9.実験的な手法で最初は大変興味深かったし、映画は何かを象徴しているのだなと感じつつ見ていたが、終盤に近づくにつれだんだん嫌気がさしてきた。そしてあのラスト、大変後味悪いものになってしまった。そういえば、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」も救いようのないラストだったことを思い出してしまった。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-07-05 21:50:08) |
8.まっすぐ素直な目線で鑑賞すると、観た後どーーーんと落ち込む映画。もう観たくない。 【ふぉんだ】さん [DVD(吹替)] 5点(2006-04-15 15:48:26) |
7.う~ん正直、一見の価値はあるけどもう一回観る必要は感じないだろうな~。この映画のテーマはそれほど新奇なものでは無いし、表現方法も特段独創的では無い気がする。“ドッグヴィル”は人間世界を象徴的にミニチュアライズしたもので、そこを外界から訪れるグレースとギャングのパパは超然とした存在のメタファーだと思う。グレースを“天使(善)”と言ってもいいし、パパを“サタン(悪)”と言ってもいいが、映画の中で親子として描かれるようにそれは表裏一体なのだ。そして村の中で唯一、神(あるいは悪魔)と村人(人間)の間を取り持とうと画策するトムは、人間でありながら自分は人間を超越していると考え、人々をコントロールしたがるタイプの人間(権力者、 聖職者、学者、映画監督 etc.)のメタファーの様に見える。これは寓話としては使い古されたネタだ。これを今やるなら、もっと現代的な舞台(例えば映画撮影現場やNGOとか)でやったほうが芸術としての意味もあると思うのだけど。 【トマシーノ】さん [地上波(字幕)] 5点(2006-01-14 16:47:33) |
6.俺様、何様、ラース・フォン・トリアー様節、絶好調。でもヤダ。 【mimi】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-09-27 01:53:08) (良:1票) |
5.この設定のままミュージカル風にしたら意外と面白いかも? 【paraben】さん 5点(2005-03-10 12:32:01) |
4.最近観た映画では、もっとも観る前に観るかどうかを迷った映画。しかし、感想としては、良い意味で拍子抜け、悪い意味で飽きがこなかった。大傑作か超駄作か、針がどちらに振れるにせよ、自分の映画史に残る作品になるかと思いきや、結果としては可もなく不可もなく、針は中央で止まったまま。三時間という長時間、飽きることなく観られてガッカリした反面、三時間の間、物語の深さに感じ入ることなく拍子抜けてホッとした。エンドロールが流れてきたときには、つつがなく三時間が終わった安堵感と、映画的マゾっ気を満足させてくれなかった不満が、同時に押し寄せてくるという不思議な心持ちになった。問題作でも衝撃作でもなく、かと言って失敗作ではなく、普通の映画。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-03-03 02:00:10) |
3.人間の醜い部分を見せたいがためだけに作られた映画。そんなの映画にしなくていいから。長すぎだし。 【太郎】さん 5点(2004-10-14 15:13:15) |
2.美女ゆえに村のアイドルとなり、果ては性的対象にされてしまうグレース。圧倒的な美貌ゆえに変態トリアー監督の悪趣味作品に指名されたニコール。あ~ブスに産まれて良かった! 【Bebe】さん 5点(2004-09-13 20:06:05) (良:1票) |
1.作品としての面白さ斬新さにおいては7点くらいだと思うが、トリアー監督作品として見るには3点。間を取って5点。 前作の「ダンサ~」くらい気持ちを落として欲しかった・・・憤りと同時に押し寄せる感動(?)が欲しかった。 今回くらいだと小学生の虐めみたいで(現実の小学校でこんなことあるということではなく)なんとなく、気分的に落ちなかった。だって、エロおやじだって意地悪ばばあだってヒステリック主婦だって妄想エロガキだってみんなその辺にいそうだし。 「人間って残酷ねぇ・・・」と思わせる程度に落とすのなら、いっそのことくそ明るい感動作を作ってもらった方が、潔いと思う。グレースもただのかわいそうな人、ってだけ。 ラストも、そりゃあれぐらいやられたらやり返すだろうな、という程度にしか思えなかった・・・・ ただ最初にも言ったとおり、トリアー監督の作品として期待しなければ面白いと思う。 【横隔膜】さん 5点(2004-03-30 03:47:43) |