「謎」を引っ張るだけ引っ張っておいて、結局、悪魔的な要素で半ば強引に結論付けてしまうのはどうかと思う。 決してその要素自体が悪いのではなくて、シリーズ通して、「呪いにみせかけた殺人」や「犯人が仕掛けた意外なトリック」を主人公が見破っていくという主旨であるはずなのに、シリーズ全体のクライマックスでサイキックな精神闘争を見せられても納得できるはずがない。 主人公らのキャラクター性や、個別に見たストーリーは面白いのに、全体的なまとまりが激しく欠如している。製作サイドのあまりにいい加減で幼稚な“構想”が見えてくる。際どい部分ではあるが、こういうのは「ノリがいい」というのとは違うと思う。 ただ、中谷美紀はこのシリーズでかなりスキになった。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 1点(2006-02-02 19:23:55) (良:2票) |
10.テレビドラマの映画版ということは知っていたけれど、ここまでドラマを観ていない人を無視した映画を劇場に掛けたことに驚きます。転校生を遊び仲間に入れておきながら、ローカルルールを教えずに苛めるようなものだ。仮にドラマを観ていたとしてもこれはどうかと思うような印象だけど、観ていない自分は評価する部分がありません。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 0点(2010-11-21 11:35:40) (良:1票) |
9.《ネタバレ》 特別篇(スペシャル)は木戸の死ぬ間際の夢、そしてこの映画は柴田の夢という話(説?)をどこかで聞いて、また違った印象を受けました。だからこんなに脈絡ないのか…? そして、ひょっとしたら、これはドラマが終わって残念に思うファンが見た夢なのかもしれないとも思う。柴田はあの最終回の後も健在で、真山との漫才も相変わらずで… やがて時間が進むにつれ整合性は失われ、観念的なものになっていき、それでも柴田と真山の幸せそうな?姿を見ながら夢は終わる。映画館の電気がつき朝が来る。あの最終回が放送された夜、興奮と虚脱感と期待に似た想像が渦巻く中で、床についたファンが見た夢は、こんなだったかもしれません。ちょっと高めの点。 【デルモゾールG軟膏】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-01-15 23:50:34) (良:1票) |
8.TVドラマシリーズからのファンなのですが、それでも後半は理解不能なところがあるので(特に人物の生死について)、TVドラマ未見の方は訳わからないでしょうね。ケイゾクの話は朝倉の事件が根幹なのだけれども、私はTVドラマの時から一話完結の方が好きで最後の方の朝倉ネタはちょっと長いなと思っていたので、映画は朝倉関連ではない方が良かったですね。まして映画となるとTVドラマを観てない方もいるのですから。ケイゾクの面白さは人間の暗部が起こす事件を、純粋で抜けているけど天才的な頭脳を持つ柴田と、いい加減で脱力気味だけど芯の通った真山のコンビが解決するところにあります。でも朝倉は少しぶっ飛び過ぎているんですよね。ですからやはり新たな七海の事件だけで映画にして欲しかったです。それでもやはりTV版よりも力が入っていますし、狙い過ぎの印象もありますが凝った映像美は斬新であり面白さがあります。それに柴田と真山の夫婦漫才は健在でしたし、中谷美紀さんも渡部篤郎さんも好きなので、二人とあのキャラクターに点数を上乗せします。 【ミスター・グレイ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-02-03 10:57:21) (良:1票) |
7.安易なTVドラマの映画化の果てに生まれた空前絶後の大愚作。連続ドラマとその後のスペシャル版を観てないと分からない内容らしいが、そんなのを金取って公開するなよ。小説版も読んでみたけどこれがまたよく分からない代物。これを読んだ後だと、この映画ばかり責めるのは少し酷な気もしてきた。でも本当に圧倒的につまらなかったので0点! 【とかげ12号】さん [ビデオ(吹替)] 0点(2005-11-03 16:15:46) (良:1票) |
|
6.殺人事件発生と柴田&真山コンビの謎解きパートまでは面白い。しかし終盤の30分、霧が出てきて非現実空間状態になってからがはっきり言って蛇足です。良くも悪くもちゃんと完結したテレビシリーズの続編を作ろうということ自体がムチャなことなのかもしれませんが・・・。 【ライヒマン】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2005-04-26 21:16:59) (良:1票) |
5.嫌いではないですねー。レンタルで見るなら損はないでしょう。ただ、柴田と真山は何回殺す気でしょうか?TV、スペシャルとの継続(ケイゾク)性は薄いのでそれを覚悟して短編としてみた方が整然とするでしょう。ということは最後の30分、朝倉編は蛇足?でも締めくくりは安心できたいいものになつている感じました。短編ものとして続編は期待してます。柴田は美紀ちゃんでないとやだけど。 【maxむら】さん 7点(2004-03-24 16:57:22) (良:1票) |
4.うん。映画館はとてもきれいで見やすかった記憶があるし、館内で食べたポップコーンおいしかったなぁ。え、ケイゾクの話ですか?すいませんノーコメントでお願いします。いや、やばいって。まじで。 【なったん】さん 0点(2003-12-07 02:21:08) (笑:1票) |
3.テレビであれだけおもしろかっただけにこの終わらせ方には納得がいかない。テレビの最終回で終わりにしとけばよかったのになと思う。浅倉がどんどんリアリティーがなくなるにつれておもしろさが失われていると思う。 【ボーボボ】さん 4点(2003-09-20 11:32:26) (良:1票) |
2.あの自分に酔っているとしか思えないセリフ・カメラワーク・演出、堤幸彦が嫌いってことを再認識しました。 【よっふぃ~】さん 1点(2003-02-24 13:03:18) (良:1票) |
1.ケイゾクのディープなファンからは評価の高い「/映画」ですが、そういう意味では私はライトなファンなのかな、と思ってしまいました。「ケイゾク/シーズン壱」の後半のような見せ場があればよかったのに。青暗い電灯の下の、弐課での真山さんと柴田が見たかったです。映画のみを見て「ケイゾクはダメだ」と思っていらっしゃる方は、ドラマの方をご覧下さいね。ケイゾクの面白さは、連続ドラマにありき。 【祥之上】さん 7点(2002-04-17 20:58:48) (良:1票) |